プレスリリース
「2021年のがん検診受診者は「新型コロナ流行前に比べ10%以上減少する」コロナ禍において、今年も衝撃のニュースが流れました。
https://www.jcancer.jp/news/12832
ただでさえ他の先進国に比べ低受診率の我が国。日本の検診率は43.7%(2019)。アメリカ84.5%、イギリス78.1%、韓国51.7などと比較しても非常に低い検診率です。(出典:OECD, OECD Health at Glance 2015 , Nov 2015より )
特定非営利活動法人子宮頸がんを考える市民の会(渡部享宏理事長)は、2009年より毎年4月9日を「子宮頸がんを予防する日(子宮の日)」として記念日登録し、国内のキャンペーンを率先して行ってきました。
子宮頸がんは20代から増え始め、30代で発症のピークになる疾患です。受診控えが続くと、今までより若い人が子宮頸がんにより子宮を失ったり亡くなったりしまうことが増えてしまうことが容易に予想できます。国のがん検診指針では2年に1回子宮頸がん検診が推奨されています。今年度、検診受診を逃すと4年間受診していないことになります。これでは、がんが大きくなってからの発見になり、手遅れになる可能性も大いにあります。
子宮頸がんを考える市民の会と細胞検査士会は共催で、この状況を危惧し「コロナ禍においても子宮頸がん検診受診の大切さを若い女性を中心に訴える」キャンペーンを4月9日を中心に全国で開催します。
LOVE49全国アクション2022
厚生労働省後援
実施期間
2022年4月9日子宮頸がんを予防する日※(子宮の日)から2ヶ月間を予定
※日本記念日協会登録 https://www.kinenbi.gr.jp/
本年で13年目になる全国で実施するアクションです。例年は街頭啓発活動を行っていますが、新型コロナウイルス感染拡大を配慮し本年も看護学校、医療系大学、他教育機関、医療機関、行政施設、協賛企業店舗などターゲットとしたターゲットとした無料のニュースレター「QL〜QuarterLife〜」を約7万部以上配布・設置致します。
「QL〜QuarterLife〜」内容
・コロナ禍でも子宮頸がんを受けよう
・25歳女子なら知っておきたい身体のこと
・「子宮頸がん」は、他人事じゃない
・子宮頸がん検診に行ってみよう
その他、女性の健康に関する情報
全国の活動予定はサイトでご確認下さい。
http://love49.org/
「定期検診で防ぐことが出来るがんです」「検査はすぐに終わって、痛くないですよ」
そんな声が響く様子を、ぜひメディア等でご取材、報道いただければ幸いです。
LOVE49全国アクション2021の目指すところなどZOOMインタビュー受けます。
また、各地域のがん発見のスペシャリスト「細胞検査士」などがインタビューを受け、どういう気持ちで仕事をしているか、何故、啓発を行うのか?などお話しできます。
事務局へご連絡頂ければ全国の取材窓口を紹介します。