プレスリリース
株式会社パテント・リザルトは8月2日、グリーントランスフォーメーション(GX)に関する技術の1つで、2022年7月22日までに日本特許庁で公開された「バイオ固体燃料」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
脱炭素社会の実現のためには経済社会システム全体の変革が必要とされており、GXへの積極的な取り組みが求められています。日本特許庁からは、GXに関する技術として「GX技術区分表」(参照:https://www.jpo.go.jp/resources/statistics/gxti.html)が作成され、各技術区分における特許調査が可能となっています。
本調査では、GX技術区分の1つであり、日本の特許庁で公開されている「バイオ固体燃料」について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
集計をした結果、「総合力ランキング」は、1位 太平洋セメント、2位 UBE、3位 日本製紙となりました。
1位 太平洋セメントの注目度の高い特許には、「パーム椰子殻を含むバイオマス燃料の受発注システム」や「設備コストや、セメント等の生産効率の低下を最小限に抑えながら下水汚泥等の有機汚泥を固体燃料として処理する装置」などが挙げられます。
2位 UBEの注目度の高い特許には、「屋外貯蔵時の雨水による崩壊や有機成分の排水を抑え、コスト的にも優れたバイオマス固体燃料」や「粉砕性に優れ、収率が高く、製造コストを低減させたバイオマス固体燃料」などが挙げられます。
3位 日本製紙は「木質系バイオマスを原料とし、石炭と混合して粉砕処理して得られる固体燃料の製造方法」や「塩素化合物を含有する木質系バイオマスを原料として、塩素含有率が低い固体燃料の製造方法」などが注目度の高い特許として挙げられます。
4位 大王製紙は「焙焼されたバイオマスを用いて安定的な燃焼を行うことができる混合燃料の製造方法」、5位 日鉄エンジニアリングは「熱量が高くハンドリング性に優れた成形燃料及びその製造方法」などが注目度の高い特許として挙げられます。
6位以下では、サムズ、JFEスチール、住友大阪セメント、日立製作所、御池鉄工所などの企業が上位にランクインしています。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「バイオ固体燃料 関連技術」にてご覧いただけます。
■価格:100,000円〜(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2022/08/biofuel.html
■特許・技術調査レポートについて
https://www.patentresult.co.jp/report/index.html
■特許分析セミナー情報
https://www.patentresult.co.jp/seminar/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580、Fax:03-5802-8271
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■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階