プレスリリース

株式会社グローバルインフォメーション

ゼラチンの市場規模、2028年に73億4000万米ドル到達予想

(DreamNews) 2022年08月29日(月)10時00分配信 DreamNews

株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「ゼラチンの世界市場予測(〜2028年):機能別、原材料別、タイプ別、用途別、地域別の分析」(Stratistics Market Research Consulting)の販売を8月25日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/smrc1117057-gelatin-market-forecasts-global-analysis-by.html

ゼラチンの市場規模は、2022年の42億6000万米ドルからCAGR9.5%で成長し、2028年には73億4000万米ドルに達すると予想されています。ゼラチンは、高分子量の繊細な無色透明の水溶性物質で、動物に存在するコラーゲンに由来するタンパク質を豊富に含む粘着性のある半固体ゲルです。食用ゼラチンは、添加物や保存料を含まない最も一般的な形態で、非食用ゼラチンは、主に化粧品や写真に使用されます。

米国国勢調査のデータおよびシモンズ全米消費者調査(NHCS)によると、2020年には1億1071万人の米国人がゼリーゼラチンを消費していると言われています。市販のゼラチンは、乾燥させた顆粒を1/4オンスの包みに詰めたもので、リーフと呼ばれる紙のように薄いシート(中・東欧のデザート、アスピックのジェルに使用)や、溶けるブロック(イギリス)状のものがあります。中南米では、水の代わりに牛乳や生クリームと混ぜて、クリーミーなデザートを作ることが多く、ロシアでは、豚足などの肉類を包むのに使用されます。

牽引要因:低脂肪・無脂肪食品への需要

近年、人々は低カロリー、無脂肪の食品を好み、健康問題により関心を寄せています。ゼラチンは、低脂肪の食品を製造するために不可欠なもので、油と水を混ぜるように、製品の高脂肪含有量の一部を置換するために使用することができます。半脂肪バター、低脂肪チーズ、無脂肪アイスクリームのような製品において、製品の風味を損なうことなく、脂肪を減らすのに役立っています。ゼラチンは、物質をより安定、長持ちさせ、クリーミーな一貫性を与え、添加することで食品の見た目と味を一致させることが出来ます。健康意識の高まり、都市化、栄養補助食品、機能性食品、加工食品の需要の増加が、ゼラチン市場の成長を牽引すると考えられます。

抑制要因:ゼラチンの代替品の存在

ゼラチンは動物由来の製品です。 さまざまな理由で肉を食べない人は、他の種類のゼラチンを使用します。世界人口の大部分は菜食主義者であり、ビーガン食に切り替える人々は、動物性タンパク質由来のゼラチンなどを、寒天、ペクチン、カラギーナンなどの植物ベースの製品に置き換えています。また、動物由来の疾患のリスクなどもあり、ゼラチン市場の成長が制限されることになります。

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当社は、2020年12月24日に東京証券取引所へ上場いたしました(東証スタンダード市場:4171)。





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