プレスリリース
株式会社長田(おさだ)工業所(所在地:福井県坂井市、代表取締役:小林 輝之、以下:長田工業所)は、株式会社高義製作所(所在地:新潟県三条市、代表取締役社長:徳永 佳久、以下:高義製作所)と溶接のテーマパーク「アイアンプラネット」のフランチャイズ契約を結び、高義製作所が「アイアンプラネット」の8拠点目となる「アイアンプラネット ベースオブ三条」として2023年7月6日(木)から溶接体験事業を開始いたします。(予約受付は6月26日から開始)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/358982/LL_img_358982_1.jpg
お子さまや女性にも職人が直接手ほどき
■これまでにオープンしている拠点名
本職の鉄工所が母体となって行う溶接体験事業は発祥地である福井本所に加え、フランチャイズとしてはベースオブ三条が7社目としてオープンします。
・発祥地
アイアンプラネット(福井本所) by 株式会社長田工業所(福井県坂井市)
・加盟店
(1)ベースオブ沼津 by 株式会社影山鉄工所(静岡県沼津市)
(2)ベースオブ栃木 by 株式会社八興製作所(栃木県栃木市)
(3)ベースオブ湘南 by 株式会社コイズミ(神奈川県秦野市)
(4)ベースオブ岐阜 by MinoyaMetal株式会社(岐阜県羽島郡)
(5)ベースオブ富山 by 株式会社光進工業(富山県富山市)
(6)ベースオブ津軽 by 株式会社長谷川鉄工(青森県平川市)
■溶接のテーマパークとは
溶接のテーマパークとは、工場・プラント改修工事業を営む長田工業所が、自社の溶接加工工場を開放して、溶接や金属加工で遊べて学べるテーマパーク「アイアンプラネット」として8年前から取り組んでいる事業です。
この事業の鉄工所(自社)にとってのメリットは自社の技術のPRになること、地域にとってのメリットは地域活性に繋がること、一般利用者にとってのメリットは、普段なかなか接することのできない溶接DIYを自社の職人、プロの職人に教えてもらうことができることです。三方良しの事業として多くの利用者に愛されてきました。
運営本体であるアイアンプラネット(福井本所): https://iron-planet.net/
■アイアンプラネット基地オーナー(BASE-OWNER)制度とは
長田工業所がこれまでに行ってきた「溶接体験事業による経営革新」の取り組みを体系化し、全国の人手不足やブランディング構築に悩む中小零細鉄工所に向け、経営革新支援として溶接体験事業の指導を2018年12月25日から行ってきました。
(当時のプレスリリース: https://www.atpress.ne.jp/news/173482 )
高義製作所は、FC本部である長田工業所と顧問契約を結び、11ヶ月間の事業構築期間を経て、溶接体験フランチャイズ事業、溶接のテーマパーク「アイアンプラネット ベースオブ三条」としてオープンすることとなりました。本職の鉄工所が母体となって行う溶接体験事業のフランチャイズとしては全国で7社目となり、これまでにない盛り上がりを見せています。
アイアンプラネット ベースオブ三条: https://iron-planet-sanjo.com/
■小型溶接機メーカー「SUZUKID」が連携協定により全面後押し
2021年にプレスリリースさせていただいたように、溶接のテーマパーク「アイアンプラネット」と小型溶接機メーカー「SUZUKID」が連携協定を締結しました。これにより、溶接体験に適した使用機械・消耗品の調達や、製品の使用方法と一般客への接客対応のレクチャーとワークショップメニューの考案、ノウハウの提供をSUZUKIDスタッフが行うことで、よりきめ細やかな事業展開が見込めるようになりました。
(当時のプレスリリース: https://www.atpress.ne.jp/news/250017 )
■溶接のテーマパーク「アイアンプラネット ベースオブ三条」の概要
アイアンプラネット ベースオブ三条の取り組みを行っている高義製作所の本業は、プレス加工、溶接加工を行う会社です。
多品種、小ロットを得意とし、主に農業機械部品、自動車部品をメインに製造しています。またプレス加工のみ、溶接加工のみのご依頼はもちろん当社協力会社様と連携し金型、溶接治具の手配から機械加工部品の手配、メッキや焼き入れ、塗装と表面処理まで一貫したご依頼にも対応しています。
昭和3年に創業し長い歴史の中で培った技術と部品点数2,000点以上の製品を管理する生産管理システムを構築しており、様々な加工に対応すべく日々チャレンジを続ける会社です。
