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一般社団法人アルバ・エデュ

「子どもたちの夢がメタバースで動き出す!」アルバ・エデュ×印刷博物館、子ども第三の居場所の児童作品を展示公開

(@Press) 2024年10月11日(金)10時00分配信 @Press

一般社団法人アルバ・エデュ(東京都文京区、代表理事:竹内 明日香、以下「アルバ・エデュ」)と印刷博物館(東京都文京区、館長:金子 眞吾)は、印刷博物館が運営するバーチャル空間「いんぱくメタミュージアム」内で、子ども第三の居場所(※)の児童たちが考えたキャラクター作品を公開しました。

この活動は、日本財団の支援を受けて取り組んでいる「2024年度 子どもの主体性を育む発表大会」の一環として実施されました。博物館に所蔵されている歴史的資料5点を、子どもたちが自由な発想でキャラクター化、それぞれのキャラクターの特徴や魅力をプレゼンテーション形式で発表。子どもたちの創造力あふれる作品は、現実の枠を超えたデジタル空間の中で息を吹き込み、メタバース上で動き出します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/413320/LL_img_413320_1.jpg
いんぱくメタミュージアム内画像

【いんぱくオリジナルキャラクターをつくろう!作品展】
開催期間:2024年9月20日(金)〜
開催場所:いんぱくメタミュージアム 特別展示室
参加拠点:子ども第三の居場所・徳島県<鳴門拠点>
<ふれあいハウスりぼん>
長野県<b&g大町>


【発表の背景と目的】
「子どもの主体性を育む発表大会」は、オンラインツールを活用して以下の3つの活動を行います。

1. 体験や新しい知識を得るための授業
2. 自分の思いや考えを伝える授業
3. 保護者・教員・居場所スタッフ以外の「第三の大人に聞いてもらう」プレゼンテーション大会

これらを通じて、子どもたちが自分で考えたアイデアや作品を人前で「話す」ことで、自己効力感やプレゼンテーション力を育むことを目的としています。特に今回の取り組みでは、子どもたちが歴史的資料からインスピレーションを得て、自分たちのひらめきを「キャラクター」という形で表現。そのキャラクターに性格や特徴を持たせ、自らの言葉で他者に伝え、作品を具現化する体験を通じて、「できる」「かなう」といった自己効力感を高めました。


【キャラクター紹介】
子どもたちが手がけたキャラクターは、印刷博物館の収蔵品を元にしつつ、各自の個性が反映されています。
例えば「ゆきちゃん」というキャラクターは江戸時代の『雪華図説』という本をモチーフにしています。この本は、下総国古河藩藩主・土井利位が雪の結晶をまとめた図鑑です。雪の模様をあしらった着物の「ゆきちゃん」は藩主の娘で、父の研究を引き継いだというキャラクター設定を行っています。
また、「ダニラ」は印刷された年代が明確な世界最古の印刷物『百万塔陀羅尼』を参考につくられました。印刷物を収めた木製の三重小塔の形を正確に再現しつつも、レインボーカラーを加えることで、色鮮やかな印象を新たに加えています。
一見難しそうな資料を、子どもたちは自らの感性で、キャラクターへと変化させました。いんぱくメタミュージアム内で動き回るキャラクターたちは、来館者を楽しませ、資料への親しみやすさを促すものとなっています。


【いんぱくメタミュージアムとは?】
いんぱくメタミュージアムは、TOPPAN株式会社が提供するメタバースショッピングモール「メタパ(R)」上に、2023年オープンしました。収蔵品を高精細3Dモデルで再現したり、 ARで手に取るようにみることができるなど、メタバース空間ならではの動態展示で楽しく知識を深めることができます。今回、子どもたちの作品はこのいんぱくメタミュージアム内で展示され、キャラクターが3D化されて自由に動き回る様子を楽しむことができます。


※「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。
「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。
現在全国に236ヶ所設置されています。(2024年9月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place


【印刷博物館とは】
印刷博物館はTOPPANホールディングス株式会社が創立100周年を記念し、2000年に設立した公共文化施設です。人類の文化形成に果たした印刷の役割を多くの方に伝えるべく、展示や教育活動を行っています。これまで73万人の方にご来場いただきました(2024年9月時点)。これまで本格的に取り上げられることのなかった印刷と人間の関係を、文明史的なスケールの視点から捉え直し、展示を通じて発信を続けています。

所在地: 東京都文京区水道1-3-3 TOPPAN小石川本社ビル
設立 : 2000年10月
館長 : 金子 眞吾
URL : https://www.printing-museum.org/


【一般社団法人アルバ・エデュとは】
アルバ・エデュは、変化の激しい時代を生きる児童・生徒達が、自己理解を深め自己効力感をもって未来を切り拓いていくために「話す力」を高める教育を全国に広げています。これまでに約6万人の子ども・教員への授業実績があります(2024年9月時点)。2022年7月に富山県富山市教育委員会とすべての子どもに話す力を届けるプレゼン教育に関する連携協定を締結。2021年日本財団助成金採択から継続。子ども第三の居場所の子ども達のべ3,000名にキャリア教育授業を届けています(2024年9月現在)。

所在地 : 東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号
設立 : 2014年12月
代表理事: 竹内 明日香
URL : https://www.alba-edu.org/

プレスリリース提供元:@Press

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