プレスリリース
VMware仮想環境の最適クラウド移行サービスを発表 移行アセスメントによりMicrosoft Azure、AWS、IBMから適切なVMware Cloudを選定、移行支援
総合ITサービス業のJBCC株式会社(本社:東京都大田区、社長:東上 征司、以下JBCC)は、ヴイエムウェア株式会社のサーバー仮想化ソフトウェアであるVMware vSphere(R)で構築されたオンプレミス(社内)の仮想環境を最適なクラウド環境に移行支援するサービスを12月6日より提供開始します。今回のサービスは、JBCCがこれまでMicrosoft Azure、AWS、IBM CloudのクラウドにVMware仮想環境を移行・運用してきた実績とノウハウを活かしたもので、マルチクラウド環境への対応と最適構成の提案が特長です。
一つのサーバー内に仮想的に複数の環境を構築できる仮想化は、ITインフラの構築に不可欠な技術として普及しています。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する基盤としてクラウド化が進む中、オンプレミスに構築された仮想環境をそのままクラウドに移行し、稼働できるハイブリッドクラウドプラットフォーム※1が注目されています。これらのプラットフォームは複数のベンダーから提供されていますが、構成上の制約や価格帯などに違いがあり、最適なソリューションを選択するには、VMware仮想環境のクラウド移行のノウハウが必要です。
※1 VMwareの仮想環境をクラウド上で稼働するサービスとして、Azure VMware SolutionやVMware Cloud on AWS、IBM Cloud for VMware Solutions等がヴイエムウェア社や各VMwareクラウドプロバイダーから提供されています。
今回発表するVMware仮想環境のクラウド移行サービスは、VMware仮想環境移行用のアセスメントが提供され、システム規模や、現時点のクラウド利用状況、今後のクラウド移行方針を踏まえ、Azure VMware Solution、VMware Cloud on AWS、IBM Cloud for VMware Solutionsの中からどのハイブリッドクラウドサービスが最適か選定し、提案します。また、現行のシステム環境のリソース使用状況の調査に基づき、必要なサーバー数を最大限に集約することでコストの最適化を実現します。さらに、VMware vSphere(R) vMotion(R)を利用して短時間の移行が可能なだけでなく、オンプレミスで使用していたIPアドレスをクラウドでも継続して利用でき、システムの改修なしで、期間とコストを抑えた効率的なクラウド移行を実現します。クラウドへの移行後も、CloudHealth by VMwareを活用した、クラウドの利用状況を定期的にチェックして最適なサーバー容量等を推奨・提示する運用サービスが付いているため、利用状況に応じて柔軟にサイジングできるクラウドのメリットを活かした運用ができ、継続してコスト削減を図ることが可能です。
JBCCは、マルチクラウドに対応したクラウド移行アセスメントを600社以上に提供し、クラウドへの移行やハイブリッドクラウド環境の構築を実施してきました。その実績とノウハウからAzure VMware Solution、VMware Cloud on AWS、IBM Cloud for VMware Solutionsの各クラウドの特性を踏まえた最適構成を提案し、使い慣れたVMwareの仮想技術とともに柔軟なシステム構築を実現します。今後もクラウドベンダーやメーカー各社とのパートナーシップを強化し、お客様の様々な要望に応える最新のソリューションを取り揃え、クラウドへの移行検討段階から、導入、運用まで、お客様個々に合ったクラウド環境の構築およびITインフラの最適化を支援します。
※ JBCCは、MSP契約を通じ、マネージドサービス付きのVMware Cloud on AWS、CloudHealth by VMwareをサービスプロバイダーとして提供しています。
今回の発表にあたり、日本マイクロソフト株式会社、ヴイエムウェア株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社さまよりエンドースメントを頂戴しております。
日本マイクロソフト株式会社
パートナー事業本部 副事業本部長
サービスパートナービジネス統括本部 業務執行役員 統括本部長 近藤 禎夫 氏
日本マイクロソフトは、JBCC株式会社様による「VMware仮想環境 最適クラウド移行サービス」のリリースを心より歓迎いたします。
JBCC様は Microsoft Azureを「お客様へ最適な形でクラウド移行を提供するパートナー」として高い評価と実績を上げられ、「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2021」Migration to Azureアワードを受賞されました。また、クラウドファーストの考えに基づき、オンプレミス環境を持つ企業のデジタルトランスフォーメーションの加速を実現するため、Azure Stack HCIの運用サービスをいち早く発表するなど、最適なハイブリッドクラウドの提供に取り組んでこられました。
