プレスリリース
医療MaaSを推進する「メモラボ」が災害時の停電向けリチウムイオン蓄電池システムの開発に着手 9/21開催のイベント&ウェビナーで構想を発表
コロナ禍においてひっ迫する医療業界や、ワクチン接種に取り組む自治体、サービス運営が困難な企業の支援を目的とした車両の開発を目指す共同事業体(コンソーシアム)「メモラボ」を運営するキャンピングカー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:頼定 誠)は、在宅にて医療的ケアが必要な子ども「医ケア児」の災害時避難手段・一時避難所としてキャンピングカーを活用するアシストネットワーク事業「ひなんピング」を運営する特定非営利活動法人輝くママ支援ネットワーク「ぱらママ」(岡山県岡山市、代表理事:藤井弥生)との協働で、2022年9月21日に東京臨海広域防災公園(東京都江東区有明)で開催するイベント(Webセミナー同時配信)において、医療関係者、機器メーカーなど各専門家の見解や、災害時の電源確保を必要とする在宅療養者の意見を交えながら、万が一に備えた蓄電池の常備を推奨すると共に、医療・災害向けリチウムイオンバッテリーシステムの開発構想を説明いたします。
■「メモラボ」と「ひなんピング」が考える共通の課題
メモラボでは、これまでキャンピングカーを多くの医療機関へレンタルしてきた実績を活かし、自動車メーカー、エネルギー事業者、交通事業者、Maas関連事業者など、医療向けモビリティの開発に必要とされる製品・サービスを持つ企業に対して参加の呼びかけを行い、業種を越えたパートナー連携を目指しています。
ひなんピングでは、災害時に支援が必要となる「医ケア児」※のいる家族の元へ、移動式避難所「キャンピングカー」を早期に届けるネットワークシステムの構築を目指し、岡山大学、キャンピングカー事業者、医師・看護師ネットワークと連携しながら事業展開を行っていまいりました。
※新生児集中治療室(NICU)などに長期入院後、引き続き人工呼吸器や胃ろうなどを使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な児童(18歳以上の高校生を含む)のこと。周産期先進医療の発展により医療的ケア児は増加傾向にあり、厚労省のまとめ(令和元年)では在宅で全国に推計約2万人いるとされる。
これら医療モビリティの分野で共通の課題となるのは、まず持ち運びが可能な電源の供給です。
これまでメモラボが車両導入を支援してきた中で、医療機関が最も重要視していたのは、医療機器や冷暖房器具を稼働させるための電源確保でした。
一方、ひなんピングの事業は、停電・災害避難時でも医ケア児が必要とする人工呼吸器や吸引機などを安定稼働させるための環境整備が最優先となります。
■災害・医療特化型ポータブルバッテリーの開発
緊急時においては蓄電池の残量データと位置情報データの取得が支援の鍵となります。
災害発生時、支援者がこれらを把握することで、より迅速な支援活動を可能とします。
また、より安全で確実な支援を行うためには、電気使用率やバッテリー残量などの情報を平常時からモニタリングするシステムが必要であると我々は考えています。
メモラボではこれらが実現できる、通信回線・GPS搭載のポータブルバッテリーを採用し、専用アプリケーションの開発を進めてまいります。
■9月21日(火)リアルイベント&オンラインセミナー同時開催
「メモラボ」が「ひなんピング」と協働で開催するイベント「第1回 蓄電池と発電機!それぞれの特性を知って災害・停電への備えをしよう!」(仮)では、医療関係者や機器メーカー、災害時に医療機器を動かすための電源を必要とするご家族にも参加してもらいながら、災害・医療特化型ポータブルバッテリーの開発構想についての意見交換などを行います。
また、全国では珍しい防災公園を会場にすることで、より防災の意識を高め、広く一般の方にも自助の必要性と具体的な備えについて全国に向けて発信します。リアル会場では、常設されている体験コーナーや国の取り組みなどを学んでいただき、防災グッズなどを実際に手に取っていただけます。また、キャンピングカーが、電源とプライベート空間を確保できるため医ケア児ご家族の一時避難所として活用できることを実証済みです。そのキャンピングカーの展示・見学を行います。その様子をオンラインにて全国に配信します。同時に、西日本豪雨の被災地で、実際に医ケア児の支援を行った看護師の経験談を交えながら、日頃から備えておきたい電源の確保、在宅療養者の自助の必要性、日頃からの備えなどについて解説していただき、参加者の個々の災害対策を具体化していきます。
