プレスリリース
東京都日野市にある「アトリエカフェR」にて展覧会「SECURITY×AI-ART」展(参加費無料)11月18日〜22日(会場14時〜19時)が開催される。
出版社クラブハウス(東京渋谷区、代表:河西保夫)からムックマガジン等を刊行するアーチストの増山麗奈(東京芸大出身の岡本太郎受賞画家、映画監督)が共同代表をする、AI共存芸術集団「Paramita(波羅密多)」とAIアートコンテスト実行委員会(代表:谷口宝 東京大学工学部)の共催事業。
クラブハウスは、増山氏と連携して刊行した、「猫のように生きる」「WISH」などのアートムックなどを販売し展示会に協賛している。
Paramita(波羅密多) https://ai-arts.net/
Aiアートコンテスト https://sugar.cf/
展覧会では、セキュリティをテーマとした作品のほか、AIアートコンテストの審査員であるParamita(波羅密多)共同代表の源光士郎(武楽座代表)、増山麗奈の二人の作品、50点の平面・立体・インスタレーション・映像作品が展示される。
注目は、AIが作成したユニークな世界観のベースに源氏、増山氏が加筆した、機械と人間の合作絵画の展示。国際的な演目が多い、源氏末裔の「サムライ芸術家」源氏が、本年11月5日にIHIステージアラウンド東京で上演され注目された、ダンテを能で演じた武楽座「神曲 修羅六道」(イタリア大使館、TBS後援、文化庁芸術祭参加作品)のAIコラボ関連作品群だ。
史上初360度回転舞台での舞台美術シリーズも3D映像として体験できる。Paramitaが描く“侍がディストピアをユートピアに変え世界を旅する”世界観は彼ら自身の姿のようだ。
源氏は、12月にサウジアラビアで演武披露が予定。2023年3月にはドバイ国際アート展にも出品が決定。広く世界から注目を集めている。
共催のAIアートコンテスト実行委員会では、現在12月31日までの締め切りで作品を公募しているが、本展覧会では、人工知能を活用した動画制作、画像製作、メタバースギャラリーの活用方法などのレクチャーも企画している。
「人工知能によって人の仕事が失われるという懸念を語られることもありますが、私たちは、AIを良き仲間として受け入れ、人類と相互発展してゆく未来の創造を望んでおります」(源氏)
Paramita(波羅密多)の特徴は、人工知能が生成した画像に、日本古来の一貫張り手法などを用い、人間の手を加えることだ。
「AIが人類のビッグデータから集約してきて電脳空間に拡げるイメージに、人にしかできない「既存のイメージを歪形する能力」(ガストン・バシュラール)としての「想像力」を駆使して、人のアーティストの手で加工し、物質化することが鍵になると考えています」(批評家・原純一/波羅密多メンバー)
今回の作品はリアル会場と併設した、メタバース上のギャラリーでも展示される。増山氏は人工知能アートをベースに、子どもたちと理想のまちづくりをイメージして描いた作品「小田原の未来」を展示する。
「人工知能で描いた絵は綺麗だけどどこか無機質。そこに人間ならではアイデアや知恵を含めて、理想の未来を描くと子どもたちの想像力がどんどん膨らみます。こういう時間が近い将来生まれるというAIの豊かな心を育むのでは」(増山氏)
日本社会や文化の発展のために、AI技術をどう取り入れていくのか。 本展を通じぜひ考えてほしい。
●参加アーティスト
谷口宝(AIアートコンテスト実行委員代表、東京大学工学部計数工学科)
源光士郎(AIアートコンテスト審査員/武楽座)
増山麗奈(AIアートコンテスト審査員/映画監督)
原純一(AIアートコンテスト審査員/Just In Time Reading代表)
お問い合わせ
「アトリエカフェR」「SECURITY×AI-ART」展
11月18日〜22日、会場14時〜19時(参加費無料)
AIアートコンテスト実行委員会
住所 東京都日野市南平7-2-17
電話 070-8980-2358
https://ai-arts.net/