プレスリリース
NPO法人国際ゲーム開発者協会日本 (IGDA日本)は児童・生徒を対象とした人材育成活動「デジタルからくり装置作りワークショップ in 新宿」を8月3日(水)に、「公益財団法人 中山隼雄科学技術文化財団」の30周年記念行事の一環として開催します。
本ワークショップはゲーム開発で使われるツール「Unity(ユニティ)」を使用して、参加者全員が協力しつつ、コンピュータ上で「ドミノ倒し」のようなコンテンツを組み立てる、新しいスタイルのワークショップです。プログラミング教育ではなく、「ICTによる協業体験」を目的としています。仕掛け作りだけでなく、自分が描いたキャラクターをステージ上に自由に配置できます。
◆開催概要
開催日:2022年8月3日(水) 1回目:9時〜12時、2回目:13時〜16時
会場:東京国際工科専門職大学
(〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-7-3 コクーンタワー)
対象者:小学校3年生〜中学校2年生
参加費:無料 募集人数:各回20名(先着順)
主催:NPO法人IGDA日本
助成:公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団
機材協力:TSUKUMO
会場協力:東京国際工科専門職大学
詳細・申込み
https://igdajp.connpass.com/event/250408/
◆IGDAおよびIGDA日本について
国際ゲーム開発者協会 ( http://www.igda.org/ )は1994年に設立され、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本部を置き、全世界で1万人超の登録会員を数える、ゲーム開発者個人を対象とした国際NPO団体です(カリフォルニア州法に基づくNPO法人)。日本支部は2002年に設立され、2012年12年にNPO法人に認定されました。ゲーム開発者間の情報共有とコミュニティ育成を通した社会貢献をミッションに掲げて、さまざまな活動を行っています。
NPO 法人 IGDA日本公式サイト http://www.igda.jp/
◆デジタルからくり装置作りワークショップについて
IGDA日本ではSIG- for NextGeneration(SIG-4NG)を主体に、次世代のゲーム開発者教育に向けてさまざまな活動を推進中です。その一環として2016年より、児童・生徒を対象とした「デジタルからくり装置作りワークショップ」を実施しています。本ワークショップは当法人がこれまで、「福島GameJam」の併設イベントとして小学生を対象に実施してきた「お絵かきワークショップ」などの知見をもとにしています。
本ワークショップでは、ドミノ倒しをモチーフとしたデジタルからくり装置を参加者全員で作成することで、ICTを用いた協業体験について学びます。仕掛けを作るだけでなく、自分で描いたキャラクターをからくり装置上に任意に配置することもできます。プロのゲーム開発者と同じツールを使用し、プロのゲーム開発者が講師として参加することで、他人を楽しませるコンテンツ作りを、自分たちも楽しみながら体験することが可能です。
本ワークショップは公益財団法人中山隼雄科学技術文化財団からの助成とTSUKUMOからの機材協力を受け、NPO法人IGDA日本が実施するものです。2016年度から取り組みを始め、これまで福島県郡山市、東京都調布市、京都府精華町、東京都文京区、山口県周南市、神奈川県逗子市、岡山県高梁市、島根県大田市、富山県魚津市、島根県出雲町、香川県高松市において、約230人の皆さんに参加して頂きました。
制作物のイメージ
実施風景