プレスリリース
防犯リフォーム事業を手掛ける株式会社ウエラ名古屋が、空き巣侵入盗の一部始終を記録した、防犯カメラの映像を公開しました。その記録映像を見ると、空き巣犯の侵入までのしたたかな行動と大胆な手口を確認できます。新型コロナウイルスの発生で、「ステイホーム」が定着。在宅が増えるのに伴い、減少傾向にあった空き巣侵入盗ですが、ウィズコロナ時代の起爆剤、全国旅行支援などの影響で、家を空けることが多くなってきた最近では、空き巣被害が再び増加傾向にあります。特に外出が増えるこの年末年始、「空き巣被害」にいつも以上にご注意ください。
この映像が記録されたのは、11月30日水曜日19:00ごろ、犯行現場は愛知県名古屋市某所。
犯人グループはまず、インターホンを使って、住人の不在を確認。その後、住人を装って駐車スペースに停車、バールを使って玄関ドアをこじ開け侵入を試みます。玄関をこじ開けるのに2分。その後、家に侵入した犯人は2分20秒ほど家の中を物色します。その後、ブランドバッグを盗むと、ドライバーの待つプリウスに乗って逃走。最初のインターホンから7分間の出来事でした。
この映像を見て、最近の空き巣犯の傾向と対策を理解できると、ウエラ名古屋代表で防犯設備士の森下 生真(モリシタ イクマ)は言います。
まず、インターホンで家人の不在を確かめています。映像からは2回インターホンを押していることが確認されます。実際に空き巣犯への調査で50%の侵入犯が、インターホンを使って留守を確認してから侵入すると回答しています。この行動パターンに対抗するために、スマートフォン連動のインターホンを使用することを森下は勧めます。
また、映像は、犯人がバールを使用して玄関をこじ開ける様子をはっきりととらえています。以前は、掃き出し窓などのガラスを割ってのガラス破りが侵入の70%の手口でしたが、侵入手口、侵入経路に変化が見られると森下は言います。また、玄関からの侵入は以前ならピッキングと言って、高度な技術を駆使して侵入を試みる犯行がメインでしたが、現在はバールを使用した力業になっているのも、最近の傾向です。背景には、以前は単独犯での犯行だったので、できるだけ目立たないように犯行に及んでいたのが、最近では、運転手、見張り、実行犯と役割をもって犯行に及ぶため、より大胆になっているのではないかと分析します。
映像を見ると、途中で玄関のこじ開けが困難と感じると小さなバールから大きなバールに持ち替えていることが分かります。犯人が焦っている様子がうかがえます。実際、犯人は侵入に時間をかけることを極端に嫌がります。なので、現在、玄関ドアは2ロックがノーマルですが、3ロック以上、4ロックも検討してほしいと森下は提案します。できるなら、3ロック目以上はできるだけ高い位置に設置して、バールのこじ開けの際に力を入れにくいよう工夫することをお勧めします。
その他にも、この映像から分析できることがあると森下は言います。
新型コロナウイルスの拡大に伴い、減少した空き巣被害。しかし、「職業泥棒」と呼ばれる空き巣を稼業にしてきた「ならず者」たちにとっては、長い休暇で体がうずうずしているのも事実です。有効な防犯対策と空き巣被害への注意喚起として、この映像をぜひご活用ください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/340922/LL_img_340922_1.jpg
ウエラ名古屋
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/340922/LL_img_340922_2.jpg
防犯設備士 森下 生真
<株式会社ウエラ名古屋>
代表 : 森下 生真
事業内容: 住宅防犯リフォーム
設立 : 1972年4月
URL : https://wella-security.com/index.html
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