プレスリリース
BSIグループジャパン(英国規格協会)、PAS 2060に基づいたカーボンニュートラルのBSI Opinion Statementをダイワボウレーヨンに発行
BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下「BSIジャパン」)は、ダイワボウレーヨン株式会社(所在地:大阪市中央区、取締役社長:福嶋 一成、以下「ダイワボウレーヨン」)に対し、PAS 2060:2014(※1)に基づいたカーボンニュートラルの達成(2021年8月1日から2022年7月31日)及びコミットメント(2022年8月1日から2023年7月31日)に対する検証を同社益田工場に対して実施し、検証業務を完了しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/333752/LL_img_333752_1.jpg
11月2日の授与式の様子
昨今、猛暑、大雨などの異常気象が現れる頻度が高まってきています。
そのため、国際社会でも1995年より国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)が開催され、実効的な温室効果ガス排出量削減の実現にむけた議論が継続されており、直近では2021年に英国で実施されたCOP26において、2030年頃には平均気温上昇を工業化以前の水準に比して1.5℃に抑える努力を追求することが明記されました。
これを受け、各国は今まで以上に二酸化炭素排出量に向けた取組みを加速しています。
BSIグループでは、カーボンニュートラルを実証するための基準PAS 2060を策定し、その検証業務をグローバルで展開しています。今回、ダイワボウレーヨンによるPAS 2060の検証は、日本で2例目となります。今後地球温暖化対策のためにも、それぞれの組織が温室効果ガスの削減を促進し、ネットゼロを求める企業活動は避けて通れないテーマです。そのため、各社が積極的なカーボンフットマネジメント、カーボンニュートラルの実証が求められております。
- 注記 -
※1:PAS 2060:2014はカーボンニュートラル実証の仕様
■ダイワボウレーヨン株式会社 取締役社長 福嶋 一成様のコメント
-検証の目的
脱炭素社会への貢献を目的として、当社製品の原料調達から顧客への引き渡しまでに伴うGHG排出量の把握、削減、GHG排出量に伴う排出権の購入を通じて、一部の対象製品のカーボンニュートラルを実現させます。
私共はカーボンニュートラル実証の仕様を世界に先駆けて発行したBSIによる第三者検証を選択しました。今回の検証でGHG排出量の可視化が出来、排出量の管理および削減をより一層進めるための足掛かりとなりました。また、第三者検証に基づく正確なカーボンニュートラルの声明によりステークホルダーへの信頼性を高められると感じています。
■ダイワボウレーヨン株式会社について
ダイワボウレーヨン株式会社は再生セルロース繊維であるレーヨン繊維の製造販売、レーヨン糸、不織布、二次製品、機能性材料等の製造販売を行っています。我々は、「人にやさしく、地球にやさしい」企業活動により、健康で文化的な生活に不可欠な、地球環境の保全に努めます。
URL: https://daiwaborayon.co.jp/
■BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、また、ISOの設立メンバーとして活動する規格策定のプロフェッショナルです。現在、193カ国で84,000組織以上のお客様の活動に貢献しています。BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム、情報セキュリティサービス、医療機器の認証サービス、製品試験・製品認証サービスおよびトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。
URL: https://www.bsigroup.com/ja-JP/
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