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季節外れの黄砂は、温暖化と安価なカシミヤが原因?環境に配慮しモンゴルカシミヤ産業に貢献した日本人女性が感謝状授与

(@Press) 2023年12月06日(水)10時00分配信 @Press

モンゴル国産の最高級のカシミヤを使いアパレル企画販売を行うCASHMIKA(本社:東京都豊島区、代表:小野田 みか)が、来日中のモンゴルカシミヤ協会(本拠地:モンゴル国ウランバートル市、代表:トメン・バヤル氏)から、同業界への長年の環境保全、産業創出、女性の活躍への貢献に関する感謝状を、2023年のモンゴル独立記念日(11月26日)に授与されました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/378313/LL_img_378313_1.jpg
モンゴルカシミヤ協会会長から感謝状授与
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/378313/LL_img_378313_2.jpg
長年のモンゴルカシミヤ産業への貢献を讃える

【砂漠化防止に取り組むモンゴル国】
黄砂被害が深刻です。原因に温暖化とカシミヤヤギの過放牧による砂漠化。黄砂とは中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠・ゴビ砂漠や黄土高原など乾燥・砂漠地域で風に巻き上げられた土壌や鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来する現象を言います。これまでは春に飛来していましたが、4年ぶりに11月末にも那覇市や福岡市でも観測されました。※資料1

カシミヤ需要が高まり、カシミヤヤギの飼育数は50年で約7倍にも増えました。過放牧の影響で草原がヤギに食べつくされ、モンゴルの国土は砂漠化の危機に立たされています。モンゴル産カシミヤには中国の「内モンゴル産」とモンゴル国の「外モンゴル産」が存在します。1924年11月26日に中国から独立したモンゴル国は、長年付加価値のつかない原毛を中国に大量輸出していました。中国の輸出の主な相手はアメリカや日本。モンゴル国の主な輸出先はヨーロッパです。現在モンゴル国では砂漠化を食い止めるヨーロッパ基準の認定制度、原毛の輸出制限や付加価値による高値での取引の法制化など様々な取り組みをしています。※資料2

※資料 1=地球システムモデルを用いた黄砂の長期変化等について
https://www.mri-jma.go.jp/Topics/R03/031126/slide/04.pdf
※資料 2=Mongolian Companies Supply Cashmere to Chanel and Schneiders
https://montsame.mn/jp/read/311157


【ヨーロッパの一流ブランドと同素材の美しい服をモンゴル国内で仕上げる理由】
日本のカシミヤブランドCASHMIKA(カシミカ)代表兼デザイナー小野田 みかが、長年のモンゴル国におけるカシミヤ産業への貢献が認められ、モンゴルカシミヤ協会会長から感謝状を授与されました。同協会会長トメン氏からは「CASHMIKAはカシミヤでこんなことができるという素材の可能性を、デザインで見せてくれる唯一のブランドです。とても有難い。」とコメントいただきました。

小野田は毎年何度もモンゴルに足を運び、現地で直接活動をしています。カシミヤ農家の遊牧民への挨拶回りでは家族のように歓迎され、ゲルで家畜の乳飲料を共に飲み、原毛が糸になるすべての工程を確認し認証を持つ工場と契約します。工場ではオリジナルで型を起こした試作品のシルエットを数ミリ単位で納得いくまで幾度も調整、モンゴル国内で最終製品に加工することにこだわっています。20代の頃からイタリア、アメリカ、日本でデザインを仕事にしてきた小野田の求める品質のスタンダードは、当初は細かすぎると驚かれることもありました。やりとりの過程で工場側もデザインに対する理解度が増して世界的な品質に応えられる力をつけ、欧米市場とのビジネスが大きく成長しました。

適切に飼育されたヤギから採取した上質なモンゴル国産カシミヤを、モンゴル国内で最終製品に加工することで現地の産業支援、雇用の創出、女性の自立・活躍を促し、遊牧民の現金収入を支えています。また、ヨーロッパの一流ブランドと同じ素材で世界標準のシルエットの美しい服を、すこし背伸びすれば若い会社員の女性も購入できる価格帯でご提供できるようにしています。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/378313/LL_img_378313_3.jpg
CASHMIKAのデザインに笑顔を見せる会長

【壮大な自然が育んだ極上の肌触りで、自分を愛でて活躍してほしい】
CASHMIKAは小野田が2003年にニューヨークで立ち上げたブランドです。グラフィティーアートを編み込んだカシミヤのニットを枚数限定で販売したことが話題となり、NYの有名ミュージシャンや俳優にも愛用者がいます。カシミヤを用いたきっかけは父親の影響も。小野田の実家は老舗の繊維会社でモンゴルが社会主義だった時代に日本の機械を寄付したことをきっかけに、国営カシミヤ工場からヨーロッパのハイブランドへの原毛の輸出に大きな貢献をしました。

ファッションを通して社会貢献に取り組む小野田は、実はこの3月まで板橋区議会議員として二足のわらじで女性活躍に取り組んでいました。「誰もが自由に活躍できる社会を作りたい」という共通の想いのもと、一見異なる活動に見える政治とファッションに取り組んできました。小野田は「モンゴルには壮大な自然があり、そこで遊牧民に家族のように育てられ、春になると優しく漉いてもらった産毛をお裾分けしてもらって美しい服を作ります。CASHMIKAは体験のブランドです。極上の柔らかさに癒されて、日々を楽しく心地よく快適に過ごしていただきたいと思います。」

CASHMIKA製品 販売ページ: https://cashmika.official.ec/

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/378313/LL_img_378313_6.jpg
長距離移動も快適なカシミヤのマントとスマホ操作も可能なアームカバー

《CASHMIKA期間限定ポップアップショップ 概要》
年末年始の帰省など長時間の移動でも軽くて暖かく、羽織るだけで品格をまとえるマントやコートを中心に、気軽に手に取っていただけるニット帽やストールなども取り揃えております。

期間:2023年12月13日(水)〜26日(火)
場所:銀座三越 本館4階 4th of GINZA2023

〜秋冬シーズン展開中〜
日本橋高島屋、京都高島屋 本館2階 サロン ル シック

プレスリリース提供元:@Press

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