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プレスリリース

ウォーターポイント株式会社

災害時、給水所になる「宅配水工場」 今秋から太陽光による自家発電を開始  通常時は6割、停電時は給水所を賄える電力を発電

(DreamNews) 2022年08月31日(水)11時00分配信 DreamNews

水自動販売機約2,900台を全国のスーパーマーケット、ドラッグストアに導入するウォーターポイント株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:小早川克史、以下、当社)は、2022年6月に開業した災害時に給水所の役割も果たす、地産地消の宅配水製造工場 『ウォーターポイント八王子』で太陽光パネルを設置し、10月中旬に自家発電を開始します。



■通常時は工場の電力の約6割、災害時の停電時も太陽光発電のみで給水所からの水提供が可能
『ウォーターポイント八王子』は、宅配水工場としてだけではなく、給水所の役割も担うことを目的に開業しており、停電時でも自家発電で水を供給することを想定しオープンしています。太陽光パネル設置での自家発電は、申請許可のスケジュールの関係でオープンから遅れての始動になりましたが、この度10月中旬には稼働できるようになりました。

停電時の水処理ラインにかかる電力は太陽光発電で賄える電力量で稼働できるよう設計(特許出願中)し、災害時に水道だけでなく電気がストップした場合でも、近隣の皆様に水を提供できる給水所になっています。

また『ウォーターポイント八王子』は2022年7月に八王子市と「災害時における生活用水の提供に関する協定」を締結しています。地域にお住まいの方にとって、万が一の際の安心拠点となり「水」から生活を支えていけるよう、運営を行ってまいります。



<『ウォーターポイント八王子』の主な特長>
(1) 災害等での断水時、1日に約2,000人分の飲料水・生活用水を共有
地下水を水源とし、工場に設置する太陽光発電※1により、光熱費ゼロ(水処理系統のみ)で飲料水及び生活用水を製造することができます。災害の発生直後から2、3日間は1人1日あたり3リットルの飲料水が必要です。たとえ水道が断水、停電したとしても、近隣住民の皆さん1日約2,000人分の飲料水が行き渡る6トン/日の造水能力と、トイレなどに使用する生活用水は、14トン/日の造水能力を持ち合わせています。また、通常時も工場で稼働する大部分を太陽光発電により賄います。 ※1 太陽光発電・蓄電池の稼働は、2022年10月予定

(2)宅配水の地産地消でCO2排出量を抑える
宅配水は地下水を利用し、工場から半径約7キロメートル内の配達を基本とする地産地消の仕組みです。長距離輸送をしないため、CO2排出量を抑えられます。また、配送にはEV車を導入しています。



(3)環境に配慮したリユースボトルでプラスチックごみを削減
宅配水にはリユースボトル(再使用ボトル)方式を採用。このリユースボトルは、当社が約25年間で培ってきた不純物を限りなくゼロにする製法と、ボトル洗浄を徹底することで、約10回繰り返し利用することができます。リユースボトルは浸出、溶出検査を実施。プラスチックごみを削減することで、環境保全に貢献します。

(4)業界初※2の“W逆浸透膜”で「超純粋水※3」を生成
当社では、どこでも同じ最高品質の製品水を造るため、地下水の溶解成分を徹底的に除去する“W逆浸透膜”で精製した「超純粋水」に世界自然遺産知床らうす「深海ミネラル」をブレンドします。“W逆浸透膜”とは、他社の宅配水は逆浸透膜(RO膜)での「ろ過」1回の純水を提供していますが、当社では、逆浸透膜のろ過を2回行い、さらに純水装置を通すことで、純水の質がさらに高い「超純粋水」を精製しています。限りなく不純物ゼロの水を造るためさらに高度な水処理を行います。また、配合するミネラルは人工ミネラルではなく、天然ミネラル(知床らうす深海ミネラル)を使用しています。
※2 当社調べ
※3 超純粋水とは、当社オリジナルの名称です。逆浸透膜のろ過を2回行うことで生成する、純水の質がさらに高い水のことを指します。ミネラルウォーター水質基準値44項目で不検出を達成しています。





(5)宅配だけでなく、自分で取りにいける「PICK UP BOX」も設置
宅配水用ボトルのリユース、リデュースを目的に、時間を気にせず工場で水を受け取れる「PICK UP BOX」を設置しています。今後はこのBOXを、当社の取引先であるスーパーマーケットやドラッグストアへの設置を促進していきます。

(6)地元やスポーツ選手の雇用創出
『ウォーターポイント八王子』の工場勤務者、宅配水の配達員などは、地元の方を積極的に採用しています。また、既に、当社の工場作業や配達のために10名のスポーツ(フットサル)選手を正社員として採用しています。現役時の収入安定化と、現役引退後もそのまま当社でキャリアを積むことができるセカンドキャリア支援をしています。

■『ウォーターポイント八王子』概要
名称: ウォーターポイント八王子
住所: 東京都八王子市四谷町769
生産品目: ボトルドウォーター
生産能力: (通常時) 8リットルボトル500本/日
(災害時)飲料水・生活用水で20トン/日※4  常時から8リットルボトルを1,000本貯蔵
太陽光パネルの発電量:約20kWh(2022年9月稼働予定)
稼働日: 2022年6月11日(土)
建物: 軽量鉄骨造平屋、床面積 157.79平米(約160平方メートル)
※4 東京都全域に取水制限があり、通常時は、1か月平均で1日10トン、最大1日20トン

■ウォーターポイントについて
当社は50年前に水道工事業からスタートし、現代表が事業部長に就任した2000年から、水の自動販売機、宅配水事業を強化しています。
現在は「安心・安全な水の創造」と「水で生活を健やかに、環境を豊かに」を理念に掲げ、水の提供を通じた社会貢献、地域貢献につながる事業を行っています。宅配水ボトリング工場は東京、広島、山梨の3カ所、水の自動販売機はスーパーマーケット、ドラッグストアを中心に全国で約2800台の導入実績があります。
今後は2022年6月に東京都八王子にオープンする「防災拠点の役割も果たす、地産地消の宅配水製造工場、ウォーターポイント八王子」をスタートに、全国に地産地消の宅配水工場の設置を目指しています。地産地消の宅配水工場は、長距離輸送をしないため、CO2排出量を抑えられます。また、環境に配慮し、リユースボトル(再使用ボトル)方式を採用。このリユースボトルは、浸出、溶出検査を行っており、当社が約25年間で培ってきた不純物を限りなくゼロにする製法と、ボトル洗浄を徹底することで、約10回繰り返し利用することができます。リユースボトルの使用はプラスチックごみの削減となる、環境保全活動の取り組みになります。

【企業概要】
社名:ウォーターポイント株式会社
本社所在地:〒733-0821 広島県広島市西区庚午北4丁目2-13
代表取締役社長:小早川克史
設立:1972年3月
資本金:2,000万円
社員数:35人
事業内容:逆浸透膜製品及びプラントの製造、ボトルドウォーターの製造、水自動販売機の製造、給排水、
空調換気設備、消防設備工事
会社HP:https://waterpoint.co.jp

報道関係者お問い合わせ先
ウォーターポイント広報事務局
担当:  柴山(070-1389-0172)
メールpr@netamoto.co.jp
TEL:03-5411-0066   
Fax:03-3401-7788

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