プレスリリース
国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発 センター( 以下、RISTEX)は、現代社会が直面する社会問題の解決および科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への対応を通して、新たな社会的・公共的価値を創出するための研究開発を推進しています。
3月1日(火)、研究開発を支援するプロジェクトのひとつ「人と新しい技術の協働タスクモデル:労働市場へのインパクト評価」の成果報告シンポジウムをオンラインで開催することになりました。
人工知能(AI)などの新しいテクノロジーの普及は、人の仕事を奪うことが懸念される一方で、人手不足の解消や多様な働き方の推進、ウェルビーイングの向上など、労働市場や働く人にプラスの影響をもたらすことも期待されています。「人と情報のエコシステム」(HITE)の研究プロジェクト「人と新しい技術の協働タスクモデル:労働市場へのインパクト評価」では、新しいテクノロジーが労働市場に与えるプラスとマイナスの影響について、多角的な検証を行ってきました。本シンポジウムでは、得られた研究成果のエッセンスを広く一般の方に向けて発信するとともに、政策的・実務的なインプリケーションをパネルディスカッションで議論します。
【開催概要】
日時:2022年3月1日(火)15:00-16:30
会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
申込み:https://www.pdrc.keio.ac.jp/ristex_20220301/
主催:JST-RISTEX「人と情報のエコシステム」(HITE)研究プロジェクト
「人と新しい技術の協働タスクモデル:労働市場へのインパクト評価」
(研究代表者:慶應義塾大学・山本勲)
共催:慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター、東京大学政策評価研究教育センター
◆プログラム
15:00-15:10 プロジェクト概要と現状説明:慶應義塾大学・山本勲
<研究成果発表>
15:10-15:25 「ロボットと雇用」:東京大学・川口大司
15:25-15:40 「AIと雇用・賃金・ウェルビーイング:パネル調査を通じて」:高崎経済大学・小林徹
15:40-15:55 「企業におけるAI活用:インタビュー調査を通じて」:(株)ビジネスリサーチラボ・伊達洋駆
<パネルディスカッション>
15:55-16:30 「AIなどの新しいテクノロジーは労働市場をどう変えるのか?」
- パネリスト:文部科学省/内閣府・赤池伸一、川口大司、小林徹、伊達洋駆
- コーディネーター:山本勲
関連リンク:https://www.jst.go.jp/ristex/hite/community/project000392.html