正式名称 : 溶接のテーマパーク アイアンプラネット ベースオブ三条
事業母体 : 株式会社高義製作所
(所在地:新潟県三条市荻堀字藤平1397番44
代表取締役社長:徳永 佳久)
オープン日 : 2023年7月6日(木)
※7月5日(水)は関係者のみのオープンセレモニー
予約受付開始日 : 2023年6月26日(月)予定
※6月7日(水)プレオープンを行い
女性3人に溶接体験を楽しんでいただけました(終了)
体験内容 : アイアンを使用したスツールやシェルフ、
サインプレート、ポータブルロケットストーブなどを製作
体験時間は0.5〜2時間、
価格は1,000円〜15,000円(税込)の予定。
営業時間 : 平日(1)15:00〜 (2)17:00〜
土曜(1)14:00〜 (2)15:00〜 (3)17:00〜(完全予約制)
定休日 : 日、祝(相談可)・年末年始・冬季(積雪状況による)
所在地(体験場所) : 新潟県三条市荒沢384-1
お問い合わせ電話番号: (0256)46-4871 ※お電話は高義製作所につながります。
予約等公式HP : https://iron-planet-sanjo.com/
●高義製作所 徳永代表のコメント
アイアンプラネットに賛同させていただいた経緯は、数年前に私の息子が小学5年生の時に夏休みの課題で溶接の体験をさせた際に、楽しく溶接する姿を見て、溶接の体験は大人だけではなく、子どもがやっても楽しめる物なのだ、と実感した経験から始まります。
しかし溶接体験の出来る施設は新潟にはない事を知り、それなら自分で溶接の体験場を作りたいと思いました。またDIYでのものづくりが好きな方でも、木工とは違い、溶接や金属の加工には「難しい」「設備が高額」「危険」などのイメージがありハードルが高いと思われているように思います。しかし実際には安全に手軽に取り組めるものだと言う事を体験し実感して頂きたいと思い、インターネットで色々と溶接体験について調べていた所「アイアンプラネットプロジェクト」に出会い、長田工業所の小林社長とお話しさせて頂き小林社長の考え方に強く共感しました。このプロジェクトを通じて溶接の楽しさやものづくりの楽しさを広く伝えたいと思いアイアンプラネットに取り組むことを決めました。
また当社の課題である人材確保において、応募や採用の確率を上げるには高義製作所の知名度を上げることが重要であると考えており、このプロジェクトを通じて高義製作所を知って頂けるのではないかと思いました。
当社事業所のある三条市の旧下田地区では過疎化が進み、労働者の観点でも人手不足が深刻な問題となっていると感じております。そんな中でこの下田地区の強みである「豊かな自然」と三条市の強みである「ものづくり」を体感して頂くことは、三条市の魅力を多くの方に知って頂けるのではないかと思っています。そしてこの地でものづくりをやって行きたい、と思って頂くきっかけになるのではないかと考えています。
また、福島県と新潟県をつなぐ八十里越の開通を3年後に控え、三条市に訪れるきっかけとなればと考えています。
■アイアンプラネット基地オーナー(BASE-OWNER)制度の今後の展開
2020年9月にFC第1拠点オープン後、コロナ禍にもかかわらず、この3年弱でアイアンプラネット事業に賛同していただける企業様により7社オープンできました。これもひとえに各事業母体の企業様と連携協定させていただいてます小型溶接機メーカー「SUZUKID」様、そして全国の溶接に関心を持たれている一般のお客様のお陰であり、感謝しております。
アイアンプラネット事業は、ものづくりの若手人材創出をめざしたプロジェクトです。「まずは溶接の素晴らしさを知ってもらう」「現役鉄工所の職人がみずからアピールする」ことで、取り入れた企業の社内の空気をも変える効果があります。
「溶接体験ができる場所」ということだけでは、全国各々で小さな取り組みをされている事例はありますが、持続性がなく結果が出ていないのが現状です。しかし「アイアンプラネット」という同じプロジェクト名で全体的に盛り上げていくことによって、大きなインパクトを創ることができています。
このベースオーナー制度(フランチャイズ)は1地域1店舗、47都道府県制覇を目指しています。現在も溶接やものづくりの社会的な地位向上という志に賛同していただける全国の鉄工所・ベースオーナー様を募っています。
ベースオーナー制度受付ページ: https://www.ironplanet-base.net
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