プレスリリース
GfK Japan(東京:中野区)は、約2,200名のキャンプ用品の購入者、購入予定者を対象に2022年10月に実施した調査の結果を2023年4月13日に抜粋して発表した。
【概要】
・過去1年間に最も購入されたキャンプ用品(衣類・消耗品を除く)はアウトドア用チェアであった。一方、今後1年間に最も多く購入検討されているのはテントで、その購入予算は、キャンプ頻度が多くなるほど高くなる傾向にあった。
・キャンプ用品の購入場所としては、アウトドア・スポーツ用品の専門店の店舗、総合オンラインショップが特に多く、若年齢層ほど専門店の店舗やオンラインサイトの利用が多い傾向が見られた。
・キャンプ用品に関する情報源としてもっとも多く挙げられたのは動画サイトやSNSで、若年齢層を中心にYouTube、Instagram、Twitterが有力な情報源となっている。
【今後最も買いたいアイテムはテント】
過去1年間の購入アイテムでは、アウトドア用チェアやクーラーボックスといった普段使いできる用品が上位を占めた。一方、今後購入したいアイテムとしてはテントが最も多く、次いで寝袋・シュラフ、バーベキューコンロが上位となった(図1)。
購入したいテントの価格帯については、対象者の普段のキャンプ頻度で大きく違いが見られた。キャンプ頻度が年1回未満のキャンパーにおいては2万円未満が最も多く4割を占めたのに対し、年3〜4回のキャンパーでは5万円〜10万円が最も多く、年5回以上のキャンパーでは約半数が5万円以上の予算を考えている。
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【主な購入場所はアウトドア専門店の店舗と総合オンラインショップ】
キャンプ用品の購入場所としては、どの世代でもアウトドア・スポーツ専門店の店舗、総合オンラインショップが多いという結果となった。一方世代別の特徴としては、若年齢層ほどアウトドア・スポーツ専門店の店舗やオンラインサイトの利用が多く、高年齢層ほど総合オンラインショップやホームセンターの利用が多い傾向となっている(図2)。
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【キャンプ用品に関するもっとも有力な情報源は動画サイトやSNS】
キャンプ用品に関する情報源としてもっとも多く挙げられたのは動画サイトやSNSで、これらを通じた様々な愛好家の情報発信が昨今のアウトドアレジャー需要の高まりを促進している傾向と合致している。中でも若年齢層を中心にYouTube、Instagram、Twitterが特に有力な情報源となっている。
また、動画サイトやSNS以外にも、アウトドア用品店の店頭や、メーカーのサイト、総合オンラインショップやアウトドア用品店のサイトも情報源として広く活用されており、購入場所としての利用は比較的少なかったメーカーのサイトも、製品情報を入手する情報源として機能している事が伺える(図3)。
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※. GfK アウトドア・キャンプ用品購入者調査 調査概要
■調査期間:2022年10月
■調査地域:全国
■調査対象:過去1年以内に特定キャンプ用品を購入した、もしくは及び今後1年以内に購入を検討している20才〜69才の男女2,276名
■調査方法:インターネット調査
■主要調査内容:レジャー行動/ アウトドア用品購入経験/ キャンプ頻度 / キャンプへの移動手段 / キャンプでの活動 / アウトドア用品の選び方 / アウトドア用品選びの重視点 / ブランド認知 / ブランドイメージ/ 最も好きなブランド / アウトドア用品保有状況 / 保有ブランド/ 購入価格/ 情報源 / 購入した店・サイト / 店・サイトの選択理由 等
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