プレスリリース
英国に本社を置き自動車技術に関する調査およびコンサルティングを手掛けるSBD Automotiveジャパン(名古屋市)では、欧州、米国、中国で自動車メーカー各社が展開しているモビリティサービスに関する調査を継続的に行っており、最新情報をまとめたレポート「モビリティサービス最新動向ガイド」を半期ごとに更新、その最新版を2022年4月13日に発行いたしました。
自動車業界では、近年、カーリースの需要が高まると同時にサードパーティによるモビリティサービスが台頭し、成功を収めています。この成功により、OEMがモビリティサービスのエコシステムに注目することとなり、モビリティサービスによってもたらされる収益源を調査する企業や、モビリティサービスに投資したり、独自のサービスを立ち上げる企業が現れました。しかし、自動車業界の他のエコシステムと異なり、モビリティサービスのエコシステムは、それぞれが異なるターゲット市場を持ち、ユーザーとOEMに同様に様々なプロセスと利点を提供する多くのビジネスモデルをカバーしています。
本書では欧州、米国、中国の各市場で提供されているカーシェアリング、ライドヘイリング、P2Pシェアリング、相乗り、レンタカー、マルチモーダルサービスの特徴や事例を掲載しています。また、各サービスの概要、サービスの詳細、サービスアーキテクチャ、料金設定モデル、サービス利用、サービス展開状況を示します。
https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/IB_618_22_Mobility_Services_Guide_J.pdf
<本書の構成>
本書では下記セクションごとにモビリティサービスの最新動向について詳説しています。
概要:現在提供されている6つのモビリティサービスの概要、それぞれの長所と短所、各サービスを提供しているサプライヤー情報。
モビリティにおけるOEM:各地域におけるモビリティ市場へのOEMの取り組み、展開しているサービス、サービスの詳細、OEMの関わり方。
サービスの詳細:各サービスプロバイダーが提供するサービスについて概要、サービスの詳細、サービスアーキテクチャ、料金設定モデル、サービス利用、展開状況。
<本書で扱うモビリティサービス>
カーシェアリング:短期間のレンタカーサービスモデルで、ユーザーは車両とピックアップ/乗り捨て場所の選択が可能。
ライドヘイリング:配車サービスの一形態で、通常、事業者の従業員ではなくドライバーが個人の所有車両を使用してサービスを請け負う。
P2Pシェアリング:車両所有者が車両を使用していないときに他者に貸し出すサービス。
相乗り:すでに確定されたルートを走行する車両に乗車するサービス。事業者は「仲介者」としてルートの告知や乗車予約受け付けを担当する。
レンタカー:従来のレンタカーサービスを煩わしい手続きから解放して進化させた日ベースのレンタカーサービスで、ユーザーは多様なレンタル期間を選択可能。
マルチモーダル:マルチモーダル事業者が様々なモビリティサービスや輸送手段を組み合わせたサービスを提供。ユーザーの好みに合わせて、ある地点から別の地点への移動を最速かつ安価に、また可能な限り効率的に行えるようにするサービス。
<レポートの詳細>
https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/IB_618_22_Mobility_Services_Guide_J.pdf
本レポートの詳細に関するお問い合わせは下記にて承っております。
SBD Automotiveジャパン
〒460-0002 名古屋市中区丸の内2-18-22三博ビル6F
Tel: 052 253 6201
E-mail: postbox@sbdautomotive.com
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【SBD Automotiveについて】
英国を本拠とする自動車技術の調査・コンサルティング会社です。1997年の創業以来、日本、欧州(英国とドイツ)、米国、中国の拠点から自動車業界に携わるクライアントをグローバルにサポートしています。
クライアントは自動車メーカー、サプライヤー、保険業界、通信業界、政府・公的機関、研究機関など自動車業界のバリューチェーン全体。調査対象エリアは欧州、北米、中国、ブラジル、インド、ロシア、東南アジアなど世界各国の市場を網羅。自動車セキュリティおよびIT、コネクテッドカー、自動運転などの分野において調査を実施、各種レポートやコンサルティングサービスを提供しています。