プレスリリース
セイコーインスツル株式会社(社長:内藤高弘、本社:千葉県千葉市、以下:SII)は、920MHz帯無線を使って、手軽に電力や温度・湿度・CO2・照度などの見える化や、Modbus機器の制御を行うことができる無線センサネットワーク「ミスター省エネ」から、電池駆動では業界最長※の10年稼働が可能なCO2ノード(SW-4230-1100)を12月中旬より発売いたします。
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SIIでは、2013年よりオフィスビルや店舗をはじめ、全国300か所以上のシネコン向けなどにAC電源タイプのCO2ノード(SW-4230-1000)を販売し、室内のCO2濃度のモニタリングや、空調制御用のCO2センサとしてご利用いただいております。
これまでは、測定場所の近くに電力供給するためのコンセントが必要など、設置位置に制約がありましたが、今回、発売するCO2ノード(SW-4230-1100)は、本体にリチウム一次電池を内蔵しているため、コンセント位置を気にすることなく測定したい場所に手軽に設置することが出来ます。しかも電池駆動でありながら、業界最長※となる10年の長期稼働を実現しており、完全ワイヤレス、メンテナンスフリーでCO2のモニタリングが可能となります。
新型コロナウイルス感染症の世界的流行以降、オフィスや店舗における感染症対策として、室内のCO2濃度を継続的にモニタリングし、そのデータを元に適切に換気することが有効とされています。SIIでは、本製品の提供を通じて、安心・安全で快適なオフィスや店舗の環境づくりに貢献してまいります。
※業界最長‥‥1分周期で無線送信を行った場合。(2022年12月15日現在、当社調べ)
<主な特長>
1.内蔵一次電池で10年稼働、メンテナンスフリーを実現
CO2ノード(SW-4230-1100)は、低消費電力設計により、内蔵のリチウム一次電池による長期稼働を実現。1分周期で送信運用した場合でも10年間稼動します。電池交換や充電の手間がなく、長期間にわたりメンテナンスフリーで使い続けることができます。
2.従来比20%の小型化で、より扱いやすく
従来機では外付けであったアンテナを内蔵したり、回路基板の設計を見直し、従来比20%の小型化を実現。アンテナがないためどこにでも設置しやすく、通信機器であることを感じさせないデザインとなっています。
3. 安心の通信品質と容易な拡張性
電波伝搬特性に優れる920MHz帯域を使用しているため、障害物の多い建物内でも通信が安定しています。また指向性が弱く高層ビルの複数階を跨いだネットワークの構築が可能なため、設置の手間・費用が大幅に削減できます。別売のルータ(中継機)を利用することで、マルチホップ接続による広範囲な通信や複数ルートでの安定した通信が可能です。
<主な仕様>
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339086/table_339086_1.jpg
<価格> オープン価格
<出荷開始時期> 12月中旬
以上
プレスリリース提供元:@Press