プレスリリース
令和3年11月20日(土)、GAMAKATSU PTE LTDと株式会社がまかつが共催する、恒例のペア 2 名の釣果で競う「がまかつ へらぶなチーム対抗戦・東日本大会」が、約2年ぶりに埼玉県羽生市「椎の木湖」にて開催された。
スタッフ及び全選手への検温&消毒、競技中の選手同士のソーシャルディスタンスを確保するため釣り座は1席空きとするなど、万全のコロナ対策を施しての開催となり、59組118名が釣技を競った。
大会当日は朝から快晴無風の絶好の釣り日和。早朝は5℃まで冷え込んだが、日中は上着を着ていては汗ばむほどの陽気となり、風に悩まされることもなく、最高のコンディション下での大会となった。
素晴らしい青空が広がる中で競技はスタートするも、竿の上がりは鈍く「気配はあるがアタリにならない」とボヤく選手達が続出。
開始から30分ほど経過したところでようやく竿が立つ光景が散見されるようになってはくるが、やはり食いは明らかに渋めで、苦戦の釣りが続く。
そんな中飛び出したのが、山本敏之選手とペアを組む安藤嘉洋選手。他選手が難地合に苦しむ中で早々に感触を掴み、大型を連発、独走状態となる。
10時を過ぎて気温はグングン上昇するものの、釣果は徐々にペースダウンし、暖かくなってきても逆に鈍っていくウキの動きに、選手達は「いつもと勝手が違う」と困惑する姿が目立ち始めていく。
そんな中、前回2019年大会優勝の石井 寿&櫻井和弘ペアじっくりと腰の据わった釣りでジワジワと順位を上げていく。釣り方は石井選手が8尺メーターウドンセットで、櫻井選手が11尺チョーチンウドンセット。今大会もともに得意のスタイルで臨んだ二人だが、さすがの強さでカウントを重ねていく。
特に石井選手は圧巻のラストスパートを見せ、磯貝選手(12尺チョーチンウドンセット)の爆釣でトップに躍り出ていた磯貝&小原ペアを最後の最後で逆転し、1.29kgの僅差で見事優勝。嬉しい連覇となった。
試合後、「とにかく下ハリスの張らせ方がキモ」と口を揃えた石井&櫻井選手。釣り方は違えど、その「目指すところ」は見事に一致しており、根本的な部分でのチームワークの良さが光る「真に強いペア」であった。
1位 石井 寿&櫻井和弘ペア 53.41kg
2位 小原泰則&磯貝一彦ペア 52.12kg
3位 安藤嘉洋&山本敏之ペア 50.61kg