プレスリリース

ローマ、2022年12月22日 - ITAエアウェイズ（イタリア・トラスポルト・アヱレオ・エス・ピー・エイ）は、ノルウェーの気候テック企業CHOOOSEと提携し、環境と社会の両方に恩恵をもたらす認定カーボンオフセットプロジェクトと持続可能な航空燃料（SAF）導入の促進を支援することにより、フライトによるCO2排出量を計算し対処する機能を乗客に提供しています。

この提携の第一歩として、ITAエアウェイズのカーボンプログラムは、フライトに関連するCO2排出量に関するインサイトを旅行者に提供し、フライトによる影響に対処することをサポートします。

Ita-airways.chooose.todayにアクセスすると、ITAエアウェイズの顧客はSAFの使用と認定カーボンオフセットプロジェクトを支援することができます。

SAFはより持続可能な材料（原料）から作られ、化石由来のジェット燃料と比較して最大80%の排出量を削減することができます。SAFを普及させることで、航空機からの排出量を大幅に削減することができます。現在、SAFは従来のジェット燃料よりもはるかに高価であるため、旅行者の協力によって、この革新的な燃料の採用を加速させることができます。

ITAエアウェイズが業界の専門家と協力して選んだ気候変動プロジェクトは、VCS、ゴールドスタンダード、アメリカン・カーボン・レジストリ、クライメート・アクション・リザーブなど、信頼性が高く国際的に認められたさまざまな炭素認証基準によって認証されています。

「ITAエアウェイズは、2026年までに80%の新世代の航空機を導入し、130万トンのCO2排出量を削減するという航空機の更新を含む、CO2排出量削減計画に取り組んでいます。2050年のICAOのネットゼロ航空公約に完全に合致する、挑戦的な目標です。私たちは、このカーボンプログラムにおいてCHOOOSE社とパートナーシップを組めたことを誇りに思っています。」とITAエアウェイズのCEO兼ゼネラルディレクターであるファビオ・マリア・ラッツェリーニは語っています。

「私たちは、ITAエアウェイズと、航空旅行分野の脱炭素化に向けたこの一歩を踏み出すことができ、大変嬉しく思います。私たちは、すべてのお客様にサステナビリティの旅に参加していただくことを楽しみにしています」とCHOOOSEの共同設立者兼CEOであるアンドレアス・スレットヴォルは述べています。

サステナビリティは、ITAエアウェイズにとって重要なテーマです。同社は、効率的で革新的な航空会社であると同時に、ヨーロッパで最も環境に優しい航空会社になるという野望を抱いて設立されました。

サステナビリティに対するITAエアウェイズのビジョンとコミットメントは、サステナビリティ・マニフェストに完全に表現されており、地球と人々に対するITAエアウェイズの責任と、会社が価値を生み出すための方法を提示しています。

ITAエアウェイズについて
ITAエアウェイズは、イタリア経済財政省が全額出資する航空運送事業会社です。ITAエアウェイズは、効率的かつ革新的な航空会社の設立を目指し、イタリアに質の高い航空輸送サービスを提供するための基準点となるような航空会社を目指します。

ITAエアウェイズは、効率的かつ革新的な航空会社の設立を目指しており、イタリア国内はもちろん、観光や貿易を促進する国際的な目的地として、また、鉄道と航空の統合モビリティを活用した質の高い接続性を提供するための基準点となります。ITAエアウェイズは、最高の顧客サービスを戦略の中心に据え、（クラス最高の体験と個別サービスを保証するプロセスの強力なデジタル化を通じて）、環境（グリーンで技術的に進んだ新しい航空機、持続可能な燃料の使用）、社会（ジェンダーニュートラルな企業としての平等と融合）、ガバナンスにおける持続可能性と組み合わせることで、最高のサービスを実現します。
（サステナビリティを社内の戦略やプロセスに統合すること）の側面から取り組んでいます。ITAエアウェイズは、2021年10月現在、スカイチームアライアンスに加盟しています。