プレスリリース
株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『死肪肝』(川本徹 著)を2022年3月17日に発売いたします。
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米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターで
がん治療の最先端研究に携わった医師が
脂肪肝から肝炎、肝がんへ進行するメカニズムから対策まで
詳しく解説
脂肪肝とは肝臓に30%以上の中性脂肪がたまった状態のことです。飲酒が原因のアルコール性の脂肪肝と、飲酒が原因ではない非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/ナッフルディー)があります。日本人の3人に1人が脂肪肝であるといわれており、近年では肥満や高血圧、糖尿病などの増加によりNAFLDが注目されています。
NAFLDの一部は「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」へと移行し、さらに肝硬変や肝がんへ進行することがありますが、健診で脂肪肝と診断されても医療機関を受診しない人が多くいます。
しかし脂肪肝にしても肝がんにしても進行してしまうとどんなに最先端の医学をもってしても治すことは難しく、脂肪肝だと分かった段階で食事や運動を見直し、かつ適切な薬物療法や健康観察を継続することが健康な肝臓を取り戻す近道となります。それには何よりも、脂肪肝という病気の深刻さを知る必要があります。
本書では、臨床と消化器がんを研究し、米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターでがん治療の最先端研究に携わった著者が、脂肪肝の基礎知識とともに肝炎、肝硬変、肝がんへと進むメカニズムについて詳しく解説します。脂肪肝の恐ろしさを理解し、健康な肝臓を保つための対策や治療法を知ることができる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『死肪肝』
著 者:川本徹(カワモト トオル)
発売日:2022年3月17日
定 価:990円(900円+税)
体 裁:190ページ
ISBN :9784344937178
【目次】
第1章 死を招く 脂肪肝の危険性
第2章 現代人に増えている 脂肪肝の基礎知識
第3章 脂肪肝はやがて肝炎に 炎症が引き起こす疾病
第4章 脂肪肝の放置が命を脅かす 肝硬変、肝がんに至るメカニズム
第5章 検査で分かる 脂肪肝のチェック方法
第6章 脂肪肝と向き合えば、あらゆる疾病のリスクを軽減できる
【著者プロフィール】
川本 徹(カワモト トオル)
1987年 筑波大学医学専門学群卒業。1993年 筑波大学大学院医学研究科修了。
大学院修了後は筑波大学附属病院の消化器外科に所属し、研鑽を積む。1996年筑波大学臨床医医学系外科講師に就任。胆道外科を専門とし、特に胆のうがん、胆管がんの外科治療に専従する。2003年に渡米し、アメリカのテキサス大学MDアンダーソンがんセンターにてがん分子標的薬の研究に従事し、がんの発生および進展メカニズムについて深い知見を有する。現在は東京都港区にみなと芝クリニックを構え、内科・胃腸内科と外科のほかに、皮膚科、整形外科、大腸・肛門外科を標榜し、幅広い診療を行っている。
東京女子医科大学非常勤講師、東邦大学医学部客員講師、