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公立中学校の休日部活動地域移行 大阪府大東市の2年目の活動状況を報告 メディア部が8月8日にジモトグルメの食レポ動画にチャレンジ!

(@Press) 2024年08月07日(水)14時30分配信 @Press

大阪府大東市は、令和5年度から取り組んでいる公立中学校の休日部活動地域移行の2年目の活動状況を報告いたします。初年度は、剣道部とメディア部の活動からスタート。2年目となる今年度は、さらに水泳部・Cool Japan Club・のざきバスケットボールスクールの活動を加え、部員数も7月末時点で114人となり、着実に部活動への参加者が増えています。
大阪府内唯一のメディア部※2では、8月8日に地元・大東市でタウン誌の作成・発行やインターネットラジオの放送を行っている「DAITOTIME編集部」を訪問し、実際に使用している放送機材を使った食レポの動画作成や、インターネット番組への出演を予定しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/405694/LL_img_405694_1.png
大東市メディア部

【食レポ動画・インターネット番組出演】
8月8日(木) 9:30〜
DAITOTIME編集部(大東市三住町2-7)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/405694/LL_img_405694_3.png
DAITOTIME

メディア部は今回のような活動の他、他の中学校の仲間と一緒に撮影・意見交換し合うなど、地域移行のメリットを活かした取り組みを行っています。

※1 休日部活動地域移行
「少子化の影響により、通っている学校に自分のやりたい部活動がない」「顧問の教員が、専門的な指導ができない」という全国的な課題に対し、国は部活動を地域に移行する取り組みを令和5年度からの3年間を改革推進期間と定め、各地で実証事業や新たな枠組みの検討が始まっています。
※2 大東市メディア部
将来、声優や動画編集者になりたいという子どもたちの新たなニーズに応えるためスタートさせたメディア部。大阪府内の中学生がメディア部として活動しているのは、大東市が唯一です。


【部活動の地域移行とは】
「自分がやりたいサッカー部が、通っている学校にない」「顧問を担う先生が、野球経験がないので技術指導ができない」「生徒数が減少していて、バレー部員が3人しかいない」「教員以外のバスケ指導ができる方に来てもらいたいが、人材がマッチしない」、全国ではさまざまな部活動に関する課題がクローズアップされています。
少子化や教職員の働き方改革により、学校での部活動の継続が困難になってきている中、国は部活動の指導を地域に担ってもらう仕組みづくりを進めています。これを部活動の地域移行といいます。

1. 部活動の課題
部活動については、少子化が続く中での部活動の継続や、経験のない教員による指導や休日も含めた指導などの教員にかかる負担が全国的に大きな課題となっています。
そこで大東市においては、地域で持続可能な環境を整備し、子どもたちの体験機会を確保するとともに、これまでの部活動では実現しなかった新たな試みを積極的に取り入れ、地域移行の強みを活かした部活動に取り組んでいます。
具体的には、各校の活動場所が市内1カ所になった点を活かし、各種メディアや高校・大学との連携を強化し、一部活では実現が困難な「実践に特化した充実した活動メニュー」を組むことで、質の高い部活動の提供を行っています。(メディア部の活動事例参照)

2. 大東市での「部活動の地域移行」の取り組み
大東市では、部活動の地域移行に早期に取り組むべく、スポーツ庁・文化庁による「部活動の地域移行に向けた実証事業」にエントリーし、5つの種目の活動を応援しています。特に、府内約450の全公立中学校の内、「メディア部」「Cool Japan Club」として活動を行っているのは大東市のみです。

令和5年度 剣道部(運動系)とメディア部(文科系)の活動をスタート。
令和6年度 3本柱の方針を立て、新たに3つの部活動を開始。部員100人超え。
水泳部・Cool Japan Club・のざきバスケットボールスクール


【3本柱の方針】
[柱1]学校部活動の地域移行:水泳部
登録者数は約40名。毎週日曜夕方の時間を基本として、活動を始めました。これまで学校のプールで泳げる時期が夏に限られていたのが、春も秋も冬もオールシーズン泳ぐことができるようになります。

