プレスリリース
NPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)は、「SIG-AUDIO #18 オンラインセミナー サウンド効果音」を2022年11月25日(金)に無料開催いたします。
ゲームオーディオはサウンドデザイナー、コンポーザー、オーディオプログラマーなど複数の役職から構成される学際的なパートで、ゲーム開発の中でも独特なコミュニティを形成しています。こうした中、今回はサウンドデザイナーを対象に、「フィールドレコーディング」と「フォーリー※」に関するセミナーを開催します。専門性が高く情報が少ない本分野で、今回のセミナーは豊富な経験に裏付けされた、実践的なノウハウが共有される、貴重な機会となります。ゲーム開発者に限らず、本テーマに関心のある方であれば、どなたでも参加を歓迎いたします。
※フォーリー(Foley):さまざまな道具を駆使してシーンで必要な効果音を録音・制作する技法。足音/衣擦れなど人物動作音はもちろん、銃声/爆発/炎/風/水 など現実には収録困難な音も技と工夫で作り出すことができます。
記
催事名 SIG-AUDIO #18 オンラインセミナー サウンド効果音
主 催 特定非営利活動法人 国際ゲーム開発者協会日本(NPO法人 IGDA日本)
日 時 2022年11月25日(金) 19:00 - 21:00セミナー、21:00 - 22:30 交流会
会 場 オンライン(Zoomセミナー)
参加者は事前にZoomの最新版クライアントのインストールをお願いします。
参加費 無料
申込み https://sig-audio17.peatix.com/view
講師紹介
岡本 仁志 株式会社Studio10 サウンドデザイナー
約15年のインハウスクリエイターを経て、2017年にフリーランスのサウンドデザイナーとして独立。 SE制作やデータ実装をメインに行う。 2022年1月に法人化し、肩書が「代表取締役」となったものの、やることは特に変わらず日々サウンド制作に邁進中。
講演テーマ
さあ、マイクとレコーダーを手に外に飛び出してみよう!
講演内容
ゲームサウンド界隈では馴染みのなかった「フォーリー」という言葉。 しかし、現在は収録手法がWebで公開されたり、講演会でセッションが行われるなど、すっかり広まりました。 対して、環境音の収録については、あまり情報が共有されていない印象です。 本セッションでは、必要な機材、録音場所と注意事項、あれば便利なアイテムなどをまとめました。 本格的に野外録音を始めたいクリエイターの方が楽しめるようになっておりますので、気軽にご参加ください!
渡邊 雅文 フォーリーアーティスト
株式会社evance 代表取締役 四国の香川県に住みアニメ・ゲーム・ドラマのフォーリーを請け負っています。 参加作品履歴:https://note.com/nabeon/n/n8577d9b5501b
講演テーマ
アニメとゲームのフォーリーについて思うこと
講演内容
昨今、「フォーリー」という言葉が一般化する日が近いと思えるほどに認知が広まっていくのを見て嬉しく思います。 そんな中「ありとあらゆる音を作れる人」という印象もあるようですが、魔法使いではありません。 フォーリーにできること・できないこと・得意なこと・苦手なことを知っていただき、皆さんが自身でフォーリー制作するときや、 外注した際に効率のよいコミュニケーションが取れるようなお話をします。また、アニメ・ゲーム・ドラマのフォーリーの仕事を行なっている僕が思う「ゲームサウンド制作」についての考えも語ります。
■IGDAおよびIGDA 日本について
国際ゲーム開発者協会 ( http://www.igda.org/ )は1994年に設立され、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本部を置き、全世界で1万人超の登録会員を数える、ゲーム開発者個人を対象とした国際NPO団体です(カリフォルニア州法に基づくNPO法人)。日本支部は2002年に設立され、2012年12月にNPO法人に認定されました。ゲーム開発者間の情報共有とコミュニティ育成を通した社会貢献をミッションとし、さまざまな活動を行っています。
NPO 法人 IGDA 日本公式サイト http://www.igda.jp/
■SIG-AUDIOについて
SIG-AUDIOはIGDA日本のオーディオ専門部会として設立されました。ゲームオーディオに関わる”全て”の内容を扱う勉強会・情報交換会として、幅広いテーマと対象者に向けての活動を重ねて行きたいと考えています。ゲームサウンドに興味さえあれば参加可能ですので、皆さんの参加を心よりお待ちしております。
SIG-AUDIO公式サイト http://igdajaudio.blogspot.com/
以上
本リリースへの質問・問い合わせなどは info@igda.jp まで