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肌のシミは食事の栄養改善で治る?3割弱が「効果があった」と回答【女性1000人に調査】

(DreamNews) 2022年07月05日(火)10時30分配信 DreamNews

栄養調査研究所(https://plaza.umin.ac.jp/investigation/)では、18歳〜59歳の女性1,000人を対象とした「肌のシミと栄養に関するアンケート調査」を実施しました。

■調査結果
1.栄養改善による肌のシミ対策の経験あり23.50%(235人)。うち、効果があった27.23%(64人)
2.シミ対策での栄養改善法の調べ方は「インターネットで検索45.4%(454人)」が最多
3. 不足するとシミができると思う栄養素は、1位「ビタミンC」2位「分からない」3位「水分」

▼本サイトのページ:肌のシミ対策は栄養改善で27.23%の人が成功!人気のサプリや内服薬を女性1000人に調査
URL:https://plaza.umin.ac.jp/investigation/?p=65

【調査概要】
調査対象:18-59歳の女性
対象人数:1,000人
調査対象地域:日本全国
調査方法:freeasy(インターネット調査)
調査期間:2022年6月2日〜2022年6月3日
発表日:2022年7月2日
調査目的:肌のシミと栄養に関する意識調査

※本調査結果やグラフ、データをご利用いただく際は、プレスリリースのページではなく栄養調査研究所サイトにリンクをお願いします。


【肌のシミを対策するために栄養改善に「取り組んだことがある」23.50%(235人)】
※回答者全員に質問

肌のシミ対策を目的とした栄養改善の経験を聞いたところ、「取り組んだことがある23.50%(235人)」「取り組んだことはない76.50%(765人)」という結果になりました。

女性の2割強が、栄養改善によるシミ対策をしたことがあるようです。

【シミ対策のための栄養バランスの見直し・栄養の調査方法は「インターネット検索」が最多】



※回答者全員に質問
※Q1で「取り組んだことはない」と回答した方は、シミ対策として栄養バランスを見直す場合を想定し選択(複数選択可)

シミ対策のための栄養バランスの見直し・栄養の調査方法は、「インターネットで検索して調べた45.4%(454人)」が最多となり、「サプリメントや内服薬を使用した35.6%(356人)」も多かったです。

以降は、「献立や料理を改善した14.0%(140人)」「専門家から栄養のことを教えてもらった9.2%(92人)」「元々シミや栄養の知識を持っている8.3%(83人)」「本を読んで栄養学を学んだ7.8%(78人)」「シミがないので分からない5.3%(49人)」「友人に聞く0.1%(1人)」と続きます。

シミに効果的な食事や栄養のことは、誰かに聞いたり、本で調べたりするより、インターネットで調べる方が多いようです。そして4割弱はシミ対策としてサプリや内服薬を飲んだ経験があるとわかりました。

【栄養改善によるシミ対策の成功率は27.23%(64人)!効果の実感には個人差あり】



※Q1で「取り組んだことがある」と回答した方に質問

栄養改善によるシミ対策の経験者に効果を聞いたところ、「効果があった27.23%(64人)」「効果がなかった29.79%(70人)」「どちらとも言えない42.98%(101人)」という結果になりました。

「効果があった」と「効果がなかった」はともに3割弱と大差がなく、効果は個人差があることが伺えます。また「どちらとも言えない」が4割以上で最多となり、効果の有無を判断できない方も多くいるとわかります。

【不足するとシミができそうな栄養素は「ビタミンC 33.9%(339人)」が最多】



※回答者全員に質問 (複数選択可)
※全34項目中上位10項目を抜粋

不足するとシミができそうな栄養素を質問した結果、「ビタミンC 33.9%(339人)」「分からない33.4%(334人)」が特に目立ち、「水分23.2%(232人)」も多かったです。また「ビタミンB1 16.1%(161人)」「ビタミンB2 15.3%(153人)」も一定数いました。

以降は、「ビタミンD 14.9%(149人)」「ビタミンE 14.7%(147人)」「ビタミンA 13.5%(135人)」「たんぱく質12.4%(124人)」「ビタミンB12 10.3%(103人)」と続きます。

