プレスリリース
株式会社マクニカ(以下 マクニカ)、MMスマートソリューション・コンソーシアム実行委員会(以下MMコンソーシアム)、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、みなとみらい21地区にて初の「5G×自動運転MaaS」共同実証実験(以下本実証実験)を実施します。
1. 背景
MMコンソーシアムは、みなとみらい21地区を最先端の技術のトライアルが日々行われる未来都市としていくため、産学公民のイノベーション創出の連携基盤「横浜未来機構」と連動して実証実験の支援などの活動を行っています。本実証実験は、みなとみらい21地区での5G通信を活用した自動運転実装を見据えた実証実験として、MMコンソーシアムが実施する「MMスマートソリューションプログラム」(※1) の採択事業として実施します。
2. 本実証実験の概要
(1) 日程
2023年1月27日(金)、1月28日(土)
※同期間に開催される「YOXO FESTIVAL 2023 〜横浜でみらい体験〜」の一環として実施します。
(2) 内容
1. 自動運転EVバス「EVO」(※2) のデモンストレーション走行
日本丸メモリアルパーク敷地内にて自動運転EVバスを走行させます。また、エンターテインメントバスとしての可能性も探るため、車内ではスマートグラス「Nreal Air」(エンリアルエアー)(※3) を用いた未来の観光体験 (※4) をお楽しみいただきます。
2.「マクニカ・モビリティ・データ・プラットフォーム」(※5)を用いた自動運転EVバスの遠隔監視
クイーンズスクエア横浜 クイーンズサークルに、自動運転EVバスの遠隔監視ディスプレイを設置し、来訪者に自動運転EVバスの運行状況を案内します。遠隔監視システムは自動運転EVバスの無人運行を目指すために必要なプラットフォームとなっており、今回は来場者向けのデモンストレーションを実施します。
(3) 走行ルート
日本丸メモリアルパーク敷地内
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/343206/img_343206_1.png
(4) 運行ダイヤ
10:00〜16:30 1~2本/1時間
3. 各社の役割
マクニカ:自動運転EVバス「EVO」の提供、自動運転EVバスの自動運転プログラムの設計・運用、オペレーター、チューニング、遠隔監視システムと車両の連携、システム構築を実施
MMコンソーシアム:実証ソリューション公募、関係者調整、安全面・必要コストの検証
NTT Com:「ネットワークカスタマイゼーション」(※6) にて可搬型基地局を用いたNTTドコモ 5Gエリアの構築、「Nreal Air」を用いた未来の観光体験をお楽しみいただくアプリやシステムの提供
4. 参加方法
・参加費無料でどなたでもご参加いただけます。
・クイーンズスクエア横浜 クイーンズサークル内にて受付を実施します。当日予約先着制です。
※ ドライバーと試乗者の検温、乗車前の車内アルコール消毒など、十分な新型コロナウイルス感染症対策を実施した上で、デモンストレーション走行を実施します。
※ ご来場の際はマスク着用にご協力ください。
5.今後の展開
マクニカは、みなとみらい21地区での自動運転バス実装を見据え、公道での実証実験も視野に取り組みを進めていきます。MMコンソーシアムは、街のポテンシャルを活かした多種多様な産業のイノベーションの支援及びビジネスエコシステム形成に尽力し、先進的な街づくりを展開していきます。NTT Comは、5GやXRをはじめとした先進技術を活用し、みなとみらい21地区の街づくりをサポートしていきます。
(※1):本プログラムは、みなとみらい21地区のまちの魅力向上に向け、賑わい形成やビジネス機会の創出、安心・安全なまちづくりなど、創意工夫による自主的な活動を行う団体または法人に対する助成制度「公益信託みなとみらい21まちづくりトラスト」を活用して実施しています。
(※2):自動運転システムを搭載した自動運転シャトルバスです。EV(電気自動車)仕様となり、1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能です。
全長:4,780mm、全高:2,670mm、全幅:2,100mm、重量:2,600kg
乗客人数:最大5人(新型コロナウィルス対策のため制限)
動力源:EV電動モーター
最高速度:25km/h(運行時は平均速度10km/h未満程度)
その他:緊急時は同乗のドライバーが手動介入
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/343206/img_343206_2.png
(※3):小型・軽量を極限まで追求したARグラスです。約79gの軽量かつコンパクトなデザインを実現したことで、手軽に持ち運びができ、長時間の使用でも快適にご利用いただけます。また、日常に溶け込む違和感のないデザインに仕上げたことで、プライベートだけでなくビジネスシーンなど、幅広くご使用いただけます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/343206/img_343206_3.jpg
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/343206/img_343206_4.jpg
(※4):スマートグラス「Nreal Air」とNTTコノキューのシステムを用いて、スマートグラス越しに風景と周囲の観光情報を同時に見ることができるガイドブック要らずの新しい観光・街歩き体験を提供します。 おすすめの観光スポットやお店などを事前に登録しておき、観光にいらした方々に使っていただくことで、エリアの魅力や、訪れてもらいたいスポットを、より直感的に伝えることができます。また、ナビゲーション機能を使えば、ガイドに従いながら選択したスポットまでの街歩きをお楽しみいただけます。
(※5):車両に取り付けられたセンサーなどから収集された車速、回転数、ステアリング舵角のデータなどを高品質な伝送方式を用いてクラウドへ保存し、そこへ監視者がアクセスすることで、監視者1人で複数台の車両を遠隔から監視し、リアルタイムでモビリティの状況確認ができます。その他、蓄積されたデータから過去の状況確認、データ分析、AI活用にも応用できます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/343206/img_343206_5.png
(※6):NTTドコモ5Gやローカル5Gをはじめとした通信ネットワークをお客さまのご要望に合わせて、エリア調査から設計・構築・導入支援までをサポートするネットワークの総合的なコンサルティングサービスで、複数のネットワークソリューションで構成されています。
*ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
【株式会社マクニカについて】
マクニカは、1972年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界23ヶ国85拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。
詳細はWebサイト( https://www.macnica.co.jp )をご覧ください。
【MMスマートソリューション・コンソーシアム実行員会について】
MMコンソーシアムは、みなとみらい21地区のポテンシャルを活用し、産業分野のイノベーションとビジネスを生み続けるエコシステム形成を目標に、本地区内企業のメンバーによって設立されました。イノベーションピッチの開催や、実証ソリューション案件の公募および実証実施の際の一部資金・関係者調整などの支援を行っています。
詳細はWebサイト( https://mm21-map.jp/ )をご覧ください。
【NTTコミュニケーションズ株式会社について】
NTTコミュニケーションズ株式会社は1999年に設立され、通信事業者ならではの高品質なインフラと技術を活かし、ネットワーク、クラウド、コロケーション、アプリケーション、セキュリティなどの多岐にわたるICTサービスを展開しています。
2022年よりドコモグループにおける法人事業の中核を担う企業として、社会・産業のグローバルレベルでの構造変革や、新たなワークスタイルの創出、地域社会のDX支援などの価値を提供していきます。
詳細はWebサイト( https://www.ntt.com/ )をご覧ください。
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