開催日:2022年9月21日(水)
【メイン会場】
時 間:10時〜14時 ※自由入出・退出 コロナ対策のため申込時にご希望の時間帯を伺います。密を避けるため、お待
ちいただく可能性がございます。ご了承ください。
場 所:東京臨海広域防災公園 東京都江東区有明3-8-35
実際にキャンピングカー見学、蓄電池・発電機の使用を体験していただきます。
【オンラインウェビナー】
時 間: 11時〜12時 申込いただいた方にはzoomのご案内をいたします。
※前半:会場のキャンピングカー、蓄電池・発電機の説明、後半:専門家を交えた情報交換・相談会
対 象:災害時に電源を確保したい方、医ケア児のご家族、自治体・市町村区のご担当者
出 演:(仮)
循環器内科医師
臨床検査技師
医療機器メーカー
看護師:平田晶奈氏(訪問看護ステーション、医ケアが必要な重度心身障害児デイサービスの運営)
看護師:山中弓子氏(看護師として東日本大震災、熊本地震、九州北部豪雨、西日本豪雨、令和4年福島沖地
震の支援に入る。)
参 加:無料 参加申し込みフォーム https://forms.gle/rQhcVg47L55PER9u6
■キャンピングカー株式会社が推進する「メモラボ」の取り組み
キャンピングカー株式会社が2021年7月に設立を発表した医療支援コンソーシアム「メモラボ(メディカルモビリディラボ)」はクルマという視点から医療業界を支援する仕組みを創出することを目的としており、自動車メーカー、エネルギー事業者、交通事業者、Maas関連事業者など、医療向けモビリティの開発に必要とされる製品・サービスを持つ企業に対して参加の呼びかけを行い、業種を越えたパートナー連携を目指しています。
同時に、利用者側の視点を持つ自治体、医療機関の他、コロナ禍においてサービス運営が困難な企業へも参加を呼びかけ、「今、現場では何が必要であり、何か課題となっているのか」という情報を収集し、サービス向上や需要喚起に繋げてまいります。
【キャンピングカー株式会社概要】URL: https://camping-car.co.jp/
■代表者 代表取締役社長:頼定 誠
■本社 東京都渋谷区代々木2-8-6 新宿駅前サウスビル 1階
■設立 2009年10月30日
■社員数 18人(2021年3月1日現在、契約社員含む)
■資本金 1000万円
■事業内容 キャンピングカーレンタル事業/アウトドアメディア事業/農業IoT事業/ペットポータル事業/防災事業/防犯事業/インバウンド事業/東京当日PCR 他
<運営サイトURL>
「メモラボ」 https://japan-crc.com/memolab/
「ひなんピング」 https://paramama.jp/blog/category/hinanping/
「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」 https://japan-crc.com/
「くるまの旅ナビ」 https://kuruma-tabinavi.com/
「キャンピングカー比較ナビ」 https://japan-crc.com/ccn/
防災/アウトドアECサイト「アウトドア119」 https://outdoor119.net/
【ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(Japan C.R.C.)サービス概要】
「Japan C.R.C.」は、東京キャンピングカーレンタルセンターをはじめ、北海道から沖縄まで約30エリアでフランチャイズ展開をする日本最大級のキャンピングカーレンタルサービスです。
レンタル予約はこちら→ https://japan-crc.com/
<フランチャイズ募集中/法人様の新規事業に!>
■現在展開中のエリア
新千歳、旭川、青森、福島郡山、成田、千葉、東京八王子、豊洲、金沢、福井、長野飯田、静岡空港、名古屋空港、大阪、兵庫尼崎、京都、神戸須磨、香川、岡山、広島、山陰鳥取島根、鳥取大山、沖縄
はじめての方でも手軽にキャンピングカーの魅力を体験でき、行き先、用途、ご利用人数に合わせ、お好みの車種をお選びいただけます。(JAPAN C.R.C.予約サイト: https://japan-crc.com/)
本リリースに関するお問い合わせはこちらまで
キャンピングカー株式会社
吉田 智之 contact@camping-car.co.jp
TEL:03-5577-6245 Fax:03-5577-6246