プレスリリース
“いい唾液の日(11月28日)”を記念して日本唾液ケア研究会学術集会を11月26日(日)に開催 シンポジウムの実施が決定し、詳細情報を発表
国民の健康増進を唾液から考える 特定非営利活動法人日本唾液ケア研究会(理事長:槻木 恵一:神奈川歯科大学教授)は、2023年11月26日(日)に神奈川歯科大学横須賀キャンパスにて開催する、いい唾液の日制定記念イベント「いい唾液の日2023」及び「第2回 日本唾液ケア研究会学術集会」においてシンポジウムの実施が決定し、詳細情報を発表いたします。
本イベントでは、11月28日を「いい唾液の日」に、昨年に引き続き唾液に関連した国民の健康を支える研究者と、唾液医療を推進する歯科衛生士・栄養士の功績を称え表彰を行います。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/376910/LL_img_376910_1.jpg
いい唾液の日制定記念
<「いい唾液の日」について>
特定非営利活動法人日本唾液ケア研究会が11月28日を「いい唾液の日」に申請し、2021年8月より記念日として認定されています。
「いい唾液の日」は、日付の11と28で「いい(11)つば(28)」と読む語呂合わせから決定しており、この制定をきっかけに多くの人に「唾液」の健康効果を周知するとともに、全身の健康増進を心がけてもらうことや、唾液学・唾液検査学の推進を目的としています。
■「いい唾液の日」記念イベント概要
日時:2023年11月26日(日) 13:30-14:30
14:40-16:10(シンポジウム)
会場:神奈川歯科大学横須賀キャンパス
内容:1. ご挨拶
2. 唾液関連優秀論文研究者表彰
3. 唾液関連地域医療推進者表彰(歯科衛生士・栄養士部門)
4. 優秀論文受賞講演
5. シンポジウム
【2023年度 唾液関連歯科医療推進者表彰】
<表彰者紹介>
●表彰者 井上 和 ぶっちゃけK's seminar主宰 歯科衛生士
●推薦者 坂本 紗有見 銀座並木通りさゆみ矯正歯科デンタルクリニック81院長
●表彰者 高木グループ
高木 直美 歯科衛生士 beside-U合同会社 主宰
高木 悠里 管理栄養士
【唾液関連優秀論文表彰】
<優秀論文・表彰者紹介>
●表彰者 石川 恵生 山形大学医学部歯科口腔外科 講師
●推薦者 上野 義之 山形大学医学部長
・Discrimination of oral squamous cell carcinoma from oral lichen planus by salivary metabolomics. Oral Dis. 2020 Jan;26(1):35-42.
・Identification of salivary metabolomic biomarkers for oral cancer screening. Sci Rep. 2016 Aug 19;6:31520. 2.
●表彰者 高木 幸則 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科口腔診断情報科学分野 准教授
●推薦者 村田 比呂司 長崎大学歯学部長
Salivary gland US as a primary imaging tool for predicting efficacy of xerostomia treatment in patients with Sjogren’s syndrome. Rheumatology, 55(2):237-45,2016
●表彰者 高 靖 九州大学大学院口腔常態制御学講座口腔細胞工学分野 助教
●推薦者 西村 英紀 九州大学大学院歯学研究院長
p130Cas is required for androgen-dependent postnatal development regulation of submandibular glands. Sci Rep. 13(1):5144, 2023.
●表彰者 戸田(徳山) 麗子 鶴見大学歯学部口腔内科学講座 学内講師
●推薦者 大久保 力廣 鶴見大学歯学部長
・Feasibility of Rapid Diagnostic Technology for SARS-CoV-2 Virus Using a Trace Amount of Saliva. Diagnostics. 2021, 11, 2024. https://doi.org/10.3390/diagnostics11112024
・Improving the Detection Sensitivity of a New Rapid Diagnostic Technology for Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 Using a Trace Amount of Saliva. Diagnostics. 2022, 12, 2568. https://doi.org/10.3390/diagnostics12112568
【理事長奨励賞】
<表彰者紹介>
●表彰者 嶋崎 義浩 愛知学院大学歯学部口腔衛生学講座 教授
●推薦者 本田 雅規 愛知学院大学歯学部長
Stimulated salivary flow rate and oral health status. J Oral Sci. 2017 Mar 31:59(1):55-62. doi: 10.2334/josnusd.16-0372. Epub 2016 Dec 28.
●表彰者 山田 蘭子 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 口腔・顎・顔面機能再生制御学講座 咬合・有床義歯補綴学分野 大学院生
●推薦者 大原 直也 岡山大学歯学部長
・Effect of continuous sweet gustatory stimulation on salivary flow rate over time. Arch Oral Biol. 2023 Feb;146:105590.
【シンポジウム詳細】
●シンポジウム国民皆歯科健診と唾液検査
座長 三辺 正人 文教通り歯科クリニック院長・日本唾液ケア研究会理事
●シンポジスト
「国民皆歯科健診に向けた取組」
厚生労働省医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室室長補佐 新宅 正成 先生
「国民皆歯科健診における歯周病検診の意義と、唾液を検体とした歯周病リスク判定を活用した集団歯科健診の実際」
神奈川歯科大学口腔衛生学教授 山本 龍生 先生
「唾液検査の現状と課題、そして将来展望」
神奈川歯科大学教育企画部教授 猿田 樹理 先生
国民皆歯科健診は、口腔の健康から全身の健康を維持向上させる国民の健康の基盤となる政策と考えられる。日本唾液ケア研究会でも、いち早く、国民皆歯科健診について、意見の表明および意見の公募を行っている( https://z1bq0.hp.peraichi.com/ )。特に健診との関連で唾液検査は有用なツールになることが考えられ、唾液検査に注目が当たることが予想される。一方で、唾液検査は簡便と言いながら、血液とは違い環境要因の影響を受けて成分が変動する検体であることから、その取扱いには注意が必要である。そこで、本シンポジウムでは、国民皆歯科健診の意義と唾液検査の未来について検討を行う。
【法人概要】
団体名 : 特定非営利活動法人日本唾液ケア研究会
代表者 : 理事長 槻木 恵一
所在地 : 〒238-0003
神奈川県横須賀市稲岡町82 神奈川歯科大学環境病理学分野内
設立 : 2021年
事業内容: 唾液の健康効果の研究・PRなどを行い社会貢献を行う。
URL : https://peraichi.com/landing_pages/view/salivacare/
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