プレスリリース
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「乳製品代替品の世界市場:原料別 (大豆、アーモンド、ココナッツ、オート麦、米、麻)・用途別 (ミルク、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズ、クリーマー)・流通チャネル別 (スーパーマーケット、健康食品店、薬局)・製法別・地域別の将来予測 (2027年まで)」(MarketsandMarkets)の販売を6月30日より開始いたしました。
【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1094395-dairy-alternatives-market-by-source-soy-almond.html
乳製品代替品の市場規模は、2022年の273億米ドルからCAGR10.4%で成長し、2027年には448億米ドルに達すると予想されています。乳製品代替品は、乳製品を含まない、または乳糖を含まない食品・飲料に使用され、特に乳糖不耐症に需要があります。その健康上の利点から、世界各国で多くの用途で採用されています。ライフスタイルの変化、健康意識の高まり、乳糖アレルギー事例の増加、応用分野の拡大などが、市場成長の要因となっています。
牽引要因:植物由来の乳製品代替品が提供する栄養上の利点
植物由来の乳製品には、コレステロール値の低下、心血管系の健康増進、糖尿病の抑制といった栄養面での利点があるため、その消費量が増加しています。豆乳は、オメガ3脂肪酸、タンパク質、食物繊維の豊富な供給源として広く消費されおり、同時に、抗エストロゲン作用や抗がん作用があるイソフラボンが含まれています。乳製品に代わる代替ミルクは、カロリーが低く、脂肪分が少なく(ココナッツミルクを除く)、水分含有量が多く、ビタミンや栄養素が強化されている製品もあります。低炭水化物、低脂肪の代替乳製品は、脂肪を減らすのに役立ち、こうした栄養面での利点は市場の成長に寄与しています。
抑制要因:大豆製品のアレルギーに対する懸念
食物アレルギーや不耐性の発生は、何世紀にもわたって目撃されてきました。しかし、近年、食物アレルギーの有病率は増加し、消費者や食品メーカーにとって大きな懸念となっています。食物アレルギー研究教育機構(米国)によると、大豆は、米国で深刻な食物アレルギー反応の多くを引き起こす主要な食物アレルゲン上位8種のうちの1つです。大豆には、ビタミン、ミネラル、イソフラボン、タンパク質などの栄養成分が豊富に含まれていますが、大豆に含まれる抗栄養成分は、大豆アレルギーなどの健康問題を引き起こす可能性があり、かゆみやじんましんを引き起こす可能性もあります。また、ガス、腹部膨満感、腸管組織への低レベルの刺激などの症状もあります。大豆タンパク質は乳製品代替品の製造に使用される主要な原料であるため、これらの要因が、乳製品代替品市場全体を抑制することが考えられます。
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