「ビタミン群、とりわけビタミンCがシミに効果的」と感じている方が多そうです。なおビタミンCは、医薬品の薬理作用においてメラニン色素の生成抑制が報告されています。

“コラーゲン生成への関与、毛細血管抵抗性の増強や血液凝固時間の短縮などによる出血傾向の改善、副腎皮質機能への関与(ストレス反応の防止)、メラニン色素生成の抑制などが報告されている。
引用元:厚生労働省「第5回 厚生科学審議会 医薬品販売制度改正検討部会 医薬品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門委員会 議事次第<タンパク・アミノ酸製剤ビタミンC>(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/01/s0117-9d27.html)」”

そして「分からない」が3割強もおり、シミに効果的な栄養素を知らない方も多いとわかります。

また「水分」と回答した方は2割強でした。シミ対策の際に、水分補給をこまめにする方も多そうです。

【摂るとシミが悪化しそうな栄養素は「分からない」が最多!以降は「脂質」「炭水化物」】



※回答者全員に質問 (複数選択可)
※全34項目中上位10項目を抜粋

摂るとシミができそうな栄養素を質問した結果、「分からない45.9%(459人)」が最多でした。「脂質19.1%(191人)」「炭水化物(糖質)14.1%(141人)」「摂るとシミが悪化する栄養素はないと思う9.3%(93人)」も一定数いました。

以降は、「コレステロール8.6%(86人)」「脂肪酸(飽和・n-6系多価不飽和・n-3系多価不飽和)8.5%(85人)」「食塩(ナトリウム) 5.3%(53人)」「たんぱく質3.6%(36人)」「水分3.1%(31人)」「マグネシウム3.1%(31人)」と続きます。

「脂質や炭水化物がシミを悪化させる」と感じている方が多いようです。シミの原因には過酸化脂質や糖化もあるため、脂質や炭水化物を選んだ方が多かったのかもしれません。

なお過酸化脂質は、油を高温加熱すると発生します。

“脂質を高温で加熱した場合、自動酸化と同様にまず過酸化脂質が生成します。
引用元:あいち産業科学技術総合センター「食品脂質の様々な劣化反応(https://www.aichi-inst.jp/shokuhin/other/up_docs/news2006-2.pdf)」”

糖化は体内で余った糖分がたんぱく質と結合すると起こります。

“血糖値が高い状態が続くと、血液中のたんぱく質(ヘモグロビン、酵素など)の糖化反応(グリケーション)が進み、さまざまな合併症をまねきます。
引用元:厚生労働省e-ヘルスネット「糖尿病(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/others/diabetes.html)」”

「脂っこい物や甘い物は、シミができそう」と感じている方もいるのではないでしょうか。

■参考サイト、参考文献
・厚生労働省「第5回 厚生科学審議会 医薬品販売制度改正検討部会 医薬品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門委員会 議事次第<タンパク・アミノ酸製剤ビタミンC>(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/01/s0117-9d27.html)」
・あいち産業科学技術総合センター「食品脂質の様々な劣化反応(https://www.aichi-inst.jp/shokuhin/other/up_docs/news2006-2.pdf)」
・厚生労働省e-ヘルスネット「糖尿病(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/others/diabetes.html)」
・香川 明夫「なにをどれだけ食べたらいいの?第5版」
・香川 明夫「はじめての食品成分表 八訂版」

■「栄養調査研究所」について
栄養調査研究所は、「栄養」であなたの知りたいを調査するサイト。美容や健康に関するお悩みを食事や栄養面から解決できるようサポートします。

現在は「肌のシミ」をはじめ、「ニキビ」「ダイエット」「むくみ」「デリケートゾーンの黒ずみ」に関するWebアンケートの調査結果を公開しています。今後も随時更新予定です。

・栄養調査研究所:https://plaza.umin.ac.jp/investigation/

・肌のシミ対策は栄養改善で27.23%の人が成功!人気のサプリや内服薬を女性1000人に調査:https://plaza.umin.ac.jp/investigation/?p=65

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