プレスリリース
ソフォス、ファイアウォール製品群を拡充し、チャネルパートナーの市場機会を拡大するエンタープライズグレードの新アプライアンス製品を発表
2022年3月8日
<<報道資料>>
ソフォス株式会社
ソフォス、ファイアウォール製品群を拡充し、チャネルパートナーの市場機会を拡大するエンタープライズグレードの新アプライアンス製品を発表
〜企業や大学などの大規模な環境で卓越した性能および保護機能を発揮する新しいXGS 7500/8500モデル〜
Cybersecurity-as-a-Serviceを開発・提供するグローバルリーダー企業のソフォス(日本法人:ソフォス株式会社(東京都港区 代表取締役 中西 智行)は本日、新たに2つのエンタープライズグレードのXGSシリーズアプライアンスをリリースし、次世代ファイアウォール製品群を拡充したことを発表しました。新しいXGS 7500および8500モデルは、企業や大学などの大規模な環境において卓越した性能および保護機能を発揮し、チャネルパートナーの市場機会を拡大します。
ソフォスのネットワークセキュリティ製品管理担当バイスプレジデントであるDaniel Coleは、次のように述べています。「今日の厳しい経済状況の中で、大企業は何万人ものユーザーをサポートしながら、複雑なサイバー脅威から保護し、ITインフラへの投資に対する明確な収益を実証しなければならなくなっています。ソフォスは、この新しい高性能アプライアンスを市場に投入することで、エンタープライズファイアウォール市場における競争力を高め、トラフィックを保護する価格(メガビット/秒(Mbps)で換算)が業界最高水準になることを目指します。企業が成長しインフラのニーズが拡大するときには、ネットワーク性能、信頼性、セキュリティが重視されますが、大規模で要件の厳しい環境では、セキュリティ面で妥協が生じることも多くあります。しかし、これらのソフォスのプラットフォームは、セキュリティ面で一切妥協することなく、組織の成長と拡大を可能にします。従業員1人のブランチオフィスから最も複雑な環境の管理に対応し、分散型の企業をサポートして、数万人規模のユーザーを保護する新たな機会をチャネルパートナーに創出します」
新しいXGS 7500および8500モデルは、業界最高水準のモジュール設計接続、拡張性に優れるSD-WAN機能、トラフィックとアプリケーションの高速化、高性能TLS(Transport Layer Security)インスペクション、脅威の保護機能、エンタープライズクラスの高可用性と冗長性機能を提供します。これらのモデルは、高性能なXstreamフロープロセッサとエンタープライズグレードのアクセラレーションを備えたCPUを搭載しており、同水準他社製品の平均より約50%高速なスループットを実現します。
・最大190Gbpsのファイアウォールスループット
・最大141GbpsのIPsec仮想プライベートネットワーク(VPN)スループット
・最大93Gbpsの侵入防御システム(IPS)スループット
・最大76Gbpsの次世代ファイアウォール(NGFW)スループット
・最大34Gbpsの脅威保護機能スループット
・最大24GbpsのXstream SSL(Secure Sockets Layer)およびTLSインスペクション
・最大同時接続数5800万をサポート
・毎秒最大170万の新規接続をサポート
●その他の特長:
・IPsec VPN使用時のエネルギー効率が業界平均の最大2倍
・最大100Gbpsの高速通信が可能なQSFP28ポートを2基搭載
・大容量で高速なRAM(ランダムアクセスメモリ)とNVMe(不揮発性メモリエクスプレス)ソリッドステートドライブにより、互換性とストレージを強化
・ソフォス独自のプログラマブルなXstreamアーキテクチャにより、卓越した水準の保護機能、パフォーマンス、可視化を実現
- インテリジェントなTLSインスペクションにより、業界最高クラスのパフォーマンス、
柔軟性、すべての暗号化トラフィックの透過性を保証
- ディープパケットインスペクション(DPI)エンジンにより、アンチウイルス、IPS、 Web、アプリコントロール、TLSインスペクションの脅威対策を単一のストリーミング
エンジンで実現
- ネットワークFastPathテクノロジーにより、信頼できるトラフィックの処理をワイヤ
スピードで自動的かつポリシーベースでインテリジェントにオフロード可能
