- トップ
- リリース
- 中小企業の約9割が何らかのリスクを認識 一方で、実際に被害に遭った企業の約半数がリスクへの「備えが不足していた」と回答 〜「中小企業におけるリスク意識・対策実態調査2022」を発表〜
プレスリリース
中小企業の約9割が何らかのリスクを認識 一方で、実際に被害に遭った企業の約半数がリスクへの「備えが不足していた」と回答 〜「中小企業におけるリスク意識・対策実態調査2022」を発表〜
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:白川 儀一)は、2021年度に引き続き、中小企業の経営者と従業員1,031名を対象に、企業を取り巻くリスクに対する意識・対策実態調査を行いました。
異常気象による自然災害、サイバー攻撃や長引く感染症の影響など、企業は様々なリスクにさらされています。
本調査は、多様化・複雑化するリスクに対する中小企業の意識、実際の被害内容や被害額、損害保険への加入状況などについて調査したもので、2021年度に続いての実施となります。
当協会では、災害に強い社会の実現に向けて、本調査結果を活用し、事業者向け保険の普及促進に関する各種取組みを実施してまいります。
<調査結果の主なポイント> ※各ポイントの解説は別紙をご覧ください。
https://www.atpress.ne.jp/releases/338445/att_338445_1.pdf
1. 約9割(86.6%)が自社を取り巻く何らかのリスクを認識し、そのうちの79.1%が「深刻に受け止めている」
2. リスクを認識している人のうち、半数以上(54.3%)が損害保険に加入
3. 実際に被害に遭った企業からは、「被害がこんなにも大きくなるとは…」(53.0%)「備えが不足していた」(49.1%)との声も
4. 「勤務中や移動中における損害賠償」「製造物に関する損害賠償」「自然災害」に対する損害保険への加入率は60%前後。一方で、その他のリスクに対する加入率は高くても20%程度
5. リスク対策をしていない理由は「費用に余裕がないため」「対策方法が分からないため」がいずれも30%以上
6. 「サイバーリスク」への関心度は2021年調査から3.9ポイント上昇、「サイバー保険」の認知度も5.3ポイント上昇
■中小企業におけるリスク意識・対策実態調査2022 調査結果報告書
https://www.sonpo.or.jp/sme_insurance/report2022/
■中小企業におけるリスク意識・対策実態調査2022の概要
・調査期間 :2022年9月8日(木)〜12日(月)
・調査方法 :インターネット調査
・調査対象 :中小企業の経営者および従業員
<条件>損害保険契約関係者(決定権あり/選定関与)
・サンプル数:1,031サンプル
■こちらもご参照ください。
中小企業に必要な保険 特設サイト: https://www.sonpo.or.jp/sme_insurance/
サイバー保険 特設サイト : https://www.sonpo.or.jp/cyber-hoken/
<ご参考>
中小企業が実際に直面した危機と保険による備えに関するテレビCMを制作し、BS日テレで全4回にわたり放送します。
いつどこで起きてもおかしくない災害や事故への対応や復活の物語をご紹介し、「備え」の大切さを伝えていきます。
<映像コンテンツの放送概要(予定)>
■第1回(2022年12月24日(土)20:54-21:00)
:令和元年8月の前線に伴う大雨による工場の浸水(製造業)
■第2回(2022年12月29日(木)22:54-23:00)
:令和元年台風第15号による太陽光パネルの被害(不動産業)
■第3回(2023年1月2日(月)22:54-23:00)
:ECサイトへのサイバー攻撃(仲卸業)
■第4回(2023年1月7日(土)20:54-21:00)
:令和2年7月豪雨に伴う販売所の浸水、
中小企業のリスク対策(卸売業、中小企業診断士)
プレスリリース提供元:@Press