プレスリリース
株式会社がまかつとGAMAKATSU PTE LTDが共催する第43回G杯争奪全日本がま投(キス)選手権THE FINALが2022年10月3日(月)に石川県かほく市高松海岸にて開催された。
曇り時々晴れという穏やかな天候の中、午前6時半から予選を開始。A、B、Cの3エリアを巡りながら、シードと全国の予選大会を勝ち抜いた計22名の選手により各90分間の熱闘が繰り広げられた。朝のうちは曇りの影響もあってキスの食いが渋く、フグやメゴチ、イシガニなどの外道に悩ませられつつの展開だったが、陽が差すようになると6連、7連…と連掛けで釣り上げる選手も。穏やかな日が続いたためか、キスは岸寄りに接岸しているようで、2色〜1色程度の近距離でしかアタリが出ない状況だった。
釣ったキスの総尾数で勝敗が決まる予選を勝ち抜いたのは、前回の覇者である小島健治や原田祥太朗、鈴木剛、猪熊洋典、大前勝紀、大野正浩の6名の選手だった。グループ内で圧倒的な差をつけて勝ち抜いた選手もおり、数釣りというルールのもと選手の技術の差が如実に表れた形となった。
決勝は午後12時半に開始。やはり近距離でよくアタる状況は変わらず、試合時間の90分間に連掛けを何度も繰り返し、合計42尾を釣り上げた大野選手が最後の栄冠を見事に手にした。大野選手曰く、カギはポイント選びであり、すぐ目の前の浅瀬にできるサラシの下にキスの群れが潜んでいると考えたことが奏功したとのこと。また、キスの吸い込みを疎外しないような鈎のセレクトと、柔らかいナイロンハリスを使ったことも数を伸ばす秘訣だったようだ。
1位 大野正浩 42尾 260g
2位 小島健治 27尾 175g
3位 猪熊洋典 23尾 190g
※勝敗は釣ったキスの総尾数で決定
※同尾の場合は重量が優先