プレスリリース

株式会社グローバルインフォメーション（所在地：神奈川県川崎市、代表者：小野悟、証券コード：東証スタンダード 4171）は、市場調査レポート「EaaS （Energy as a Service） の世界市場：種類別 （エネルギー供給サービス、運用・保守サービス、エネルギー効率化・最適化サービス）・エンドユーザー別 （商業、産業）・地域別の将来予測 （2027年まで）」（MarketsandMarkets）の販売を10月7日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1128166-energy-service-market-by-type-energy-supply.html

EaaS（サービスとしてのエネルギー）市場は、2022年の647億米ドルからCAGR10.3%で成長し、2027年には1056億米ドルに達すると予測されています。同市場の成長は、分散型エネルギー資源の増加、電力会社の新たな収益源に起因しています。また、再生可能エネルギーによる発電や蓄電のコストが低下し、エネルギー効率化技術の利用が増加していることも、近い将来、サービスとしてのエネルギーの需要を押し上げると考えられます。

COVID-19のEaaS市場への影響

COVID-19パンデミックの発生により、各国政府はウイルスの蔓延を防ぐために封鎖措置を取らざるを得なくなり、世界経済に悪影響を及ぼしました。また、COVID-19の影響により、より優れたリスク管理、より大きな備え、そしてレジリエンスの必要性が浮き彫りになりました。パンデミックは大きな破壊力を持ち、この分野に課題をもたらすと同時に、機会も生み出しました。Siemensなどのテクノロジー・ソリューション・プロバイダーは、特にベースメタル（銅、アルミ、鉄）、プラスチック、半導体、輸送サービスの分野で、多くのサプライチェーンの制約に直面しております。電力需要は、抑制策により欧州やインドで急速に減少しました。中国の電力需要は、2020年1月に封鎖により低下し、2月にはより強く下落しています（2019年2月比13％減）。そのため、電力需要の落ち込みは逆境的に市場に影響を与えました。

牽引要因：分散型エネルギー資源の増加

電力は主に大規模な発電所によって生成されています。これらの発電所は、電力会社や独立系発電事業者によって所有・運営されており、発電された電気は、送電線と配電線、変電所からなる国または州全体のグリッドに分配されます。分散型エネルギー資源（DER）の技術が向上し、コストが低下するにつれて、送電網は進化しています。電力網は、多くの小規模な分散型マイクログリッドで構成され、顧客は電力源をより自由にコントロールし、より高い信頼性を得ることができるようになります。

従来の電力網のあり方から一変し、太陽光パネル、熱電併給、燃料電池、バッテリーなどのDERの利用が増加しています。電力供給における二酸化炭素排出量削減への要求の高まり、低コスト技術の向上、顧客のニーズや期待に迅速に応えようとする姿勢が、分散型エネルギー源の利用を促進しています。

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当社は、2020年12月24日に東京証券取引所へ上場いたしました（東証スタンダード市場：4171）。