Sophos Firewallは、ソフォスのSASE戦略の重要な柱になっており、単一の管理画面でSophos ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)と統合され、従来のリモートアクセスVPNと比較して、より簡潔で、拡張性と安全性に優れるソリューションを提供します。
また、このネットワークソリューションは、ソフォスの適応型サイバーセキュリティエコシステムの一部になっています。このエコシステムは、ソフォスのランサムウェア対策のためのエンドポイントソリューションと、ソフォス製品、サービス、Sophos X-Ops脅威インテリジェンスの全てのポートフォリオを統合し、豊富なコンテキスト情報に基づく、迅速で連携型の検出、保護、応答を実現します。
●提供開始時期について
Sophos Firewallは、ソフォスパートナーのグローバルチャネルおよびマネージドサービスプロバイダー(MSP)を通じて今すぐに購入いただきます。Sophos Firewallは、他の製品と一緒にクラウドネイティブのSophos Centralプラットフォームで簡単に管理でき、直感的な単一インターフェースでインストールの監視、アラートへの対応、ライセンスと更新日の追跡を行うことができます。
また、パートナーは、顧客がすでに導入しているエンドポイント、ネットワーク、ファイアウォール、サーバー、クラウド、アイデンティティ、メールなどのセキュリティテクノロジーのテレメトリを統合し、環境全体で脅威を検出して対応する包括的なサービスであるSophos MDR(Managed Detection and Response)を活用できます。ソフォスのMDRサービスは、現在15,000以上の組織によって利用されています。MDRは、業界初となるサードパーティとの統合機能と、インシデント対応費用を最大で100万ドルまで保証するSophos Breach Protection Warranty(ソフォスのMSPとリセラーパートナーネットワークを通じて提供)によって、24時間365日体制で脅威ハンティングを行い、迅速に対応します。
●パートナーの評価
Communications Consulting, Inc.の社長であるBrooks Roy氏は、次のように述べています。「これらの新しいモデルは圧倒的なスピードを誇ります。すでにXGS7500を導入した顧客がいますが、当社はその実力を目の当たりにしています。従来モデルよりも格段に高速化されたことで、エンタープライズ企業が求めるQSFPの速度を実現し、ハイエンド市場での競争力を高めることが可能になりました」
Ingram Micro社のサイバーセキュリティおよびデータセンター担当のシニアマネージャーでCoEリーダーであるAlessandro Amadori氏は、次のように述べています。「ソフォスは長年にわたりSMB市場を牽引してきましたが、新しいファイアウォールモデルを市場に投入したことで、大企業向けの市場でもリーダーであることを証明しました。当社は、これらの新モデルを早くから取り入れた数少ないグローバルパートナーの1社であり、唯一のディストリビューターでもあります。特にIPSと復号化機能は非常に優れており、これらのモデルに内蔵されているCPUとソフォス独自のXstreamフロープロセッサが提供するパフォーマンスは圧倒的です」
Bechtle IT-Systemhaus Dortmund社のITセキュリティチームの主任であるLars Kr?llken氏は、次のように述べています。「アーリーアクセスプログラムでXGS 7500を利用したことで、これらのモデルが、大規模環境で求められるスループットを備えていることが分かりました。これまで他のベンダー製品に頼らざるを得なかった大規模なプロジェクトでも、ソフォス製品を利用できるようになりました。対応できる市場全体が広がることで、これまで主力としてきたSMBや中堅組織市場以外にも、収益を上げる新たな機会を追求できるようになり、両社の関係をさらに発展させることが可能になります」
●詳細情報
・Sophos Firewallと新しいXGS 7500および8500モデル
http://sophos.com/compare-xgs
・Sophos MDRとSophos Breach Protection Warranty
https://news.sophos.com/ja-jp/2022/11/30/introducing-the-sophos-breach-protection-warranty-jp/
・ソフォス、デスクトップ型ファイアウォールモデルで5G対応を発表
