プレスリリース
岡山理科大学恐竜学博物館(石垣忍館長)は以下の要領で、世界中の国・地域が発行した「恐竜切手」の特別展示を行います。これは、岡山理科大学生物地球学部の元教授である西戸裕嗣氏の世界恐竜切手コレクションの中からえりすぐりの約300点(41カ国・地域)を公開するものです。
西戸元教授が1980年代から収集をはじめた切手や郵趣関連品は3000点にも及びます。恐竜切手コレクションとしては、世界有数のものです。各国自慢の恐竜や、さまざまなデザインを凝らした切手は芸術性も高く、それぞれの国の切手への熱意がうかがえます。また、世界最初の恐竜切手(1958年・中国)を使った初日カバーは希少で、見ものです。
切手に描かれた恐竜については、恐竜学博物館に全身骨格があるものや、部分骨格が見られるものもあり、切手と骨格展示を合わせてご覧いただけます。ぜひ世界の恐竜切手を博物館展示と一緒に楽しんで下さい。
特別企画展:
感動!「世界の恐竜切手300点」―骨と比べてみようー
場所:岡山理科大学 恐竜学博物館
サテライト展示I(C2号館3階図書館内)
会期: 2024年11月30日(土)〜2025年5月17日(土)
開館時間 10時00分〜16時45分
■西戸元教授と石垣忍館長によるギャラリートーク
2024年12月21日(土)
11:00〜12:00 14:00〜15:00 (2回)
≪本件に関するお問い合わせ≫
岡山理科大学 恐竜学博物館 館長 石垣 忍
(086-256-9480)
≪報道に関する問い合わせ≫
岡山理科大学 企画部 企画広報課
(086-256-8508 kikaku-koho@ous.ac.jp)
画像 : https://newscast.jp/attachments/MJATbIGS7MGDxPk3kinz.jpg
展示する世界の恐竜切手の一部を紹介します
中国=世界初の恐竜切手。1958年に中国で発行されました。世界でも大変希少で、日本ではおそらくここでしか見ることができません。
イギリス=特に芸術性の高い、こだわりのデザイン切手があります。
ロシア=ソ連隊が発見した、モンゴルの恐竜サウロロフスの切手は、日本の記念切手「見返り美人」のポーズをとったサウロロフスがユニーク。
カナダ=恐竜のシルエットが浮き立つ、エンボス加工技術の切手が見事です。
ドミニカ=復元画のタッチがとても芸術性に富んでいます。
ブータン=恐竜から鳥への進化を追った4枚組切手がユニークです。
ニュージーランド=切手から今にも飛び出しそうな復元画がユニークです。
モンゴル=林原自然科学博物館とモンゴルの共同調査で見つかり、名前がついた「ゴビハドロス」の切手があります。世界初の「三角形の恐竜切手」も。
ボリビア=足跡の化石と、その足跡を残した恐竜の復元画が、1枚の切手の中に一緒にデザインされています
日本=恐竜産出県の切手シートが発行されています。2022年に発行された日本モンゴル国交樹立50周年記念切手には岡山理科大学恐竜学博物館の石垣館長が描いたサウロロフスと竜脚類の絵がモチーフに使われています。
(石垣館長)
画像 : https://newscast.jp/attachments/IDmHiC6djKaFtfupJgrp.png
コレクションの一部を披露する西戸裕嗣・元岡山理科大学教授(左)と世界初の恐竜切手(右)
岡山理科大学 : https://www.ous.ac.jp/
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