[柱2]これまでになかった新たな活動:Cool(クール) Japan(ジャパン) CLUB(クラブ)
日本の伝統文化に親しむ文化部です。将棋やけん玉など、小学生の頃に親しんだものの、中学校では部活動がないため活動が途切れてしまうという声に応え、月に2回程度の活動を継続的に行うことができるようになります。

[柱3]試合出場をしない運動部(練習の場):バスケットボールスクール
大阪府立野崎高等学校の体育館を借りて、大阪産業大学バスケ部の学生コーチの協力も仰ぎながら、「みんなで楽しく」を合言葉に「試合出場を目的としない部活動」を開始しました。練習時間は毎週日曜の午前中を基本とし、今後は高校生と一緒に練習マッチを行うなど、交流の輪を広げていく予定です。


【「剣道部」と「メディア部」を発足】
実施日程 令和5年4月初旬〜

●剣道部
東と西で2チームを発足し、北条中・四条中・谷川中・深野中の生徒は東に、南郷中・住道中・諸福中・大東中の生徒は西に、それぞれ加入を希望した生徒が所属します。活動場所は、東は深野中学校、西は南郷中学校を拠点としながら週に1回程度活動し、そのうち月に1回程度地域の高校等との合同練習などでの交流を考えています。指導者は、部活動指導員やボランティアとして市内中学校で剣道の指導に携わっている人などが登録しています。

<日頃の活動>
基本的に活動は土・日・祝であり、平日における各校での部活動については各校の判断になります。学校長期休業日の平日に大会等がある場合は、平日でも出場する予定です。

●メディア部
月に2回程度、動画や番組の作成・発信を行っています。市内8中学校から、中学1年〜中学3年の生徒が参加しています。指導者は、動画撮影や編集の業務に関わられていた方や、アニメーション関係の専門学校にて専門的に学ばれた方などが登録しています。特に大阪府内約450の全公立中学校の内、メディア部として活動を行っているのは大東市のみであり、地域移行を行っている文化部も少なく、数市のみと把握しています。(令和5年度の状況)

<日頃の活動>
基本的に活動は土・日・祝であり、平日における各校での部活動については各校の判断になります。

活動場所:大東市立北条コミュニティセンター「いいもりぷらざ」
(大東市北条1丁目16番16号)
現在部員14名で、声優志望4名、動画編集志望10名です。

<メディア部 活動事例>
・6月11日(日) 大阪府立野崎高等学校(大東市)の
高校生と中学生が一緒に「魅せる動画」を作成
・7月9日(日) 専門学校ESPエンタテインメント大阪による出張特別講座
・7月23日(日) 四條畷学園高等学校とのコラボレーション動画作成
・7月30日(日) 専門学校ESPエンタテインメント大阪による出張特別講座
・8月5日(土) 大阪産業大学によるInstagram活用出張講座
・8月7日(月) ラジオ大阪社内見学(CM作成)
・8月20日(日) 四條畷警察からのオファーに応えよう(サポート詐欺防止動画作成)
・9月3日(日) ラジオ大阪出張レッスン(CMのつくり方)
・10月1日(日) ラジオ大阪CM録音
・10月14日(土) 関西テレビ 社内見学とニュース体験
・11月5日(日) 大阪アミューズメントメディア専門学校による出張特別講座
・12月3日(日) J:COM出張特別講座(企画の立て方)
・12月25日(月) ラジオ大阪 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン 番組出演
・1月20日(土) 愛知県の私立・星城高校とのオンライン交流
・2月4日(日) ラジオ大阪募金の回収(回収動画の作成)
・3月9日(土) 全国大会に出場校の西宮今津高校との合同部活

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/405694/LL_img_405694_2.jpg
ラジオ大阪に出演
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/405694/LL_img_405694_4.jpg
メディア部の活動

プレスリリース提供元:@Press

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