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ダイアテックジャパン株式会社

ダイアテックジャパン、実耳測定を模した機能によりきめ細かな補聴器検証・調整を可能にする「Verifit2(ベリフィット2)」を販売開始

(@Press) 2024年05月16日(木)10時00分配信 @Press

世界のリーディングブランドの聴覚検査機器を輸入・販売するダイアテックジャパン株式会社(代表取締役社長:齋藤 徹、本社:神奈川県川崎市)は、オーディオスキャン社(カナダ オンタリオ州ドーチェスター)が開発、インターアコースティクス社(デンマーク、ミデルファート市)により世界中に販売されている両耳同時測定に対応した実耳測定/補聴器特性測定装置「Verifit2(ベリフィット2)」を、2024年5月16日(木)より販売開始いたします。補聴器ユーザーにより優れた「聞こえ」を提供するための機能を備えた「Verifit2」は、専門家や臨床家のノウハウに裏付けられた経験と高度なテクノロジーを駆使し、直感的認知を促す操作画面を有する補聴器検証システムです。
これまで以上に簡便かつ迅速に補聴器の検証を行うことが可能となり、施設全体の業務効率化に貢献します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/394358/LL_img_394358_1.png
Verifit2

実耳測定(REM)では各個人の外耳道の容積、長さなどによる音響特性の違いによりそれに合わせたきめ細かな補聴器調整が可能ですが、外耳道へのプローブチューブの挿入には訓練や手間がかかるため、日本ではこの点が実耳測定を行う上での主なハードルの要因と言われています。「Verifit2」では実耳測定に加え、外耳道へのプローブチューブの挿入不要で実耳測定に限りなく近い理論値でシミュレーションを行えるS-REM(Simulated-REM)を実装しています。このS-REMによって、両耳同時測定対応の疑似耳機能を備えた専用テストボックス内で、実耳測定せずともきめ細かな補聴器検証・調整を可能にします。
技術的な課題や作業効率の観点から実耳測定時のプローブチューブ挿入が困難な補聴器外来や補聴器販売店などにおいて、またプローブチューブ挿入自体が非常に困難な乳幼児ユーザーにおいて、S-REMはゴールドスタンダードの実耳測定に並ぶ方法として非常に有効です。

また「Verifit2」では実耳測定、専用テストボックス内でのS-REMいずれにおいてもISTSなどのLTASS(長時間平均音声スペクトル)を刺激音とした出力測定が可能で、昨今機能が進化している補聴器に対しより精度の高い補聴器出力を実行します。さらに圧縮率の適正度を視覚的に評価することに加え、補聴器ユーザーやその家族とのカウンセリング・サービスにも有用なSpeechmapも備えています。Speechmapで表示される語音明瞭度指数(SII)など説得力のある数値を用いれば、補聴器フィッティング目標と補聴器の増幅価値についてユーザーとのさらなるコミュニケーションに加えることが可能となり、他施設との差別化の促進にもつなげることができます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/394358/LL_img_394358_2.png
Verifit2を活用したカウンセリング


【オーディオスキャン社「Verifit2」主な製品特長】
■両耳同時測定対応の疑似耳を備えたS-REM(Simulated-REM)を実装、外耳道へのプローブチューブ挿入不要で実耳測定に限りなく近い出力結果の取得が可能

■ユーザーとのカウンセリングに有効なSpeechmapによるフィッティング目標の数値化、フィッティングプロセスの視覚化により聴覚リハビリテーション・継続指導が可能

■VerifitLINKによる自動フィッティング機能により適格なターゲットマッチをごく短時間で実施可能(REM/S-REM※両方で対応)

■12.5kHzまでの検証が可能、広帯域対応の高度な機能を備えた補聴器にも対応(REM/S-REM両方で対応)

■プローブガイドにより実耳測定時における鼓膜付近までのプローブチューブの適切な配置をリアルタイムで支援、複雑なテクニックは不要でチューブ挿入をかつてないほど簡単に行うことが可能
※補聴器ブランドによっては対応していない製品もございます。


【ダイアテックジャパン株式会社 代表取締役社長 齋藤 徹 からのコメント:】
「この度、Verifit2を初めて日本に導入し、補聴器フィッティング関連製品のラインナップを充実させることができ、大変嬉しく思います。Verifit2は特に北米で多くの販売実績があります。Verifit2はS-REMを実装しており、REMを実施していない補聴器外来や補聴器販売店などにおいて選択肢の一つになることを期待しております。また、S-REMを用い補聴器検証とフィッティングを左右の補聴器同時にできることによる時間短縮効果も実現できる製品です。Verifit2により、聴覚ケアに携わる専門家の皆様に従来の補聴器フィッティングに新たな価値を提供できれば幸いです」


【Verifit2製品概要】
オーディオスキャン社製「Verifit2」詳細ページ:
https://www.diatec-diagnostics.jp/campaigns/verifit2


●ダイアテックジャパン株式会社について
ダイアテックジャパン株式会社はデンマークのデマントグループの傘下にあり、インターアコースティクス社(デンマーク)、メイコ社(ドイツ)、メドレックス社(アメリカ)、オーディオスキャン社(カナダ)の聴覚検査装置および補聴器関連機器の輸入販売および保守サービスの提供を行っています( https://www.diatec-diagnostics.jp/ )。『学術研究への貢献』、『医療現場への貢献』、『聴覚補償への貢献』という三つの理念の基、聴覚検査装置および補聴器関連機器を通じて「耳」、「聞こえ」に関わるさまざまな方面で世界の先端学術研究の知見を基に、欧米の国際規格に準じた製品をいち早く日本のお客様にご紹介し、最適なソリューションを提供することを使命としています。


●デマントグループについて
デマントは、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、世界130か国以上でビジネスを展開しています。デマントは2つの点で世界唯一の企業です。第一に聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーしていること、第二に慈善財団(ウィリアム・デマント財団)が所有する聴覚ヘルスケア企業であることです。全デマントグループ20,500人強の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや「聞こえ」の改善の研究、製品開発を行っています。


●オーディオスキャン社について
オーディオスキャン社は、北米における補聴器検証システムのリーディングカンパニーです。同社は40年以上にわたり補聴器の検証機器の開発に従事してきました。より優れた「聞こえ」を提供できるよう、常に研究開発や革新を推進し、数十年にわたり、臨床医や研究者から高い評価と信頼を獲得しています。オーディオスキャン社はSpeechmapによる聴覚マッピング、SPLによる検証、最良の科学的補聴器検証のための実際の音声の使用など、多くの「業界初」を生み出しました。今後も補聴器検証を次のレベルへ向上させるべく日々前進し、洗練された使いやすいソリューションの創造と開発に注力していきます。


●インターアコースティクス社について
デンマークを拠点とするインターアコースティクス社は、多くの国のさまざまな規模の病院やクリニックに適した検査機器の開発実績を持ち、検査者の要求に的確に応える機器を提供できる数少ないメーカーです。50年以上にわたり、オーディオロジーに関わるすべての専門家との絶え間ないコミュニケーションにより、お客様のニーズに沿った最適なソリューションを提供し続けております。インターアコースティクス社はオーディオスキャン社製品の販売を北米・カナダ以外の各国で行っています。日本においてもオーディオスキャン社製品の輸入はインターアコースティクス社を通じて行われます。

プレスリリース提供元:@Press

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