プレスリリース
森ノ宮医療大学(大阪市住之江区、学長:青木 元邦)では、医療技術学部 鍼灸学科の仲村正子助教による「応用鍼灸学T」において、今後鍼灸師になるにあたり、生理の理解を促進する授業を行いました。
授業では、まずは初めに○×問題形式で生理の基礎知識について学び、授業の後半で実際に生理用品を用いての説明がありました。日本で主流の紙ナプキンをはじめ、タンポンや吸収ショーツ、月経カップなどの様々な生理用品があることや、それぞれの適切な使用方法についても学びました。男子学生だけでなく女子学生も初めて知る内容があり、興味深く学ぶ様子が見られました。
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様々な生理用品の紹介
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タンポンの使用方法の説明
生理用品の体験では、紙ナプキンに水とエコーで使用するジェルを染み込ませ経血を再現し、男子学生に着けてもらいました。トイレから教室に戻ってくる際に歩き方が不自然になっていたり、座ったときの不快感に顔をゆがめている学生もいました。
男子学生からは「初めて着けてみて違和感や不快感があった」「この不快感に加えて感情の変化や痛みがあると考えるととても大変だと思う」「この不快感が月1回のペースで経験しなければならないのはストレスが溜まりそう」などといったコメントがありました。
また女子学生には普段、使用頻度の低い月経カップや吸収ショーツを手に取ってもらい、吸収ショーツについては「漏れる心配があるから使用していない」という声が上がっていました。
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男子学生に紙ナプキンを配る様子
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座ったときの不快感に顔をゆがめる学生
女性特有である生理についての知識を身につけることは、鍼灸師として問診や施術を行ったりする上で、とても大事なことです。また、一男性として患者さんだけでなく周りの女性に対しても理解を深めることにも繋がります。森ノ宮医療大学では将来を担う鍼灸師を育成するため、様々な観点から知見を広げ、患者さんの気持ちを中心に考えた実践的な学びができる教育を行っています。
【森ノ宮医療大学 医療技術学部 鍼灸学科のご紹介】
https://www.morinomiya-u.ac.jp/faculty/shinkyu/
【教員データベース】
下記より研究者の業績等をご覧いただけます。
仲村正子助教(鍼灸学科)
https://www.morinomiya-u.ac.jp/guide/kyoin.php?c=teacher_detail&pk=1585724712
森ノ宮医療大学は、多岐にわたる医療系専門職養成学科を擁する西日本最大級の医療系総合大学です。各学部・各学科・専攻科・大学院はそれぞれ高度な医学教育・研究を展開しており、また専門領域の垣根を超えた横断的医療教育プログラムにより魅力的な多職種連携チーム医療教育を実践していきます。
■看護学部:看護学科
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