プレスリリース
弊社(株式会社グレートステイ)が経営するD3 HOTELで、12月〜2月の間3会期に分けて、1会期につき1作家が作品の展示を行うワンフロア貸し切り宿泊型のアート鑑賞プログラム「泊まれる個展」を企画いたします。このようなご時世だからこそ、家族や気心の知れた友人で安心して集まり、アートに触れる機会を創り、そしてアーティストも安心して個展を開催できるスペースの提供を目指しています。本企画に際し、12月8日よりクラウドファンディングサイトCAMPFIREにて(該当ページ:https://camp-fire.jp/projects/view/530192)開始することをご報告いたします。
「泊まれる個展」という企画は、コロナ禍で世の中がどんやりとした空気に覆われていた時に、企画したものです。イベントや美術館、博物館などにもなかなか安心して行けず、会場では家族同士でも話すことが制限される。SNSに人が集まる姿を載せることはタブーとされ、まるで人生を楽しむことが許されないような時代の温度の中でした。
コロナ禍で様々な楽しみが制限される中で、「私たちのD3 HOTELのワンフロア貸切の施設の特徴を活かして、何かが出来ないか」と思っていたことがきっかけです。
そこで感染症対策と文化芸術を両立させ、宿泊型のアート鑑賞プログラムである「泊まれる個展」を企画いたします。
■ホテル全体を展示の場とし、宿泊しながらアーティストの世界観に没入できる新しい形のプログラム
アート作品を飾ったホテルやゲストハウスは多くありますが、一つの建物に一人の作家が個展形式でステートメントとともに作品の展示を行い、そこに泊まれるような企画は少なく、また貸切タイプの宿泊施設でその体験ができるというのも今の時代に貴重だと考えています。
ホテルのロビーでよく見られるアート作品の展示のように、パブリックに飾るのではなく、また自宅に飾るプライベートでもない。プライベートとパブリックの間の、曖昧な空間で作品を展示するという面白い試みになっています。
■開催期間
2021年12月17日〜2022年1月5日:個展 第一会期 アーティスト:亜鶴(Azu)
2022年1月7日〜1月23日:個展 第二会期 アーティスト:高山夏希
2022年2月11日〜2月27日:個展 第三会期 アーティスト:河本蓮大朗
■第一弾はタトゥーアーティストとしても活躍し、弊社施設のウォールペイントも手掛ける亜鶴氏の個展を企画
亜鶴(Azu)は1991年兵庫県生まれ。2012年大阪美術専門学校美術工芸学科絵画専攻卒業。その後、難波にてアトリエを構え、実在しない人のポートレイトを主として描く。タトゥーアーティストとしても活動する亜鶴は「皮膚」を再提示することで「個人」を承認している。逆説的に「個人」を問う事は「身体/皮膚」を考えることであり、個人の存在にはつねに身体が付帯する。そして身体とは表情であり、また表情とは皮膚であると定義づけ制作を行っている。(「美術手帖」より引用 )
■第二弾は多層な色彩の重なり合いによって、平面作品から立体作品、またブランドとのコラボ制作を手がける高山夏希氏の個展を企画
2014年 東京造形大学 造形学部美術学科 絵画専攻 卒業。2016年 東京造形大学大学院 造形研究科 美術専攻領域 修了。主な個展に、「Tangled Colors」 (西武渋谷店/ 東京/ 2018)、「Mnmosyn」 (Brooks Brothers 青山本店/ 東京/ 2019)、「VOCA展2020 現代美術の野望-新しい平面の作家たち- 」 (上野の森美術館/ 東京/ 2019)、「群馬青年ビエンナーレ2019」( 群馬県立近代美術館/ 群馬/ 2019)にて発表。2014年に「東京造形大学 修了制作展」ZOKEI賞を受賞、2016年に「アートアワードトーキョー丸の内2016」後藤繁雄賞。
■第三弾はアーティスト・染織家として活躍する河本蓮大朗氏の個展を企画
河本蓮大朗は1991年神奈川県生まれ。2015年横浜美術大学工芸領域テキスタイルデザインコース卒業、17年同大学彫刻コース研究生修了。織物の制作を中心に、染織独自の質感や色彩と、素材が持つ背景やストーリーを重要な要素とし、制作を続けている。 (「美術手帖」より引用 )
■D3 HOTELについて
2F 118m2, 3F 90m2の2つの広い空間をそれぞれワンフロア丸ごと貸切りできる、プライベートホテルで贅沢な時間をお過ごし頂けます。
アクセス:〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江2-5-1
(地下鉄野田阪神駅、阪神野田駅、JR東西線海老江駅 3駅から徒歩3分の好立地)
本企画の詳細や最新情報については、CHAMPFIREの募集ページ及び、「D3 HOTEL」の公式サイトや公式 Instagram アカウントで随時お知らせします。
“夜 リビングルームでアート作品を囲み、ソファに座り、大切な人たちとの時間を過ごす。朝 起きてベッドから身体をおこすと、朝日を受けて、また違った表情を見せる作品がある。パブリックではなく、プライベートでもない、曖昧な空間でアート作品と一緒に泊まる体験を。”
・D3 HOTEL 公式サイト:https://stay.osaka.jp/d3-hotel/
・D3 HOTEL 公式Instagram:https://www.instagram.com/d3hotelosaka/ (@d3hotelosaka)
・D3 HOTEL 公式Twitter:https://twitter.com/D3_HOTEL (@D3_HOTEL)
・「泊まれる個展」 公式Instagram:https://www.instagram.com/tomareru.koten/
(@tomareru.koten)