https://news.sophos.com/ja-jp/2023/02/16/sophos-introduces-5g-support-for-desktop-firewalls-jp/
・Sophos ZTNA as a service
https://news.sophos.com/ja-jp/2023/01/18/sophos-ztna-as-a-service-is-now-available-jp/
・ソフォス脅威レポート2023年版では、サイバーセキュリティに影響を与える可能性のある脅威と傾向について解説しています。
https://www.sophos.com/ja-jp/content/security-threat-report
・Sophos X-Opsのブログ(https://news.sophos.com/ja-jp/category/threat-research/)をサブスクライブし、Sophos X-Opsと画期的な脅威リサーチ(https://www.sophos.com/ja-jp/x-ops)の詳細をチェックしてください。
・攻撃者のネットワークでの滞留時間や、戦術、手法、手順(TTP)に関する詳細については、ソフォスの「アクティブアドバーサリープレイブック2022」を参照してください。
https://news.sophos.com/ja-jp/2022/06/07/active-adversary-playbook-2022-jp/#:~:text=Sophos'%20incident%20analysis%20shows%20that,two%20days%20(1.84%20days).
・ランサムウェアの世界的な拡散状況とその影響については、「ランサムウェアの現状2022年版」を参照してください。
https://www.sophos.com/ja-jp/content/state-of-ransomware
・名前別にランサムウェアの詳細を確認できるランサムウェア脅威インテリジェンスセンター
https://news.sophos.com/ja-jp/2022/03/17/the-ransomware-threat-intelligence-center-jp/
●ソフォスについて
ソフォスは、組織をサイバー攻撃から守るDetection and Response (MDR) サービスやインシデント・レスポンス・サービスのほか、幅広いエンドポイント、ネットワーク、電子メール、およびクラウドのセキュリティ技術群を含む高度なサイバーセキュリティ・ソリューションを開発・提供する世界的なリーダーです。ソフォスは、サイバーセキュリティに特化した最大級のプロバイダーとして、全世界で50万以上の組織と1億人以上のユーザーを、アクティブアドバーサリ、ランサムウェア、フィッシング、マルウェアなどから保護しています。ソフォスのサービスと製品は、クラウドベースの管理コンソールSophos Centralに接続され、3つのサイバーセキュリティ専門家チームから構成される脅威インテリジェンス組織であるSophos X-Opsの支援を受けています。Sophos X-Opsのインテリジェンスは、ソフォスの適応型サイバーセキュリティエコシステムのあらゆる場所で最適な形で活用できます。このエコシステムには一元的なデータレイクが含まれ、顧客、パートナー、開発者、他のサイバーセキュリティおよび情報テクノロジーベンダーは豊富なオープンAPIセットを活用して、このデータレイクにアクセスできます。ソフォスは、フルマネージドのターンキーセキュリティソリューションを必要としている組織にサービスとしてのサイバーセキュリティを提供しています。企業や組織は、ソフォスのセキュリティオペレーションプラットフォームを使用して直接サイバーセキュリティを管理することも、脅威の検出や修復についてもソフォスのサービスを利用して社内チームの能力を補完するハイブリッドなアプローチを採用することもできます。ソフォスは、世界各国のリセラーパートナーやMSP(マネージドサービスプロバイダー)から製品およびサービスを販売しています。ソフォスの本社は英国オックスフォードにあります。詳細についてはwww.sophos.com(日本語サイト:https://www.sophos.com/ja-jp.aspx)をご覧ください。
●報道関係のお問合せ先
ソフォス株式会社広報事務局
Tel: 03-6454-6930
Email: sophos@ambilogue.com
以上