プレスリリース
「HHP共創ファンド1号投資事業有限責任組合」がスタートアップへの出資を実行〜 AIを用いた映像解析・人間の行動認識システムを開発・提供する「株式会社アジラ」に出資 〜
阪急阪神不動産株式会社(本社:大阪市北区、社長:諸冨 隆一(※1))が2019年8月に設立しましたコーポレートベンチャーキャピタルファンド「HHP共創ファンド1号投資事業有限責任組合(以下「本ファンド」)」は、この度、AIを用いた映像解析・人間の行動認識システムを開発・提供する「株式会社アジラ」(本社:東京都町田市、代表取締役:木村 大介)への出資を行い、併せて、当社と株式会社アジラの間で事業提携契約を締結しましたので、お知らせいたします。
株式会社アジラは、映像解析に関する独自の行動認識AI技術を活用し、企業向けの行動認識AIソリューションの開発を行っています。また本年1月には「施設向けAI警備システム『アジラ』※」をリリースし、大型商業施設やオフィスビルなどへ展開しています。
また当社は、現在、大型ショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ」(所在:兵庫県西宮市)において、数十台のカメラに『アジラ』を導入のうえ、実際の運用を想定した実証実験を進めています。
※ 既設の防犯カメラシステムをAI化できる施設向けAI警備システムで、カメラ映像の中から異常行動(転倒、卒倒、ケンカ、破壊行動)や不審行動(千鳥足、ふらつき)など、通常の行動から逸脱した「違和感行動」をリアルタイムに検知・通知することが可能です。
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今後、株式会社アジラでは、優れた独自技術を応用し、人数カウント機能や動線分析機能等の、警備機能に留まらない新規機能を順次実装していくことを目指しており、当社の幅広い事業領域において連携・共創が期待できます。
これまで、当社及び当社のグループ会社では、今後の急激な技術革新や社会的価値観の変化を見据えた既存事業の競争力強化や新規事業開発に向けて、「Open Network Lab Resi-tech」や「Startupbootcamp Scale Osaka」をはじめとしたアクセラレーションプログラムへの参画や本ファンドによる出資検討等を通じて、スタートアップとの共創を推進してまいりました。今後も本ファンドからの出資等を通じたスタートアップとの共創を推進し、スタートアップが有する先端技術や革新的な事業手法と、当社が有する経営資源を融合させることにより、お客さまへの新たな価値の提供に取り組んでまいります。
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■株式会社アジラ概要
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
設立:2015年6月
代表者:代表取締役 木村 大介
事業内容:
施設向けAI警備システム「アジラ」開発と販売、及び行動認識AIソリューションの提供
■本ファンドの概要
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■当社による主なスタートアップ取組み実績
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(※1)諸、隆は旧字
阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/1b736a59a088889d59c5319b30f33030f9070bc9.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
プレスリリース提供元:@Press