プレスリリース
2022年3月7日、トリプルアイズは「複数拠点における時間的整合性を根拠とする本人認証AIシステム」を内容とする特許を取得したことをお知らせします。
■「複数拠点における時間的整合性を根拠とする本人認証AIシステム」について
近年、顔認証AIを用いた本人認証サービスが身近なものとなりつつあります。当社が開発した画像認識プラットフォーム・AIZE(アイズ)は、豊富なサービスレイヤーを備え、あらゆる業種・業態のニーズに対応し、ビジネスを改善・変革するソリューションを提供しています。証明書やIDカード、パスワードなどを必要としない顔認証サービスは、企業での勤怠管理や施設等での入退室管理、家電量販店での顔認証決済など、さまざまな分野で省人化や業務の効率化に貢献しています。
本人認証における誤認識を防ぐために、カメラの高機能化やAIの学習精度を高めることが行われていますが、別な観点から誤認識を防止するシステムとして開発されたのが、「複数拠点における時間的整合性を根拠とする本人認証AIシステム」です。これは、同じ時間帯において、複数の拠点で同一人物が認証を行うことは不可能であることに着目し、AIの本人認証機能に時間的整合性を組み合わせたシステムです。この技術により、誤認識の可能性を低減することが期待されます。
発明の名称:情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム(出願番号:特願2020-067799)
発明の内容:複数拠点における時間的整合性を根拠とする本人認証AIシステム
特許権者:株式会社トリプルアイズ
発明者:福原智
登録日:令和4年1月13日
今回の特許取得を励みとし、当社は今後も画像認識AIの研究開発に継続的に取り組んでまいります。
■画像認識プラットフォーム・AIZEとは
画像認識プラットフォーム・AIZEは、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識システムです。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析します。世界最大級の512次元の特徴量を顔画像から検出、個別認識できます。年齢・性別・感情さえも認識できるAIエンジンを備え、その可能性は多岐にわたります。
AIZEホームページ:https://aize.jp/