プレスリリース
一都三県を中心に不動産事業を行う一方で、東北復興支援を行ってきた株式会社アズ企画設計(東京本社:東京都千代田区、代表取締役:松本俊人)は、宮城県本吉郡南三陸町(町長:佐藤仁)と地域活性化を目的とした連携・協力に関する協定書を本日2022年2月1日に締結いたしました。本協定により、互いの資源やノウハウを有効に活用し、南三陸町の地域活性化を図っていきます。
▲2022年2月1日 協定締結式の様子
(左から 南三陸町町長 佐藤 仁、株式会社アズ企画設計 代表取締役社長 松本 俊人)
■南三陸町への復興支援と復興から地域活性化への貢献について
アズ企画設計は、東日本大震災で被災した地域の復興のため、復興事業を行う作業員の宿泊施設が広範囲にわたって不足している中、宿泊施設の建設が復興作業を加速させると判断し、2015年12月、宮城県本吉郡南三陸町に復興事業を行う作業員向けの宿泊施設「アイルーム南三陸」を建設し、ホテル事業を展開してきました。本宿泊施設は、在来工法と比べて大幅に工期を短縮することが可能なモジュール工法を採用し短い工期で建設した一方で、ゆがみにも強い重量鉄骨を採用しており、耐震性・耐久性・遮音性・断熱性に優れ、東日本大震災の復興事業を行う作業員向けの宿泊施設として多くの作業員の方々に宿泊していただき、復興の一助を担うための宿泊施設として、十分な役割を果たし、2021年8月末に営業を終了しました。
一方で、震災から10年が経過し、南三陸町の復興工事そのものは収束に向かっていますが、当社は、モジュール工法の再利用(分割・移設)可能な特性を生かすことで、復興から地域活性化への貢献は引き続き可能だと考えております。
《今後の展開について》
本協定による連携によって、南三陸町の地域活性化に向けた取組みに対し、当社の不動産サービスや上記モジュールなどの資源やノウハウを有効活用し、貢献していきます。
■南三陸町について
南三陸町は、宮城県北東部に位置し、馬蹄形の形はリアス式海岸特有の猛々しい風向を有する三陸復興国立公園の一角を形成しています。
しかし一方で、その地勢から東日本大震災では甚大な被害を受けることとなりました。この地震が引き起こした大津波により、死者620人、行方不明者211人、建物の約6割が全壊、役場庁舎を含め多くの公共施設も被害を受けました。
震災から10年が経過し、ハード事業の復旧・復興は収束に向かっています。本年には「南三陸さんさん商店街」及び東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」を含む道の駅「さんさん南三陸」がオープンする予定など、復興から地方創生への道を歩み始めています。
■株式会社アズ企画設計について https://www.azplan.co.jp
経営理念である『空室のない元気な街を創る』を念頭に、主要事業である不動産販売事業で収益改善が必要な不動産を取得し、空室の再生、地域の再生、さらには事業・企業の再生へと取組んでいます。
東京本社 :東京都千代田区内神田
代表者 :松本 俊人
事業内容 :不動産販売事業/不動産賃貸事業/不動産管理事業
証券コード:JASDAQ(スタンダード) 3490