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ラックとTrust Base、Microsoft Copilot for Securityを活用した、高度なセキュリティ運用を実現する実証実験を開始

(@Press) 2024年03月08日(金)11時30分配信 @Press

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)と三井住友トラスト・グループのTrust Base株式会社(本社:東京都千代田区、取締役CEO:田中 聡、以下 Trust Base)は、対話型の生成AIでセキュリティ担当者を支援する「Microsoft Copilot for Security」を活用し、高度なセキュリティ運用の効率化に向けた共同の実証実験を開始することを、2024年3月8日に発表しました。

昨今、クラウドサービス活用の加速やテレワークの普及によるエンドポイントの増加、生成AIがサイバー攻撃に悪用されるリスクの高まりなど、多くの企業は高度かつ複雑な脅威にさらされています。その結果、セキュリティ製品から通知されるアラートやインシデント数も膨大となり、セキュリティ運用担当者の負担が増大しています。万が一インシデントが発生した際、緊急度の高いものから対応するトリアージが、リソース不足により対応しきれていない状況もあります。

このような背景から、ラックとTrust Baseは、企業におけるクラウド環境のセキュリティ運用を自動化する「Microsoft Sentinel」を活用して、セキュリティ運用の高度化と効率化を実現するため、ラックが提供する「Microsoft Sentinel活用支援サービス」を導入した共同検証を2023年7月から進めています。

今回のMicrosoft Copilot for Securityの実証実験は、セキュリティ運用の高度化への取り組みを強化するものであり、AIを活用した迅速なインシデント対応の実現とセキュリティ人材の不足に対する解決策となり得るかを検証します。

Trust Baseは検証環境を用意し、ラックは技術支援として企業が実施するセキュリティ対策が最新のサイバー攻撃に対して有効かどうかを検証する、BAS(Breach and Attack Simulation)ツールによる実践的なサイバー攻撃のシナリオを用意、ラックのインシデント対応ノウハウと照らし合わせて、インシデント対応におけるMicrosoft Copilot for Securityの有効性を評価します。Microsoft Copilot for Securityは、Microsoft社が提供するクラウドベースのAIセキュリティプラットフォームです。Microsoft 365の各種セキュリティソリューションと連動し、自然言語での対話的なやりとりを通じて、インシデント調査、脅威ハンティングなど、様々な場面で企業のセキュリティ運用をサポートします。

ラックおよびTrust Baseは、Microsoft Copilot for Security EAP(Early Access Program:早期アクセスプログラム)に参加した企業として、三井住友トラスト・グループを中心とした金融機関に対して、安心・安全を届ける次世代のセキュリティ運用のあり方を提案すると共に、セキュリティ運用の高度化の実現に向けたサービスの提供を目指します。

また、ラックは、高度なセキュリティ技術と豊富なソリューション導入実績をもつ企業としてお客様のDX推進をサポートし、AIによる効率的なセキュリティ運用を実現すべく、お客様とともに取り組んでまいります。


■日本マイクロソフト株式会社からのエンドースメント
日本マイクロソフトは、株式会社ラックとTrust Base株式会社による、Microsoft Copilot for Securityを活用した高度なセキュリティ運用の効率化に向けた共同の実証実験を歓迎いたします。攻撃者はAI技術を活用して攻撃のスピードと精度を上げており、あらゆる企業や組織がAI技術を活用したセキュリティ対策の見直しやSecurity人材不足の対応を求められています。今回の株式会社ラックとTrust Base株式会社の実証実験により、そうしたAI時代の新しい防御対策やSecurity人材育成に、Microsoft Copilot for Securityをお役立ていただけることを期待しております。

クラウド&AIソリューション事業本部 セキュリティ統括本部 統括本部長 高田 祐二


●Trust Base株式会社について
https://trustbase.co.jp/
Trust Baseは、パーパスとして「テクノロジーで信託の可能性を拡げ、多様な仲間と持続可能な未来と社会的価値・顧客価値を共創する。」を掲げて、デジタルトランスフォーメーション(以下 DX)を推進し、自社のセキュリティ強化はもとより、金融業界に革新をもたらす様々なサービスを提供しています。
Trust Baseでは、AIによるセキュリティ運用の高度化はビジネスプロセスを支える重要な要素と捉え、DX推進を加速させるためのベースラインとして位置付けています。


●株式会社ラックについて
https://www.lac.co.jp/
ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。


* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* Microsoft、Microsoft Sentinelは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。

プレスリリース提供元:@Press

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