プレスリリース
組織・人材開発研修やコンサルティングを提供するインパクトジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:戒能 祥哲、以下 当社)は、2023年3月18日(土)、あしなが学生募金事務局(所在地:東京都千代田区、事務局長:谷口 和花菜)に所属する大学生のうち役職者13名と募金事務局職員6名を対象にリーダーシップ研修をプロボノにて提供しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/351040/LL_img_351040_1.jpg
集合写真
■実施の背景
当社の社会貢献活動であるLES(Leadership Eco System(R)、リーダーシップ・エコシステム(R))の一環で、年2回の寄付のほかに年間でのリーダーシップ開発支援をプロボノで提供しています。
年間プログラムのコンセプトは去年と同様、「リーダーシップエンジンをアップデートする」です。今年は、コロナ禍で街頭募金活動に参画した経験のない学生たちが募金事務局の役職者となる年でした。そのため、対面でのリーダーシップ発揮や現場での仕切り力には課題感がありました。
リーダーシップエンジンとは、次代のリーダーを生み出していく仕組みや構造、マインドセットを表します。春と秋の街頭募金を成功させるためにも、得意なオンラインのコミュニケーションに頼らない対面でのリーダーシップを育み、全国の局員の学生たちをひとつに束ねる力強さが必要です。
そのためにまず重要なステップとして、第一回の研修テーマは「自分の北極星を見つける」としました。なぜ自分がその仕事をするのか、またしたいのか、そのWhy(理由)を明確にして自分の言葉に落とし込み、学生募金事務局に参画する意味や価値の言語化をゴール設定としました。今回はインプットの機会が不足している担当職員の方々にも参加していただき、職員として学生たちをどう支援し、時に牽引していくべきか学びの機会となるようデザインしました。
具体的には、体験型プロジェクトとレビューのラーニングサイクルを繰り返すことでインプットした知識と体験を融合させ、学びを抽象化。普段の活動にも応用可能な学びを着地点とすることに留意しました。最後は個々の価値観についての内省を促すプロジェクトを実施し、アウトプットとして「パーソナルシールド」というツールを使用しました。それぞれが大切にしている5つの価値観に加え、学生募金活動に参画する意味を「自分の北極星」として言語化してもらいました。
今年度、同じ役職者の学生たちに対してあと2回研修実施を予定しています。それぞれのフェーズで「北極星」に立ち返りつつその時のリーダーシップの課題を振り返るプログラムをデザインしていく予定です。
■当日の様子と参加後のコメント
とにかく最初から元気一杯、挨拶の声も大きく会場が前向きなエネルギーに満ちていました。プロジェクトには皆声を掛け合いながら真剣に参加し、レクチャーではファシリテーターの話に大きく頷いたりメモを取ったりと、とにかく積極的に参加していました。
▼参加後のコメント
「まずは自エリアできちんとコミュニケーションを図り、街頭に立つ意味、活動を行う意味や、それぞれの活動のゴールをきちんと共有をし、合致させたいと思いました。その後、エリアの局員ときちんとすり合わせ、みんなが同じゴールを目指して、活動を行っていけるように足並みをそろえていきたいと思います。」
「とりあえず挑戦してみるという学び、そこからトライアンドエラーを重ねて精度を高めていくということが印象に残りました。たくさん失敗を重ね、ゴールに近づいていきたいと考えました!」
このようなコメントが多数届きました。また、職員の方からは、「自分が学生募金事務局で働く意義を、きちんと言語化したのは今日が初めてです。自分の中で、それを言葉にすることの大切さを感じました。」などの感想が出ました。
今回の研修に参加した学生たちが全国各地でリーダーシップを発揮することで、あしなが学生募金活動が盛り上がるとともに、人生においてもリーダーシップを発揮していってもらうことを社員一同願っています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/351040/LL_img_351040_2.jpg
リーダーシップ研修の様子
■団体概要
あしなが学生募金事務局
HP: https://www.ashinaga-gakuseibokin.org/
■リーダーシップ・エコシステム(R)とは
今回のプロボノは、当社の社会課題への取り組みであるリーダーシップ・エコシステムの一環であり、「SDGs4:質の高い教育をみんなに」と「SDGs10:人や国の不平等をなくそう」の実現を目指すものです。
当社が2020年度より開始したリーダーシップ・エコシステムは、労働力人口の減少が喫緊の課題である日本において、クライアント企業が「自社」の「従業員」に「イマ」行っているリーダーシップ開発投資を、「日本社会」の「若者」の「ミライ」を拓くためのリーダーシップ開発へと還流させ、彼らが将来的に日本のマーケットを活性化していくことを目指しています。具体的な取り組みとして、プロボノ活動と当社研修事業の売上総利益の1%を寄付しています。
(寄付先:一般財団法人あしなが育英会様・認定NPO法人カタリバ様・認定NPO法人多文化共生センター東京様)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/351040/LL_img_351040_3.png
概要図
■インパクトジャパン株式会社について
1980年イギリス発祥。Google、SONY、J&Jなど約400社のグローバル企業に加え、多種多様な国内企業に対して、リーダーシップ開発やチーム開発の研修事業・組織のチェンジマネジメントのコンサルティング事業を提供。知識的理解に留まらない、「感覚的理解」を促進する独自の体験学習メソッドが特長。「働く価値のある組織の構築を支援する」ことをミッションとして掲げている。2020年度から、クライアント先への企業研修提供が、未来の若者のリーダーシップ開発へ自動的に還流される取り組み『リーダーシップ・エコシステム』を始動している。
詳細は会社ウェブページより
https://www.impactinternational.com/jp/action-sdgs/leadership-eco-system
プレスリリース提供元:@Press