プレスリリース
ファインセラミックス等の製造・販売を手掛けるアスザック株式会社(本社:長野県高山村、代表取締役社長:久保 正直)は、ベトナムで工事を進めていたミーフック工場が6月末より本格的に稼働開始となることをお知らせいたします。ミーフック工場は当社ファインセラミックス事業部がベトナムに構える3つ目の工場となります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/397995/LL_img_397995_1.jpg
ミーフック工場/外観
■新工場設立の目的
当社のファインセラミックス事業部では、高機能半導体向けファインセラミックス製品の開発・製造・販売を手掛けております。半導体業界は、これまでのスマートフォン・PCといった半導体の牽引役に、新たなAI(人工知能)半導体が加わること、ならびに車載半導体市場の伸びもあり、2023年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は10%以上と予測され、最終的には2030年には一兆ドル規模まで拡大することが期待されています。こうした背景のもと、今後も半導体設備投資が積極的に進み、高機能半導体の需要も拡大していくことが予想されています。
これらの需要増加に対応するため、2024年6月下旬からミーフック工場を本格的に稼働開始し、アルミナファインセラミックス製品を中心に大幅な増産を進めるとともに、市場動向等を踏まえながら、生産増強を図っていきます。
なお、新工場の稼働により、生産能力は現状から3割引き上げ、新たに150名程度の雇用を創出する予定となっております。
当事業部では、売上高を2022年度実績の約60億円から、2030年度までに、倍である120億円を目指して取り組んでまいります。
■新工場概要
(1) 名称 :ミーフック工場
(2) 所在地 :My Phuoc 2 工業団地
(3) 投資金額:10億円
(4) 土地面積:12,778m2
(5) 延床面積:6,155m2
(6) 生産品目:半導体向けファインセラミックス製品の生産・機能強化
■アスザック株式会社について
アスザック株式会社は4つの事業(ファンセラミックス/コンクリート/センサ/アルミ)を展開し、各分野の開発・製造・販売を手掛けています。今回新工場を稼働するファインセラミックス事業部は、半導体・液晶業界向け製品を主軸に、超大型セラミックスや空洞一体型ハンドなどのオリジナル製品の開発を行っています。1981年に事業部を設立し、現在は日本とベトナムに生産拠点を構え、グローバルに展開しております。今後も近未来予測に見合うイノベーションの実現を求めてファインセラミックスしか出来ない機能を通して豊かな社会の発展に貢献して行きます。
【会社概要】
社名 : アスザック株式会社
本社所在地: 長野県上高井郡高山村大字中山981
代表取締役: 久保 正直
事業内容 : ファインセラミックス製品・コンクリート2次製品・
センサ・アルミエクステリア製品等の開発・製造・販売
設立 : 1946年
HP : https://asuzacgroup.jp/
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