プレスリリース
2022年7月6日、フィリピン食品医薬品局(FDA: Food and Drug Administration)は「アセアン化粧品指令(ACD: ASEAN Cosmetic Directive)」の発表に準拠するための改正を発表しました。株式会社ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパン(以下「WWIP」 : 東京都港区)は、この改正に伴い、フィリピンでの最新の情報を用いた成分チェックサービスを2022年9月30日より開始いたしました。https://wwip.co.jp/news220930/
フィリピン食品医薬品局は、2022年5月10日〜11日に開催された第35回アセアン化粧品委員会(ACC: ASEAN Cosmetic Committee)会議での議論結果を踏まえ、フィリピンFDAの公式ホームページにおいて、ACDの更新と改正についてフィリピンが準拠することを発表しました。
アセアン化粧品委員会会議(ACC)とは、ASEAN諸国が加盟する会議で、年2回開催され、ACD Annexの改正を含む化粧品規制について議論されます。
この発表に伴い、フィリピン食品医薬品局はフィリピンの化粧品製造業者、貿易業者、販売業者、またはフィリピンに製品の輸入を検討する外国企業に対し、更新されたACDに沿った規制に準拠するよう通告しています。
今回のACDの更新と改正には、新たに3成分が追加されました。詳細は以下の通りです。
Annex II
4-[(tetrahydro-2H-pyran-2-yl)oxy]phenol (Deoxyarbutin, Tetrahydropyranyloxy Phenol) CAS No. 53936-56-4
対応猶予期間: 2023年5月11日まで
Annex III
Titanium Dioxide
対応猶予期間: 2024年5月11日まで
Annex VI
4-(3-ethoxy-4-hydroxyphenyl)butan-2-one Hydroxyethoxyphenyl Butanone CAS No. 569646-79-3
対応猶予期間: 即時適用
その他、公式の発表については、以下のURLをご参照ください(フィリピン食品医薬品局公式)。
https://www.fda.gov.ph/announcement-dissemination-of-the-updates-and-amendments-to-the-asean-cosmetic-directive-acd-as-adopted-during-the-35th-asean-cosmetic-committee-acc-meeting-and-its-related-meetings/
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