プレスリリース
株式会社NTTデータ経営研究所(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:山口 重樹)は、心の健康に関する当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発を行う「当事者参画型開発」のモデル事業への参加企業を募集します。
募集にあたり、当事者研究の第一人者である東京大学熊谷 晋一郎教授や「精神科医がこころの病気を解説するCh」を運営する精神科医の益田 裕介氏、先行して寝具の当事者参画型開発を実践した西川株式会社が登壇するセミナー&説明会を実施いたします。
本事業は、経済産業省令和6年度「ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(職域等におけるヘルスケア産業推進事業)」の一環で行います。
1.モデル事業の概要
心の不調は誰にでも起きる可能性があります。そして心の不調は、食事、睡眠、運動、衛生保持、外出、買い物など様々な日常生活に支障を及ぼします。しかし、そうした状態や不調による課題は目に見えにくく、またスティグマ(偏見)により当事者が声を挙げにくい、周囲に理解されづらいといった課題があります。
そこで、本事業では心の健康に関する当事者が製品・サービス開発に参画し、当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発(以下、当事者参画型開発という。)を行うモデル事業を実施します。モデル事業に参加する企業は、プログラムの設計や当事者や有識者等とのマッチング等の支援を受けることができます。
令和6年度のモデル事業参加企業の募集は6月上旬に開始します。本セミナー&説明会にお申込みいただいた方には募集開始時にお知らせいたします。
2.セミナー&説明会の概要
モデル事業への参加企業募集にあたり、当事者参画型開発の意義と概要、心の健康に関する当事者の課題・ニーズを知るためのセミナーを行います。また、本年度に募集するモデル事業の説明会も併せて行います。
開催日時 :2024年6月11日(火)15時00分〜16時30分
形態 :オンライン開催(Zoomウェビナー) ※後日視聴あり
プログラム:
●ヘルスケア産業政策と当事者参画型開発
経済産業省ヘルスケア産業課
●当事者参画型開発の潮流と意義(仮)
【熊谷 晋一郎教授 略歴】
東京大学医学部医学科卒業。東大医学部付属病院、千葉西総合病院、埼玉医科大学病院を経て、東京大学先端科学技術研究センター教授。
講演活動やメディア出演も多く、著書は『リハビリの夜』、『障害者運動のバトンをつなぐ―いま、あらためて地域で生きていくために』など。当事者主導の研究である「当事者研究」が個人や組織に与える影響の検証などの研究を行っている。
●心の健康の当事者が抱える課題と製品・サービス開発の可能性(仮)
【益田 裕介院長 略歴】
防衛医大を卒業。防衛医大病院、自衛隊中央病院、自衛隊仙台病院(復職センター兼務)、埼玉県立精神神経医療センター、薫風会山田病院などを経て、早稲田メンタルクリニックを開業。
精神保健指定医、精神科専門医・指導医
講演活動やメディア出演も多く、著書は『発達障害の人が「働きやすさ」を手に入れる本』など。YouTubeチャンネル「精神科医がこころの病気を解説するCh」(登録者数:令和6年5月時点で約59万人)や、日本最大級の患者会である『オンライン自助会』も運営する。(会員数約500人)
●入眠を支援する寝具の開発に向けた当事者参画型開発の実践報告
杉浦 真也 西川株式会社 イノベーション・マーケティング戦略事業部
マーケティング戦略部 商品開発担当 課長
●モデル事業の募集説明
事務局(NTTデータ経営研究所)
3.セミナー&説明会のお申込み
下記申込みフォームよりご登録ください。
お申込みいただいたメールアドレスへ、開催1営業日前までに詳細をお送りいたします。
https://questant.jp/q/K3HL74ZL
プレスリリース提供元:@Press