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株式会社シーエムプラス

シーエムプラス、マレーシアのHIS Toyyiba社とハラール分野の覚書を締結

(@Press) 2024年10月28日(月)15時00分配信 @Press

株式会社シーエムプラスは2024年10月14日、マレーシアのセランゴール州政府の下部組織であるコンサルティング会社 HIS Toyyiba Sdn. Bhd. (ヒストイバ、以下 HIS Toyyiba社)と、ハラール分野のサービス提供に関する覚書を締結しました。

調印式に続き、ハラール関連産業の国際展示会「SELHAC」では、同州首相のアミルディン氏が立ち合いの下、覚書交換式が執り行われました。

同国内での製造工場建設に伴うご相談や、世界各国の当局からのハラール認証・製造承認の取得に留まらず、日本国内で受講が可能な教育研修サービスを提供する等、当社は本邦企業のハラール対応を支援してまいります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/414821/LL_img_414821_1.jpg
SELHACにおける覚書交換式
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/414821/LL_img_414821_2.jpg
覚書調印式

世界三大宗教のひとつイスラーム。その信者であるムスリム教徒には厳しい戒律が課されており、身体に取り込む食物や医薬品を製造する事業者にも、厳格な製造条件が課されています。海外市場を探索・模索する本邦企業にとって、巨大なハラール市場は無視できない存在です。ハラールに対応することは、最早欠かせない最重要与件の一つとなっていると言っても過言ではないでしょう。

世界で増加し続けるムスリム人口の多くが東南アジア地域に居住しています。同地域の経済は、堅調な個人消費、民間投資の活発化、新型コロナ後の輸出回復などに支えられ、2030年には日本のGDPを超える勢いです。この状況で東南アジアに進出する日系企業も多く、外務省「海外進出日系企業拠点数調査」(令和5年10月)が報告する15,807拠点から、今後更に増えて行くものと予想されています。

一方、ハラール市場へ進出する際には、ハラール認証の取得が前提条件となることが知られていますが、ISO規格のような国際的な基準はなく、それぞれの国毎に認証機関や認証制度が存在するなど事情が異なり、市場性・市場規模の評価は簡単ではありません。また、輸出・物流サプライチェーンの選択肢は増えつつも、現地で当局より製造承認を取得し、製造施設の建設を担える、信頼に足るパートナー企業を探すことは、これまで容易ではありませんでした。

当社はこの度、ハラール認証が厳格で世界各国の当局と相互認証するマレーシアの認証機関JAKIM(ジャキム)と関係の深い、セランゴール州政府の下部組織であるHIS Toyyiba社とハラール認証取得サービスに関わるパートナーシップの覚書を締結いたしました。

当社は医薬品や医療機器、再生医療や化粧品、食品などのライフサイエンス系の、極めて厳格な製造条件を課された製造施設の建設、コンサルティング、教育訓練支援サービスを特に強みとしています。また、シンガポールにグループ本社、インドネシアやベトナムにグループ子会社を擁し、海外市場、特に東南アジアでのプロジェクト支援実績を有しています。ハラール対応については、各国のハラール認証機関ならびに専門家と連携して対応を強化しております。
一方で、マレーシア国内最大の工業地域を擁するセランゴール州でハラール産業の発展を支援する HIS Toyyiba社は、ハラール認証に繋がる教育訓練支援での知見や、輸出促進など、グローバルな支援体制を拡充しています。

現在両社で計画している提供サービスは以下の通りです:
(1) ハラール認証の取得を支援
(2) ハラール認証に準拠した製造承認の取得を支援
(3) ハラール教育研修コンテンツの提供
(4) その他、ハラールに関連したサービスの提供
https://cm-plus.co.jp/news/service/2024_0924/

既に複数の関心をお寄せいただいております。これからハラール分野への進出を計画しているお客様、ハラール関連の課題を抱えて計画通りに進められていないお客様、是非ご相談ください。


■セランゴール国際ハラール展示会「SELHAC」に出展
マレーシアの首都クアラルンプールを取り囲むセランゴール州は、同国最大の経済都市として知られています。各産業が集積しており、国内外への物流網が整備され、高い識字率に支えられた高度なスキルを有する人材の採用し易さなど、ビジネスインフラとして魅力的な環境が整っています。同州では、食品・飲料製造、ライフサイエンスなどを中心に、外資系企業が製造拠点を設置している例が数多く見られ、本邦製造業の進出も盛んです。マレーシア投資開発庁(Invest Selangor)による投資支援の下、進出の動きが更に加速することが期待されています。

当社では、2024年10月16日から19日まで同州で開催された、ハラール関連産業の国際展示会「SELHAC (The Selangor International Halal Convention、 https://selhac.my/ )」に、International Strategic Partner として出展。オープニングセレモニーでは、セランゴール州はじめ、東南アジア各国、そして日本国内でのハラール対応を支援するという、当社の強いコミットメントを表明しました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/414821/LL_img_414821_3.jpg
開幕式での当社紹介

当社ブースには、現地の製薬企業やコンサルティング会社、物流企業をはじめ多くの方に来訪いただき、ベトナムやインドネシアにおける工場建設の実績を紹介しました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/414821/LL_img_414821_4.jpg
当社ブース

■ HIS Toyyiba社 について
セランゴール州政府機関「Menteri Besar Selangor(Incorporated)、通称 MBI」の子会社である HIS Toyyiba Sdn. Bhd. (ヒストイバ) は、セランゴール州をハラール産業における「世界的国民国家」にするという州政府の目標に基づいて設立されました。信頼性、誠実さ、安全性、そしてハラーラン・トイバン(Halalan Toyyiban)の保証の下、ハラールの真の価値を広め、より多くの組織が利益を得られる将来を目指しています。ハラールのエコシステムを育成してバリューチェーンを構築し、ハラール認証を携えた事業者の海外輸出も支援します。
同社は、セランゴール州の国際ハラール展示会「SELHAC」を運営しています。
https://halalinternationalselangor.com/


■ 株式会社シーエムプラス について
株式会社シーエムプラス (本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:末包 聡史) は、医薬品や医療機器、再生医療等製品、食品、化粧品などライフサイエンス産業、ならびに、データセンターや半導体、化学品素材、日用消費財などの産業の生産施設建設に特化したプロジェクトマネジメント会社です。建設プロジェクトの事業構想段階から、計画、設計、工事監理(CM方式)まで、クライアントの企画・工務部門の一員(オーナーズコンサルタント)として、エンジニアリングサービスを提供します。
ライフサイエンス産業向けには、エンジニアリングサービスに加え、コンサルティングサービス(開発・薬事・製造・品質)及びGMP教育訓練サービス(セミナー、eラーニング、ブレンデッド研修)を提供しています。2012年開設の情報ポータルサイト「GMP Platform」は、国内最大級のGMP関連サイトとして、ライフサイエンス業界の実務担当者26,000名超(23年7月時点)に利用いただいております。

・当社コーポレートサイト
https://cm-plus.co.jp/
・「海外工場建設情報プラットフォーム」
〜 海外工業団地、人件費、官庁申請、日系建設会社など現地最新情報を調べるなら 〜
https://og.cm-plus.co.jp/

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