プレスリリース
自動車関連部品のリユース・素材のリサイクルの グローバル市場における需給最適化に向けて SOMPO Light Vortex株式会社と業務提携
会宝産業株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:近藤高行、以下「会宝産業」)は、2022年5月1日付で、SOMPO Light Vortex株式会社(東京都新宿区、代表取締役CEO 楢ア 浩一、以下「SOMPO」)と自動車関連部品のリユース・素材のリサイクルのグローバル市場における需給最適化のため、両社それぞれの経営資源やデータを利用し、仮説検証ならびに事業化推進することを目的とする業務提携契約を締結いたしました。それに伴い5月31日、同社に対し第三者割当による新株発行を行いました。SOMPOの出資比率は8.5%となります。
SOMPOが会宝産業と業務提携、出資をする背景として、以下の戦略の方向性があります。
(1)自動車バリューチェーンにおけるサーキュラーエコノミーへ寄与するため、データ活用による需給最適化のためのプラットフォームを構築する。
(2)同プラットフォームでは、最適な販路選択を行うだけでなく、発生する当該車輌への需給を予測することを目指す。
会宝産業とSOMPOとの業務提携の目的は、両社の強みを組み合わせることで、その総和を超える社会や業界への貢献を伴う事業拡大になります。
会宝産業はグローバル市場での販路に実績を持ち、そのノウハウ同業者へ提供することで多数の国内提携会社のネットワーク(会宝リサイクラーズアライアンス=KRA)を構築しています。国内外のオークション、輸出代行と合わせて、現地法人(JV)を設立することで、リサイクルノウハウの海外移転も積極的に行っています。
一方、SOMPOは、グループ内に国内外の損害保険会社や現地駐在網、レッカー会社、修理工場ネットワークの保持だけでなく、自動車関係のバリューチェーンとの接点も多く、加えてデジタル技術を持つスタートアップとの提携や多くの実証実験を通じて、様々な社会や業界課題にチャレンジしています。
これらの強みをもつ両社が協業することで、国内のみならずグローバルな自動車リユース、素材のリサイクルの価値最大化、および最終処分の適正化に寄与すると考えます。
会宝産業株式会社は、この業務提携により、会宝リサイクラーズアライアンス企業との関係性をより強固にし、静脈産業としてアライアンス企業と協調していくことの意義をさらに強め、発展させてまいります。
※KRAは、日本車を含むすべての自動車リサイクルに関わる企業のネットワーク組織。全国の自動車リサイクル企業が競合するのではなく、お互いに情報を共有し新しい市場を創造することをコンセプトに2017年10月発足。加盟社数は、日本各地で事業を展開する78社(2022年5月末現在)。
(業務提携会社概要)
SOMPO Light Vortex 株式会社
URL: https://lightvortex.com/
代表取締役CEO 楢ア 浩一
設立 2021年7月
資本金 243億円(資本準備金含む)
本社 〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
事業概要 デジタル技術を活用した商品・サービスの企画、開発、販売
SOMPOホールディングス株式会社 100%
(会社概要)
会宝産業株式会社
URL: https://kaihosangyo.jp/
https://kaihosangyo.com
代表取締役社長 近藤高行
設立 1969年5月
資本金 8,200万円
本社 〒920-0209 石川県金沢市東蚊爪町1丁目25番地
TEL 076-237-5133
事業概要 自動車リサイクル