プレスリリース
ジュメイラ、同ブランドが設立したドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクトの20周年を記念し、海を守るための連帯的責任についてパネルディスカッションを主催
アラブ首長国連邦・ドバイ発:ジュメイラは、2024年6月12日、ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクト(略称、DTRP)の20周年を記念し、海を守るために必要な共同の取り組みについて極めて重要なパネルディスカッションを開催しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/398448/LL_img_398448_1.jpg
ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクトのウミガメ放流
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/398448/LL_img_398448_2.jpg
ジュメイラ・アル・ナシームを背景にしたドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクトイベント風景
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/398448/LL_img_398448_3.jpg
ジュメイラ・バージ・アル・アラブを背景にしたドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクトイベント風景
■概要
●6月12日に開催されたドバイでの記念セレモニーの一環として、保護後リハビリを受けた63匹のウミガメが野生に戻され、ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクト(DTRP)が放流したウミガメの総数は2,175匹以上に
●世界的な専門家が率いるパネルディスカッションで、現在、海が直面している最も差し迫った課題について協議
●ジュメイラは、6月16日(日)の「世界ウミガメデー」を前に、同ブランドのインターナショナルなホテルポートフォリオで海洋保護活動を展開
「Out of Sight is not Out of Mind(見えないことは気にしなくてよいことではない)」と題されたパネルディスカッションは、6月16日(日)の「世界ウミガメデー」を前に、6月12日にドバイで開催。国際自然保護連合(IUCN)会長のラザン・アル・ムバラク閣下、ジュメイラ・バージ・アル・アラブの水族館およびDTRPのディレクターを務めるバーバラ・ラング=レントン、オーシャン・ジェネレーションの創設者兼ディレクターであるジョー・ラクストン氏、ミッション・ブルーの科学者であり、海洋生物学者であり、映画制作者でもあるフアン・アントニオ・ロメロ博士など、尊敬すべき世界的な専門家たちが中心となって、現在、海が直面している最も差し迫った課題について議論を繰り広げました。
今回、ジュメイラは周辺地域のコミュニティの皆さまやホテル滞在ゲスト、パートナーの方々とともに、63匹のリハビリを受けたウミガメを自然の生息地に帰しました。この63匹にはタイマイ、アオウミガメ、アカウミガメが含まれ、2004年のプロジェクト開始以来、DTRPが放流したウミガメの総数は2,175匹以上を数えます。今回自然に戻されたウミガメの中には、3月にジェベル・アリ・エリアで発見された、胸甲(一般的には甲羅)に怪我を負った31kgの若いオスのタイマイであるバーニーも含まれていました。献身的な治療とケアを受けた後、バーニーは完全に快復し、喝采を浴びながら海に戻っていきました。
■ジュメイラの各地ホテルでのウミガメ保護活動
6月16日(日)の「世界ウミガメデー」を前に、ジュメイラは各地の傘下ホテルでさまざまなウミガメ保護活動を企画しました。
【アブダビ】ジュメイラ・サディヤット・アイランドとアブダビ環境庁(EAD)、国立水族館、ヤス・シーワールド・リサーチ・アンド・レスキューとのパートナーシップのもと、手つかずの自然が残るビーチで50匹のウミガメの放流を行いました。
【モルディブ】ジュメイラ・モルディブ・オルハハリ・アイランドでは、ウミガメの保護と意識向上を目的とした、ホテル専属の海洋生物学者による海についてのトークイベントや、オルハハリ島のサンゴ礁周辺でのガイド付きシュノーケリング、砂の彫刻作り、プールサイドのオールデイダイニング・レストラン「グロー」でのサステナブル・シーフード・ディナー、Talise Spaでのウミガメをイメージしたポーズを取り入れたヨガ・セッション、ユニークな客室装飾など、ウミガメをテーマにしたさまざまな無料および予約可能な体験を組み合わせて楽しむことができます。
