プレスリリース
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下:京セラ)は、京セラベンチャー・イノベーションファンド 1 号(以下:KVIF-I)を通じて、量子コンピュータ向けアルゴリズム及びソフトウェアを開発、提供するスタートアップ企業の株式会社QunaSys(代表取締役社長:楊 天任、以下:QunaSys社)に出資しましたので、お知らせいたします。
量子コンピュータは量子力学の原理を利用して計算を行う次世代コンピュータです。特定の問題に対して従来コンピュータよりも高速に解を導くことができ、材料開発を始めとする複数分野に革新的な変化をもたらすことが期待されています。
QunaSys社は、その為に必須となる量子コンピュータに特化したアルゴリズム及びソフトウェアの開発に強みを持つ企業です。
京セラは、本出資によりQunaSys社とアルゴリズム開発などの共同研究を模索・実施することで量子コンピュータの産業応用に貢献するとともに、オープンイノベーションによる新規事業の創出を目指してまいります。
■QunaSys社について
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/415721/table_415721_1.jpg
■KVIF-Iについて
KVIF-Iは、京セラが継続的に新規事業を創出する体制を強化するために2024年4月1日に組成したコーポレート・ベンチャー・キャピタルファンドです。環境・エネルギー、情報通信、医療・ヘルスケア、モビリティ、材料技術、AI含むソフトウェア、航空・宇宙・防衛、半導体、核融合領域における日本・アジアのアーリーステージの企業を中心に出資を行い、スタートアップ企業の探索と支援を強化して参ります。
プレスリリース提供元:@Press