プレスリリース
株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「医療機器再生処理の世界市場:タイプ(再生処理医療機器)、機器カテゴリ(クリティカルデバイス、セミクリティカルデバイス、非クリティカルデバイス)、用途(循環器科、婦人科、消化器科、麻酔科)別 - 2027年までの予測」(MarketsandMarkets)の販売を8月18日より開始いたしました。
【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1109071-medical-device-reprocessing-market-by-type.html
医療機器再処理の市場規模は、2022年の20億米ドルからCAGR13.7%で成長し、2027年には39億米ドルに達すると予測されています。市場の成長は主に、医療従事者が再処理された医療機器を採用するための規制基準が適正であることに起因しています。一方、再処理された医療機器からの感染リスクは、市場成長の脅威となる可能性があります。
COVID-19の医療機器再処理市場への影響
COVID-19の発生により、医療機器業界の原材料から製造、配送までのサプライチェーン全体が大きな影響を受けました。COVID-19の高い感染率により、患者の入院、診断、治療が増加しました。
さらに、COVID-19の大流行が経済を混乱させ続ける一方で、医療廃棄物の増加が世界的に大きな問題となっています。このため、効率的な再処理の必要性が高まり、供給不足を補うだけでなく、医療の持続可能性を促進するための役割に期待がかかっています。病院では1日1床あたり平均29ポンドの廃棄物が発生しており、COVID-19の発症によりさらにこの数は増加しています。廃棄された医療廃棄物の不適切な管理は、一般市民、患者、医療従事者、廃棄物管理作業者に健康上のリスクをもたらすものです。様々な医療機器再処理サービスプロバイダーが、廃棄された使い捨て医療機器を再処理することで、持続可能な解決策を取り入れようとしており、廃棄物の削減と製品寿命の延長に貢献しています。
牽引要因:医療施設におけるコスト削減の必要性
医療機器や設備の再処理は、年間数百万米ドルのコスト削減を実現するために、医療施設だけでなくメーカーの間でも近年大きな注目を集めています。米国医療機器再処理業者協会(AMDR)によると、平均して再処理された医療機器は新品に比べて30〜50%安く、医療機器再処理は病院や外科センターなどの医療施設でコスト削減のために最も採用されている戦略の一つになっています。これにより、エンドユーザーは、スタッフの増員、技術のアップグレード、医療の質の向上などの資金を確保することができます。
抑制要因:院内感染のリスク
院内感染(HAI)とは、病院や関連施設に患者が滞在している間に発生する感染のことで、世界的に罹患率と死亡率の主要な原因と考えられています。再処理ガイドラインの存在や機器の再処理方法の進歩にもかかわらず、医療機器の不適切な再処理は院内感染の大きな割合を占めています。最も一般的なHAIの一つである手術部位感染(SSI)全体の22%が機器の再処理に関連していると言われています。
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