■ウミガメ保護活動支援を体験できる新しい滞在プラン「ジュメイラ・タートル・ステイ・エクスペリエンス」もジュメイラ・アル・ナシームで6月より提供開始
ドバイのジュメイラ・アル・ナシームでは、6月初旬にDTRPの20周年記念月間をスタート。プロジェクトの取り組みをさらに支援するため、ウミガメにインスパイアされた特別な宿泊体験プラン「ジュメイラ・タートル・ステイ・エクスペリエンス」を発表し、提供を開始しました。ウミガメをモチーフにしたウェルカムアメニティから、プロジェクトの支援活動の舞台裏の紹介、海をテーマにした新しいコンセプトのフォーハンズ・アフタヌーンティー、さらに同プランでの宿泊料金の一部が寄付されるなど、あらゆる面で記憶に残る、意義のあるホテル滞在をお楽しみいただけます。
【ジュメイラ・タートル・ステイ・エクスペリエンス詳細】
https://www.jumeirah.com/en/offers/category-offers/stay/jumeirah-al-naseem/turtle-stay-experience
またパネルディスカッションでは、海洋保護は各国政府、組織、企業、そして個人の協力が必要な世界共通の課題であること、さらに、教育、意識向上、そしてなによりも若者による積極的な活動への参加意識が、海の持続可能な未来を形成する上で重要な役割を果たすことを強調して議論が交わされ、海洋保護のための革新的な解決策やベスト・プラクティス事例も共有されました。
■生物多様性における世界的リーダーであり、世界中で先進的な環境保護と種の保全の先頭に立ってきたラザン・アル・ムバラク閣下のコメント:「ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクトは、過去20年にわたり、環境保護の分野における企業の責任という重要な役割を果たしてきました。私は、生態系のバランスを維持するために不可欠な海洋生物の健康と活力に対する彼らの継続的なコミットメントを称賛します。」
■20周年の意義について、バーバラ・ラング=レントンのコメント:「ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクトが20周年を迎えられたことを大変誇りに思います。ジュメイラにとって重要な節目であるだけでなく、ドバイとアラブ首長国連邦が保全プログラムを通じて生物多様性の向上に努めていることの証しでもあります。また、沿岸観光や海洋観光が盛んになるにつれて、海を保護することの重要性がより明確になっています。海洋生物が繁栄するためには、海洋生態系における重要な役割を果たす必要があり、それはさまざまな形で私たちに影響を与えます。また、世界中の旅行者が海岸沿いの観光地を好み、同時に責任を伴う旅行への意識も高まっているため、海洋生態系への負担はますます大きくなっています。
そのため、業界には、海洋と保全の積極的な管理者となる義務が高じ、未来の世代のために、かけがえのない海洋生物を保護し、保全するために一致団結することが極めて重要なのです。」
■人々と海を結びつけ、どのように変化をもたらすことができるかを教育することの重要性について、ジョー・ラクストン氏のコメント:「私の使命は、人々と海との橋渡しをすることです。私たちが生きていく上で、健全な海がいかに不可欠であるかを誰もが理解する必要があります。海は青い地球上のすべての生命を支えているのです。海はまた、気候変動に関して私たちの最大の味方であるにもかかわらず、私たちはこの壊れやすい生態系を無謀に利用し、傷つけています。日々、集団で行動を起こす個人の力を高めることで、私たちは大きな前向きな変化を促すことができるはずです。私たちは、現在の世代と未来の世代のために海を守り、保護するために団結する必要があります。だからこそ、このような議論が重要なのです。」
■早急な対策の必要性と、啓発活動の強化がもたらす影響について主張するフアン・アントニオ・ロメロ博士のコメント:「私たち自身と現在私たちが見ている状態の世界を守るためには、海を守らなければなりません。海がなければ生命は存在しないのです。教育、一般の認識、そして科学は、海と私たちとの隔たりを埋めるための一部にすぎません。個人がこの大義を支援できる具体的な方法を提供することも、貴重な生態系を保全し保護するという私たちの使命において大変重要なことです。共に意識を高め、行動することで、私たちは変化をもたらし、私たちの海とすべての海洋生物の持続可能な未来を確保することができるのです。」
■ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクト(Dubai Turtle Rehabilitation (DTRP) )について
