• トップ
  • リリース
  • 働きながら大学に通う「児童養護施設」出身者を応援!タイガーマスク基金が支援総額1億円突破記念キャンペーンを実施

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

特定非営利活動法人タイガーマスク基金

働きながら大学に通う「児童養護施設」出身者を応援!タイガーマスク基金が支援総額1億円突破記念キャンペーンを実施

(@Press) 2024年08月02日(金)11時30分配信 @Press

児童養護施設で暮らす&巣立つ子どもたちを支援している特定非営利活動法人タイガーマスク基金(代表理事:高祖 常子/東京都世田谷区桜丘1-17-18)は、働きながら大学に通う児童養護施設出身の学生に返済不要の奨学金を届けています。
2024年7月1日時点で、支援を届けた学生はのべ1,381名、支援総額は1億585万円となりました。たくさんの皆さまのご支援に感謝し、この度、下記の通り「支援総額1億円突破!記念キャンペーン」を行います。
支えてくださった支援者の皆さまに感謝をお伝えし、支援が必要な若者たちの更なる応援のために、情報の周知にご協力お願い申し上げます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/405145/LL_img_405145_1.jpg
学生たちに届ける進学支援金の案内

【高等教育への公的な支出が少ない日本】
2022年の経済協力開発機構(OECD)の報告によると、高等教育にかかる費用のうち、日本は公的機関の支出割合が33%で家計負担が52%となっており、進学は親の経済状態に左右されている状態です。国立大学においても、国からの運営費交付金が減少し続けており、その影響は学費の高騰につながり、1975年には年間3万6,000円だった授業料が1989年には33万9,600円となり、2005年からは53万5,800円と、50年間で、15倍に膨れ上がっています。


【支援が必要な背景】
家計負担が大きいということは、家族に頼ることができない児童養護施設の子どもたちの進学の機会が奪われているということ。こども家庭庁の発表によると、全高卒者の57%が大学等への進学を果たしていますが、児童養護施設出身者の進学率は20.9%と、圧倒的に低いのが現状です。様々な事情により家族と離れ、社会的養護の下で育った子どもたちは、学力があっても経済的な事情で進学を断念せざるをえないのです。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/405145/LL_img_405145_2.jpg
大学進学率の推移

【1億円を超えた善意の輪】

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/405145/LL_img_405145_3.jpg
タイガー進学支援の実績

タイガーマスク基金は、2012年より、働きながら大学に通う学生に公募により返済不要の奨学金(4年間で30万円)を届けています。一人当たりの金額は大きくありませんが、成績不問で年齢制限もなく、使途を学費に限定していないため活用しやすいと、年々応募が増えています。

進学支援金は、たくさんの方々からのご寄付で支えられています。「仕送りがない学生を応援したい」「自分も進学できなかった経験がある」多くはこうした一般の方々からのあたたかい善意であり、その善意の輪が1億円を突破しました。ご支援に心より御礼申し上げます。

支援を届けた学生たちは、のべ1,381名となり、大学を卒業した学生たちからは、「経済的なサポートはもちろん、自分を気にかけてくれる方がいるということに励まされた」という感謝の声が寄せられています。


【キャンペーン(1) JAMMIN×タイガー「コラボデザイン復刻販売」】
2018年に、ファッションブランド「JAMMIN」(京都府)様とコラボして販売されたタイガーマスク基金オリジナルデザインアイテムを復刻販売します。
JAMMINは、京都発のチャリティー専門ファッションブランド。「社会が良くなってほしい」との願いが込められたデザイン、「どう使われるか」が明確なNGO/NPOへのチャリティー、MADE IN JAPANのアイテムなど「こだわり」を通じて、ファッションを楽しみながら、新しい世界と出会い、応援するきっかけを提供しています。

チャリティー付きのアイテムは、2024年9月30日までの限定販売。
Tシャツやトートバックなどのアイテム購入ごとに700円がタイガーマスク基金にチャリティーとして届き、働きながら大学に通う児童養護施設出身学生の進学支援金に役立てられます。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/405145/LL_img_405145_4.jpg
タイガーオリジナルデザインTシャツ

“Whatever happens, I will stand by you”「何があっても、そばにいるよ」というメッセージとともに、力強く前進する虎は、子どもたち・若者たちに寄り添いたいというタイガーマスク基金の活動のモットーを表現。ぜひ、この機会にご購入いただき、チャリティーとしてだけでなく、おしゃれでカッコよいデザインをお楽しみください。

<チャリティー・アイテム販売の概要>
販売期間: 2024年8月1日(木)0時〜9月30日(月)24時まで
販売価格: バッグ・Tシャツなど 1,700円〜8,400円
(税・700円の寄付込、送料別)
購入 : https://jammin.co.jp/special_charity/tigermask/

ご購入は↓
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/405145/LL_img_405145_5.png
タイガーオリジナルアイテム購入サイト

【キャンペーン(2) 新入生応援キャンペーン】
2024年4月に児童養護施設などから大学進学し、タイガーマスク基金が支援金を届けた学生は46名。この学生たちを卒業までサポートするためには、1,380万円のご寄付を必要としています。
月々千円からご参加いただける進学サポーターを大募集!まずは1年間、学生をご一緒に見守ってください。単発のご寄付も大歓迎です。
ご無理のない範囲でのご協力をお願い申し上げます。

ご支援は↓
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/405145/LL_img_405145_6.png
寄付金受付サイト

【タイガーマスク基金について】
漫画「タイガーマスク」の原作者 故・梶原一騎先生の奥様(故・高森篤子さん)が、2010年の年末に拡がった「タイガーマスク運動」を、ブームで終わらせてはならないと設立。漫画家の故・辻なおき先生のご家族や著作権を管理する講談社様のご協力を得て、漫画の主人公である伊達直人とタイガーマスクをアイコンに子ども虐待防止の啓発や進学支援を中心に活動しています。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/405145/LL_img_405145_7.jpg
タイガーマスク基金

<沿革>
プロジェクト開始 2011年3月1日
団体発足 設立総会開催 2012年7月30日
登記完了 法人設立 2012年12月3日

<組織>
代表理事 :高祖 常子 NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事
副代表理事:久留島 太郎 植草学園短期大学 こども未来学科 教授
理事 :鈴木 俊 弁護士
田中 尚人 株式会社グランまま社 代表取締役
恒松 大輔 自立援助ホームあすなろ荘 ホーム長
中村 久美 児童心理治療施設 さくらの森学園 園長
仲木 威雄 レオス・キャピタルワークス株式会社 チーフ・リスナー
吉成 麻子 ファミリーホーム吉成 代表(養育里親)
監事 :家本 賢太郎 クララ株式会社 代表取締役社長
顧問 :草間 吉夫 新島学園短期大学 准教授
顧問 :安藤 哲也 NPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー


Email : info@tigermask-fund.jp
公式サイト : https://www.tigermask-fund.jp/
Xアカウント: @tigermask_fund
https://x.com/tigermask_fund
Facebook : https://www.facebook.com/tigermaskfund

プレスリリース提供元:@Press

このページの先頭へ戻る