今回、Azure VMware Solutionsを用いた「VMware仮想環境 最適クラウド移行サービス」リリースにより、ハイブリッドクラウドの選択肢が増え、より多くの企業のハイブリッドクラウド環境の最適化に寄与されることを確信しております。
今後も日本マイクロソフトは、JBCC株式会社様との強力な連携を通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。
ヴイエムウェア株式会社
執行役員 ソリューションビジネス管掌 秋山 将人 氏
ヴイエムウェア株式会社は、JBCC株式会社がオンプレミスのVMware仮想環境を最適なVMware Cloudへ移行支援する新サービスを開始されたことを歓迎します。
ヴイエムウェアとJBCCは、パートナーシップを通じ、クラウドビジネスの拡大を目指しています。JBCCによる取り組みは、日本のマルチクラウド戦略を加速させ、VMware製品に関する技術力や幅広い知識、また、提案から導入後のサポートまでの対応が、お客様のカスタマーエクスペリエンスを向上させると確信しています。
日本アイ・ビー・エム株式会社
執行役員 クラウド・プラットフォーム事業部長 今野 智宏 氏
IBM Cloudは、オープンでセキュアなエンタープライズ向けパブリック・クラウドとして、SAP認定サーバーやPower Virtual Server、IBM Cloud Satellite(分散クラウド)など、特徴あるクラウドサービスを提供しています。なかでもIBM Cloud for VMware Solutionsは、VMware社とIBMの2016年の戦略的パートナーシップ以降、2,000社以上の国内外のお客様に利用されています。
今回、株式会社JBCCが発表した「VMware仮想環境の最適クラウド移行サービス」を通じ、より多くのお客様にIBM Cloud for VMware Solutionsの特徴である、ベアメタル1台の最小構成からVMware社のSDDCを実現する構成まで、きめ細かいラインアップによる価値をご提供いただけるようになります。
IBMは今後とも、パートナー様と共に企業向けクラウドを追求し、お客様のビジネス価値の向上に貢献するサービスをお届けしてまいります。
VMware仮想環境のクラウド移行サービスは、JBグループが展開するトータルITサービス「HARMONIZE(ハーモナイズ)」の「IaaS」で提供されるサービスです。運用付きクラウドサービス「EcoOne」の他、お客様のクラウド環境を定期的にチェックして、コスト・パフォーマンス・運用の最適化を実現する「Cloud Fitness」「Cloud Health」等のユニークなサービスで、お客様毎に最適なクラウド移行・運用を支援します。
・Cloud Fitness(2020年12月発表): https://www.jbcchd.co.jp/news/2020/12/02/110000.html
・Cloud Health(2020年7月発表): https://www.jbcchd.co.jp/news/2020/07/27/110000.html
■ HARMONIZEついて https://www.jbcchd.co.jp/itservice/harmonize/
「HARMONIZE」は、JBグループが提供する超高速開発、クラウド、セキュリティ、データ連携等のソリューションを、経済産業省の提唱するDXフレームワークの枠組みに基づき、強化、再構築したサービス体系。JBグループが持つデジタルテクノロジーや手法を取り入れ、進化する最新のDXを実現します。
■ JBCC株式会社について https://www.jbcc.co.jp/
JBCC株式会社は、JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:東上 征司)の事業会社。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛ける総合ITサービス企業です。超高速システム開発を特長とし、セキュリティ・AI・RPA等のサービスとともに、お客様のシステムの課題を技術力とスピードで解決します。
※Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
<本件に関するお問い合わせ>
● 報道関係の皆さま
JBCCホールディングス株式会社 広報・グループマーケティング
馬橋/長谷川 Tel:03-5714-5177 E-mail: jb_info@jbcc.co.jp
● お客さま
JBCC株式会社 プラットフォームソリューション事業部
布川 E-mail: mktg@jbcc.co.jp