プレスリリース
大阪ベイエリアに位置するリゾート施設、ホテル・ロッジ舞洲(大阪市此花区)は、自然との調和を目指す「ネイチャーポジティブ」の理念を推進するため、大阪府内の地元農家を訪問しました。健康や環境に配慮して育てられた農産物と、その背景にある農家の情熱に触れる中で、大阪の地域資源が持つ可能性を再発見。この農産物を活用した新メニューは、すでにホテルのレストランで提供を開始しており、地域の恵みを活かした「新たな食体験」をお客様にお届けしています。
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岸和田市にある「SMILE farm UCHINO」の農園にて
甘さを極めたサツマイモ 〜オオサカポテト(八尾市)〜
糖化熟成技術が生む、驚きの甘さ
八尾市に広がるサツマイモ畑で出会ったのは、「夢シルク」(品種:シルクスイート)というサツマイモ。広告代理店を退職して農業に転身した渡邊博文さん(30)を中心とした若手農家集団が、「耕作放棄地ゼロ」を目指して取り組んでいます。
「夢シルク」は、ソルゴーを使った緑肥や竹炭を活用した特殊な栽培と、30日以上の糖化・熟成期間で甘みを極限まで引き出されています。専用コンテナで徹底管理されたこのサツマイモは、焼いた状態の糖度が50度という驚きの甘さを誇り、一口食べればスイーツのような味わいです。「大阪から農業の可能性を広げたい」という渡邊さんたちの熱意が、未来への期待を感じさせます。
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オオサカポテト代表の渡邊博文さん
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「夢シルク」の仕分け・袋詰め作業
土の力が育む季節の野菜 〜SMILE farm UCHINO(岸和田市)〜
自家製肥料で生まれる自然そのままの味
岸和田市の小高い丘に位置する「SMILE farm UCHINO」。迎えてくれたのは、園主の内野寛之さん(42)と、広報担当の奥様・暁子さん。「農地を探しています」と記載された名刺が印象的で、地域農業を盛り上げたいという夫婦の情熱が伝わります。
ここでは、自家製ぼかし肥料や竹チップ堆肥を使った土づくりにこだわり、追肥を一切せず自然の力だけで育てたダイコンやカブラが豊かに実っています。「農業の楽しさをもっと知ってほしい」という内野さんご夫婦の想いが詰まった野菜たちは、自然そのままの力強い味わいです。
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園主の内野寛之さん(左)
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みずみずしいダイコン
色とりどりの宝石 〜山本農園(岸和田市)〜
栄養価と美しさを兼ね備えたカラフルなニンジン
同じく岸和田市にある山本浩士さん(51)の山本農園では、カラフルなニンジン畑が広がっています。彩誉(あやほまれ)、黒ニンジン、金時ニンジンなど8種類のニンジンが栽培されており、その中でも黒ニンジンがひときわ特徴的です。
黒ニンジンは、ポリフェノールを豊富に含み、抗酸化作用が非常に高いことで知られています。アンチエイジング効果が期待されるほか、健康志向の高まりとともに需要も増えています。「野菜の魅力をもっと多くの人に伝えたい」という山本さんの情熱が込められたこれらのニンジンは、地元の直売所で販売され、多くの人に親しまれています。
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8種類のニンジン
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園主の山本浩二さん(右)
新たな価値を生む挑戦 〜川崎農園(貝塚市)〜
ミズナと粉末大豆が広げる食材の可能性
貝塚市の川崎貴彦さん(43)が営む川崎農園で特に目を引いたのは、「硝酸イオンが少なく、えぐみがない」という特長を持つミズナ。緻密な管理のもとで育てられたミズナは、栄養価が高く、シンプルな味わいで食材としても非常に優れています。
さらに、川崎さんは大豆を粉末化する新たな挑戦にも取り組んでおり、豆腐作りや料理のトッピングとして活用することで、新しい食文化の可能性を模索しています。「ただ作るだけではなく、新しい価値を見出したい」という挑戦的な姿勢が、農業の未来を明るく照らします。
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園主の川崎貴彦さん(左)
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ビニールハウスでミズナを栽培中
地域の恵みをお客様へ
地元農家の方々が育む野菜は、自然と共生しながら持続可能な未来を形にする力を持っています。今回の訪問では、その熱意や創意工夫を学び、大阪の土地が生む可能性を改めて実感しました。
ホテル・ロッジ舞洲では、これらの農産物を活用し、「ネイチャーポジティブ」の理念を具現化する新たなメニューを提供中です。ぜひ、お越しいただき、大阪の恵みと自然との調和を体感してください。
会社概要
株式会社キャッスルホテル
代表者:代表取締役 成田良伸
所在地:兵庫県明石市松の内2-2
設立:1984年9月
URL:https://www.castlehotel.co.jp
お問い合わせ先
株式会社キャッスルホテル
◎本社広報室:大角(おおすみ)
電話番号:078-927-1111
ファクス:078-928-9191
E-mail:maishima_pr@castlehotel.co.jp
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