プレスリリース
株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「水産養殖の世界市場(2022年)」(The Business Research Company)の販売を9月27日より開始いたしました。
【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/tbrc1121565-aquaculture-global-market-report.html
水産養殖の市場規模は、2021年の335億8000万米ドルからCAGR11.3%で成長し、2022年に373億9000万米ドルとし、さらに2026年には503億8000万米ドルに達すると予測されています。
水産養殖市場は、事業体(組織、個人事業主、パートナーシップ)による、食糧や商業製品の供給源として利用される水産養殖製品の販売で構成されています。水産養殖とは、魚類、藻類、貝類などの水生生物を、管理された条件下で繁殖・育成・収穫する農業の一種です。水生生物は、タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂肪酸、必須微量栄養素の高い供給源となります。水産養殖市場は、生息地の回復や農業生産、絶滅危惧種の水族館化などに貢献しています。
養殖の主な魚種には、コイ、軟体動物、甲殻類、サバ、タイなどが挙げられます。鯉は、油の強い淡水魚で、成長速度が速く、耐性が高いため、商業目的で使用される重要な養殖種です。海水、淡水、汽水などさまざまな環境で、小売店、スーパーマーケットやハイパーマーケット、専門店、オンラインストアなどのチャネルを通じて流通しています。2021年の水産養殖市場では、アジア太平洋地域が最大地域となり、今後も急速に成長することが予測されます。
シーフードの需要の高まりは、今後の水産養殖市場の成長を後押ししています。シーフードとは、ロブスター、ムール貝、カニなど、淡水と海水、両方の生物を含む食用の水生動物のことを指します。水産物の需要の高まりは、魚の総供給量における養殖の重要性を高めています。例えば、フランスの政府間経済機関である経済協力開発機構(OECD)によると、生産される魚の90%は人間が消費しており、2029年までに16.3%増加すると予想されています。水産物の需要増が養殖市場の成長を牽引することになります。
技術の進歩は、水産養殖市場で人気を博している主な傾向です。水産養殖市場で事業を展開する主要企業は、自社の地位を強化するために新しい技術的ソリューションの開発に注力しています。例えば、2019年10月、オーストラリアの科学研究の技術政府機関であるCSIRO(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation)は、新規の池や動物のセンサー技術、データモデリング、次世代のデータ相互作用技術、状況認識、pH、溶存酸素、濁度などの主要水質パラメータを即時に理解し、農家が池を管理できる拡張現実(AR)による支援ツールを開発しました。
【 無料サンプル 】
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当社は、2020年12月24日に東京証券取引所へ上場いたしました(東証スタンダード市場:4171)。