DTRPは、ジュメイラとドバイの野生動物保護局と共同で運営されており、ラボ業務はドバイの中央獣医学研究所(Central Veterinary Research Laboratory、略称 CVRL)が担当しています。2004年のプロジェクト発足以来、DTRPは2,175匹以上のウミガメの放流に貢献し、86匹は衛星での追跡によってモニターされています(2024年6月現在)。ウミガメたちは目覚ましい旅に出発し、追跡されたウミガメがタイまで移動した例もあるほどです。
ジュメイラ・バージ・アル・アラブの水族館で初期治療をスタートし、保護されたウミガメは、ジュメイラ・アル・ナシームにあるタートル・リハビリテーション・サンクチュアリに移され、献身的なリハビリを受けます。ここでは、見学者はウミガメがサンゴ礁で快復していく様子を確認できるほか、最終的な海への放流までの間に、毎日のレクチャーやウミガメの餌付けに参加することもできます。さらにこのプロジェクトでは、DTRPの活動や、ウミガメという驚くべき生き物の重要性、そしてウミガメが生存していくために直面する課題について理解を深めてもらうために、学生グループ向けの教育プログラムを実施しています。このプログラムには、毎年、全7つの首長国から約1,700人の生徒たちが参加しています。
■ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクト
https://www.jumeirah.com/en/article/experiences/dubai/turtle-rehabilitation-in-jumeirah
■ジュメイラについて:
ジュメイラは、ドバイ・ホールディング傘下の世界的なラグジュアリー・ホスピタリティブランドであり、中東、ヨーロッパ、アジア全域で26軒のホテルを運営しています。1999年、ジュメイラの象徴である「ジュメイラ・バージ・アル・アラブ」をオープンしてラグジュアリー・ホスピタリティ業界の様相を一変させ、ジュメイラ・ブランドは現在、その卓越した、ビーチフロント・リゾート、シティ・ホテル、ラグジュアリー・レジデンスで世界的に認知されています。
コンテンポラリーなモルディブの楽園リゾートである「ジュメイラ・オルハハリ・アイランド」から、アートにインスパイアされたイタリアの「ジュメイラ・カプリ・パレス」、英国のクラシックスタイルをモダンにアレンジしたロンドンの「ジュメイラ・カールトン・タワー」まで、「ジュメイラ」ブランドは、温かく寛容なサービスと、世界中のゲストに喜んでいただける個性的で目的にかなった体験を創造する能力の代名詞となっています。ジュメイラは、事業戦略の一環として、ヨーロッパ、アメリカ大陸、アフリカ、アジアのゲートウェイ都市やリゾートデスティネーションに焦点を当て、そのポートフォリオの規模を倍増させる計画です。
■ジュメイラ・ウェブサイト: https://www.jumeirah.com/en
■ジュメイラの新ブランド・ビデオ: https://www.youtube.com/watch?v=GQGenOnMSZM
■ジュメイラSNS:
●Instagram https://www.instagram.com/jumeirah/
●Facebook https://www.facebook.com/Jumeirah
●LinkedIn https://www.linkedin.com/company/jumeirah/
●X(旧 Twitter) https://twitter.com/jumeirah?lang=en
●Threads https://www.threads.net/@jumeirah
■ジュメイラYouTube: https://www.youtube.com/c/Jumeirah (@Jumeirah)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/398448/LL_img_398448_4.jpg
ドバイのジュメイラ・アル・ナシーム全景
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/398448/LL_img_398448_5.jpg
ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクトのウミガメ放流イベント
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/398448/LL_img_398448_6.jpg
ドバイ・タートル・リハビリテーション・プロジェクトで保護してリハビリしたウミガメ
プレスリリース提供元:@Press